藤沢店の田中です。
「ブログを書きます」と宣言した直後、クリスの訃報が届き、そのショックと再度の渡米準備のためバタバタとしてしまい、ついつい書くことがおろそかになって申し訳ございません。
前回の渡米で「これからは若いスタッフにチャンスを与えるためにも、もう俺が来ることは当分ないから」と言って、予定を延長しながら何度もみんなに顔を合わせたつもりだったのですが・・・
結局、また今月の22日からクリスのお葬式のセレモニーに出席するために渡米することを決めました。
航空運賃とアメリカの異常なまでの物価高の中、渡米することもあり、せっかくの機会なので次回もまたできる限りみんなに会って帰ってきたいと思います。その報告はまた9月以降になると思います。
話は変わりまして、先日から書こうと思っていたどうでもいい話です。
昨年の5月、藤沢店のスタッフの中村と大阪店の森井と一緒に渡米したときのこと、中村が「今回のトリップで4回アレックスに会たんですけど、いつも同じTシャツを着てたんですよ。しかも3回目は裏返しに着てたんですよ」と、私が気が付かなかっとことを口にしました。
「たぶん僕達に会ってない日も同じTシャツを着てると思うんですけど・・・」
そして今年の6月、私もそのことに気が付いたのです。
アレックスとは夕食に行き、自宅を何度も訪れ、工場でボードを選び、そしてアメリカの建国記念日を友人宅で過ごし、その足で空港に向かいコスタリカに5日間行ってきました。
振り返って当日の写真を見てみると、初回の夕食以降はすべて同じTシャツを着ていることがわかります。
私はそのことにコスタリカで宿泊していたコテージのリビングのソファで転寝をしていたアレックスを見て気づいたのです。
「あれ、さっきまでそのTシャツ着てサーフィンしてなかったっけ？」とふと気が付いたのです。
そして「そういえばさっきプールに飛び込んだ時も・・・・」
そうして前日の夜に携帯で撮った写真を見ると、そこにはそのTシャツを裏返しで着ている彼の写真が・・・
うたたねから目覚めたアレックスにそのことを尋ねました。
「そうなんだよ。それにプールに入った時に洗うようにしてるし、すぐ乾くから大丈夫」と言ったのです。
※ご覧のとおり、パンツは履き替えているんですが・・・
大体彼らが習慣的に髪の毛を2か月に一度しか洗わないのは知っていました。シャワーの時もできる限り石鹸をつけないのは知っていました。裸足で歩き回った汚い足に何度も履いた少々臭うソックスをかぶせたかと思うと、革靴を履き、そのままベッドに寝転ぶ姿も何度も見ました。
サーファーとして世界を牽引し、もちろんファッションリーダーとしての訳も担っているのですが、それでいいのか！？と、気候と人種が違えばこうも違うんだなと、感じた話でした。
そんなお茶目なアレックスノスト渾身のハンドシェープボードは⇒こちらから
本日は、この辺で・・・続く
シーコング藤沢店
田中
