藤沢店の田中です。
2011年12月1日、ロビンキーガルの28歳の誕生日を祝うためにアフリカ大陸ウェスタンサハラに向かった壮大なるアドベンチャートリップ＂ダイナミックエンデバーSARFER!”。
ロビンキーガルの人生においての大転換点となったこのトリップは、当時のパートナーであるクリスボーライクとの最も脂の乗り切っていた時期に敢行されたものであり、その後に引き継がれる数々の名作ボードを生み出しました。
中でもこのトリップを象徴するモデル＂ジャングルアシッド”は、『アシッド』、『アシッドドロップ』。『アシッドビンテージ』、『アシッドレボリューション』、そして『スピードアシッド』と時代背景の変遷と波のサイズに合わせた様々な改良とマイナーチェンジバージョンが開発されました。
当時ロビンキーガルが制作した映像です
その中でも最後期に開発された『スピードアシッド』は鋭いピンテールながら比較的フラットなボトムと幅広のアウトラインによってヒザモモサイズの掘れた波でも機能する（もちろんダブルサイズの波まで対応できますが）スペシャリティボードとして仕上げられました。
現在、藤沢店にはその『スピードアシッド』の中古ボードが2本ございます。
どちらもグラスオン仕様の大変マニアックな仕様ですが、グラスオンフィンは掘れた際どいセクションでは最大の安心感を与えてくれ、しかもＣフィンとピンテールの組み合わさったルックスはこの上なく上品です。
絞り込まれたアウトラインは超高速によってまるでショートボードのような軽快なフィーリングでボードをコントロールできます。
またそれぞれの長さはテイクオフ時には大変有効でありながら、ターン時の実際のフィーリングは1フィートほど短く感じるはずで、まさに体験したことのないボードとなるでしょう。
デザイン＆クリエイト by ロビンキーガル、ハンドシェープ by カイエリスフリント
話は変わりまして、あのデーンピーターソンのカスタムボードの受付を再開いたします。
持病の腰痛に加え帯状疱疹を患い、約半年間にわたってシェープから遠ざかっていたデーンピーターソンですが、今年に入りようやく生活が落ち着き、シェープを再開する運びとなりました。
デーンピーターソンは、ある意味アレックスノストやロビンキーガルよりも世界的な影響力は強く、その人間性とともに多くの著名なサーファーに信頼されています。
ラミネート工場にうんざりされるほど、異常なくらい完成度にこだわり、創り出されたボードはロビンキーガル、トロイエルモアとともに、現在のカリフォルニアロングボード界の最高峰に並べられています。
世界に波及したハイパフォーマンスピッグモデル『ペトピッグ』、新時代のノーズライダー『NEWノーズライダー』、女性ライダーカシアミーダーとローラミニョーの最新シグネチャーモデルなど多彩なラインナップをご用意しています。
気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に藤沢店の田中までお問い合わせください。
⇒アンヒンジドサーフボード by デーンピーターソンのオンラインカタログはこちら
皆様のお問い合わせ、ご来店をお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
