藤沢店の田中です。
GWを前にボードを探している方も多いと思います。
NALU、オンザボードというロングボード専門誌が廃刊(休刊)となり、どんなボードを買えばいいのか、自分にはどんなボードが向いているのかがわからない方も多くいらっしゃいます。
ネットでググっても広告が溢れ、誘導される先はスポンジボードか性能や品質を問わない安かろう悪かろうボードがほとんどです。
一口のロングボードと言っても、シーコングが得意とするカリフォルニアスタイルのシングルフィンの他にも、軽量のハイパフォーマンスボード、スポンジボードの種類があります。
最新の素材を使った軽量のハイパフォーマンスボードはとにかくショートボードのようにボードを動かしたい方に向けて作られていて、スポンジボードは性能そのものよりもその素材の特徴をいかしたあくまでも”安全な遊び道具”と、それぞれのコンセプトには大差がありません。
しかいシングルフィンロングボードにはたくさんの種類があり、ボードを探している方を惑わせてしまいます。
シングルフィンロングボードだけがなぜそのようにたくさんの種類があるかと言えば、それはシングルフィンロングボードのベースが”昔”にあるからです。
”ハイブリッド”という言葉があります。2つ以上の機能を持ったものを意味し、代表的なのはガソリンと電気で動く車です。
言わば現在の先端社会の象徴的なもので、とにかく性能が優れているのです。
それに対し”昔”特に1960年代にベースを置くシングルフィンロングボードのカルチャーは、「サーフィンくらいはのんびりやろうぜ。新しければ楽しいってもんじゃないだろ。」という考え方なのです。
だから多岐の性能に優れるハイブリッドに対し、単一的な性能しか持ち合わせていないのです。
トラックはトラック、スポーツカーはスポーツカーで、今はやりのSUVとは違うのです。
「立っているだけで沖から岸まで波を乗り継ぐこと」ができるのはロングボードだけの特権です。(ショートボードやファンボードは立っているだけでは沈んでしまいます)
それをのんびりと味わうか、高速で味わうか、またまっすぐ進むか、カーブを連続させるか、自分の好みでボードを選べばいい訳です。
”サーフィンは自由”の象徴です。
周りの人と同じ乗り方をする必要はなく、好きなスタイルの好きなボードを選べば、楽しいサーフィンライフが送れるのです。
その精神を最も理解し、貫いているのがロビンキーガルです。
2008年、静波で行われた第1回「フィッシュフライ」において、有名な女神像に段ボール紙で作った「SURF IS FREE」の看板を掲げたのは今となっては伝説です。
彼は誰よりも早くから、ロングボードは1960年代にその本質があるあるということを見抜き、当時のボードの良さ、楽しさを追求してボードを作ってきました。
今となっては信じられませんが、2000年代の初頭までは誰もそんなことを考えてなく、性能を重視してロングボードを作っていたのです。
ピッグ然り、スピードシェープ然り、グライダー然り、現代のムーブメントはすべて彼、ロビンキーガルが導いてきたのです。
そのロビンキーガルがシングルフィンロングボードの最も重要なコンセプト「誰もが簡単に沖から岸まで波を乗り継げる」ということを目指して作られたのがクリームなのです。
彼のコンセプトどおり、クリームの『ファットキャット』は、誰でも簡単に楽しめるロングボードです。
テイクオフが速く、スピードが出やすいのでノーズライディングもターン性能も優れています。
しかもその一つ一つの性能は、他のどんなボードよりも高い次元で発揮されるのです。
しかし、『ファットキャット』の最大の魅力はその性能よりも、作られたコンセプトとそれを作ったのがロビンキーガルであるということです。
つまりクリームの『ファットキャット』を選ぶということは、”最高の選択をしたサーファー”であることの証明なのです。
デッキに施された波型のパッチ”ウェイブパッチ”は、その象徴です!
今のボードに不満がある方、次のボードをご検討中の方!
『ファットキャット』が皆様をストレスから解放し、楽しいサーフィンライフに導いてくれるのは、そのボードに込められた理由があるからです。
⇒『ファットキャット』をご購入いただいた方の生のご感想をご覧ください
皆様のお問い合わせ、ご来店をお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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