おはようございます。
昨夜、カリフォル藤沢店の田中です。
カリフォルニアから戻ってきました。
後半の2日間はパーティの連続でいささか疲れていますが、今週末に開催される「ダクトテープ」のため選手、友人の来日があり、あと1週間はアメリカにいるときと変わらない生活が続きそうです。
今回の渡米ではまず、ロスアンゼルス空港に到着後、すぐにメキシコのスコーピオンベイに向かいました。
今回は波にはあまり恵まれませんでしたが、それでも貴重なロングライディングやめ体験のポイントでのサーフィン、その他にも釣りをしたり、カニを取りに行ったり、そしてマットやブリタニーを含めた現地の友人たちと楽しい時間を過ごすことができました。
もちろん貴重な彼らのボードを堪能し、数本のオーダーもしてきました。
彼らの住む場所は世界から隔絶された僻地にあり、また彼らの世界観やアート性は簡単にこの場で語ることができないほど、唯一無二の魅力的なものです。
アメリカ人でさえも彼らの生活は夢であり、憧れです。
今回は急遽4人のお客様をお連れしましたが、そうすることによって少しでも彼らの素晴らしさが広く伝わっていけばと思っています。
また日本の雑誌での掲載について彼らの希望と約束も取り付けてきました。
年末までには、高齢の「カレンダリオ2020」も届きます。
今後も、彼らの情報発信にぜひご注目ください。
その後、私たちはメキシコからサザンカリフォルニアのサンワンカピストラーノに移り、私は個人的に長く付き合いのあるジョージトリムの結婚式に参加させていただきました。
今まで何度か結婚式の招待を受けたことはあるのですが、実際に参加させていただくのは初めてだったので、出発前に藤沢店のお客様に出席用の洋服を選んでもらいました。
結婚式の内容は基本的に日本と似ていて、まず教会スタイルの式、それから場所を移して披露宴。それにはちゃんと席次表もあり、着席後、順にスピーチをするという感じでした。
全体的にそれほど厳かではなくフレンドリーでにぎやかなな感じであったこと、最後はダンスパーティとなり徐々に皆んなが知らないうちに帰っていくというところは少々日本とは違う感じでした。
そしてもっとも違ったのは、スピーチをする順番と誰がスピーチをするかということが決まっていないようで、いきなり5番目に指名された私はまさに「聞いてないよー」と叫びながらジョージを睨みつけることしかできませんでした。
幸いだったのは会場がある程度騒がしかったことと、300人ほどの参列者のうち20人くらいを知っていたことで、彼らの盛大なコールによって私のスピーチがかき消されたことでしょうか。
その会場にはアレックス、ジョエル、ジャレッド、そしてもちろん幼馴染でもあるロビンなど現在外国に住んだり、今週末のダクトテープへの出場のため出席できない人たちもいましたが、それでも日本のサーフィンファンの方からすると豪勢な集まりでした。
中でも久しぶりに会う友人と昔話に花が咲き、あのコーディシンプキンスの妹のテイラーにはお兄さんの近況などを伺うことができました。
また今まで直接知り合いではありませんでしたがレディスサーファーの筆頭格でもあるローラミニョーやマケラスミ、そしてそのボーイフレンドでもあるアンディニブラスと親しく話すことができました。
今回の結婚式の出席者のうち10名以上が今週末の「ダクトテープ」へ参加もしくは応援のため来日します。
マケラスミなどは「日本に行ったらどこに行くの?」と聞いたら、突然「シーコングに行ってみたいの」と言われ驚きと嬉しさのあまり彼氏を前に抱きしめたくらいです。
今週末は波のコンディションは厳しそうですが、「サーフィン=波乗りではなく、サーフィン=カルチャー」ということが彼らを見ているとわかります。
生活の楽しみ方が「サーファー」なスタイルであって、そこにあるのは楽しさと格好良さです。
そういった意味でも「ダクトテープ」はお祭りです。
すでにアレックスノストは来日しています。
今日はこの後、ジャレッド他1名を羽田まで迎えに行ってきます。
波がなければ揃ってシーコング藤沢店周辺におりますので、いつでもご一緒しましょう!
そしてカリフォルニア滞在最後の夜は「ダノー30周年記念パーティ」でした。
ダノーといえばカリフォルニアきってのローカルビーチブレイク、通称“ブラッキーズ”を根城に圧倒的に支持されているシェーパーですが、今回はアレックス、ロビン、ジャレッドという3大スターが出席できないため、少し不安を持がっていましたが、会場に近づくとすでに始まっているバンドの演奏鳴り響き、そして会場の外にはまさにビンテージカーの展覧会と言えるほどにローカルサーファーたちの自慢の足が無造作に駐められていました。
中に入れば地元のそうそうたるメンバー達が勢揃いし、ダノーがいかに地元で愛されているかを改めて知ることができました。
ライブが行われているスペースとの別室ではアレックスノストのファーストチームライダーボードやジャレッドメルが長年使用していたボード、初期にシェープされたボードが並べられていました。
そしてその中には30周年記念として日本からオーダーされていたボードもいくつか展示されていました。
「あの雰囲気に接するとやはりダノーは欲しくなるな」と思うほどの楽しいパーティでした。
その他にも、ファクトリーを新しくしたゴールデンステートやハーバーにも行ってきましたが、改めてダノーのパーティの話を含め、後日落ち着いたらすべて詳細をご報告させていただきます。
それでは今週末は鵠沼海岸でお会いしましょう!
シーコング藤沢店
田中