藤沢店の田中です。
今朝、いつものように自宅を出て車を運転しているとカリフォルニアのクリームのマネージャーのジオからの着信がありました。
来週早々には会うことになっているので、気軽な気持ちで電話をとると、あの悪魔のささやきが・・・
「誰あなた?」と、変なアクセントの日本語が聞こえてきました。
私は、あっそうだった、あいつはジオといるんだったと、思い出した後は、いつものようにロビンの一方的な話が始まりました。
彼は現在、ロスアンゼルスから2時間くらい北にある有名なサーフスポットのベンチュラからさらに内陸に1時間ほど入ったオーハイという街に滞在しています。
そこにはジオのスタジオ(倉庫兼作業スペース)があり、その事務所内に寝泊まりをしています。
そこは1950年代のカリフォルニアのリゾート地のような地域で、街内にはコンビニエンスストアやドラッグストアの出店が禁止されていて、古き良き時代の雰囲気が漂っています。
また日本人も多数いる有名なテニスクラブやゴルフコースがあり、ロビンは毎日そのテニスクラブのプールで、水泳選手のように泳いでいるのだそうです。(滞在しているスタジオにはシャワーがないので、そこを風呂代わりに使っているというのが真相だと、経験上私は確信しています)
古いものを愛するロビンはその街が大変気に入ったようで、同じくその街に住み着いているダンマロイと毎日会って過ごしたり、週末の音楽イベントなどに通い、いつかは住みたいとまで言っていました。(気に入ったらいつもそこに住みたいと言うほど単純な頭の構造ですが、それを実現するところが凄いです)
その街で彼はたくさんのボードをシェープして、ベンチュラにある有名なラミネート工場で仕上げをしてもらっているそうで、その第一弾として2本を送って来るようです。
来週には会うというのに、とにかく話が一方的で長いのはいつもの通りで、私の予定をしきりに聞いてきました。
私は「今回も忙しいから、お前には3日しか取れない」と言っているにもかかわらず、何日も予定を詰め込み、挙句の果てにオレンジカウンティにはいかなくていいんじゃないかということまで言い出しました。(このオレンジカウンティの”ルーザーズ”カルチャーにつきましては、近々発売の雑誌「Blue.」で4ページほど書いていますので、ぜひご覧ください)
私が「9日の夜はロサンゼルス市内でアレックスの大きなライブイベントがあるから」と言うと、「どいつもこいつもみんなガキのころと変わらない生活をしている、本当に成長しない人間たちだ。そこら中にアレックスやクリスがいるって感じだ。俺はそんなところには行かずに、こっちで地元のライブハウスに行ってるよ」と彼は言いました。
しかし後ほど、「その日は警察の講習が一日中あるからどこにも行けないんだ」と、口を滑らせました。
というわけで、来週に迫ったカリフォルニアはロビンがいるのでいつも以上にあわただしい展開となりそうです。(ジャレッドがいなくてよかったです)
ラミネート工場の問題も再燃し、お客様とお約束を果たせていないボードの件もありますし、それでも1年ぶりのカリフォルニアに少しワクワク気分が高まってきました。
ロビンのシェープボードの最新情報は現地からお届けする予定ですので、どうぞ楽しみにお待ちください。
とりあえず、電話があったのでご報告させていただきました。
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。
楽しい連休をお過ごしください。
シーコング藤沢店
田中