藤沢店の田中です。
たくさんの皆様にご来店いただいているにもかかわらず、依然入荷が遅れていますが、今日、カリフォルニアのゴールデンステートよりボードの発送の連絡が来ました。
出荷されるのはデーンピーターソンのアンヒンジドが8本、そしてアレックスノストのBMTが2本です。
アレックスとジャレッドメルは同じ高校のサーフィン部の2年違いの先輩後輩ですが、デーンとアレックスもまた師弟関係のように長い付き合いです。
といっても、ジャレッドが問題を起こし、それをアレックスにたしなめられるというお決まりの師弟関係とはもちろん違いますが・・・
アレックスノストは地元ニューポートビーチのブラッキーズでサーファーだった父親のもと早くから頭角を現し、ロバートオーガスト、ダノーのチームライダーを経てロビンキーガルとタッグを組み、世界に羽ばたいていきました。
その関係は微妙ながらも数年にわたって続きましたが、2011年マリブで行われた「ダクトテープ」において、アレックスはロビンが用意したボードを使用せず、デーンピーターソンのシェープのボードを使用し、その蜜月関係に終わりを告げました。
(※結局、優勝賞品であったロビンシェープのボードを手にしたのはアレックスだったのですが・・・表彰式の後、アレックスとロビンと私の三人でアレックスの車の中で騒いだのを覚えています)
それ以来アレックスは、重要なイベントやコンテストではデーンのボードに乗ることになり、自らのブランドではそのデーンに教わったボードや別のテイストのものをシェープするようになりました。
日本ではアレックスノスト、ロビンキーガルが大変人気がありますが、カリフォルニアではそれより人世代上のデーンピーターソンのほうが格上であることは言うまでもありません。
若い時は結構やんちゃでしたが、オーストラリアに渡った後は大変な人格者となり、サーフィンの技術だけではなく、写真家として一流のアーティストの仲間入りを果たしたこともあって、非常にプロ意識の高いサーファとなりました。
彼の創るサーフボードは彼の写真と同じで、まさに彼の芸術作品の一つです。芸術家が自分の作品に対して執着する姿は容易に想像できるでしょう。
そのため世界中に彼の信望者は多く、上述のアレックスノスト、デボンハワード、コリンウィットブレッド、ローラミニョー他、多数のプロサーファーに愛用されています。
現在、デーンピーターソンのボードは日本でも大変人気が高いために、この先40本以上はカスタムオーダーで埋まっているのですが、この状況では興味がある方にさえもデーンのボードを見ることさえもできないと考え、今回の8本のみ「在庫用のストック」として注文していました。
それがこの8本です。
◎9'6ft ペトピッグ(体重:65㎏) クリアー(ご予約)
◎9'6ft ペトピッグ(体重:75㎏) カラー未定(ご予約)
◎9'6ft ピグペン (体重:70㎏) クリアー(ご予約)
◎9'4ft ピグペン (体重:75㎏) カラー未定
◎9'3ft ダイヤモンドII(体重:65㎏) カラー未定
◎9'7ft ダイヤモンドII(体重:75㎏) カラー未定(ご予約)
◎9'4ft NEWノーズライダー(体重:75㎏) カラー未定(ご予約)
◎9'6ft NEWノーズライダー(体重:68㎏) クリアー(ご予約)
※今回のボードはカスタムではありませんので、「ご予約」がキャンセルとなる場合もございますので、ご興味のある方は、お気軽に「ご予約」、「キャンセル待ち」をお申し付けください。
⇒アンヒンジドサーフボード by デーンピーターソンのオンラインカタログはこちら
どのボードも「柔らかいしなやかさ」、「スピード」、「適度な浮力」、「コントロール性」が特徴で、すべてのご購入者の皆様が口をそろえて「マジックボード」と言うほどの評判の高さです。
なかなか手にすることができない貴重なボードでございますので、次週金曜日をぜひ楽しみにお待ちください。
またアレックスノストのBMTにつきましてはいつも通り内容はさっぱりわかりません。
オーダーいただいている方々には本当に申し訳ないのですが、私が聞いてることとアレックスの返事の内容がいつも違うので、箱を開けて初めて分かる次第です。
アレックスのボードにつきましても、実際にお乗りになっている方々の評判はすこぶるいいのですが、毎回毎回姿かたちが違うので、事前に期待を煽ることもできませんので、なにとぞご了承ください。
皆様のお問い合わせ、ご来店お待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////