こんにちは。
大阪店 中野です。
現在、来年のハーバーの店頭オーダーを考えているところですが、イージーピッグボード”エボルバー”に引き続き名作クラシックボードである”66バナナ”もオーダーしようと企んでおります。
かつてリッチ・チューがバナナモデルを駆り出し、1964年のチャンピオンシップ大会に出て優勝を収めます。
その時のデザインはこのブラックストライプにイエローバンドのデザインでありました。
※バナナモデルに乗るリッチ・チュー
現行モデルのバナナは、やや細身で、ボードを縦方向にもリッピングできるようにオールラウンドなサーフィンを得意としますが、
この66バナナモデルは、あくまで66年に発売されていたバナナの復刻版となります。
フラットなロッカーバランスで、クラシックボードらしい重みがあり、ベースボールレールと呼ばれる非常に厚みのあるレールはまさに1966年の雰囲気そのままに、当時の風合いを感じることができます。
またリッチハーバーは、現代のイージーなボードと対比して、
”このようなクラシックボードに乗ることにより、ロングボード本来の所作を感じ、正しいボトムターンを学ぶことができるんだ”
と説いています。
確かに現代のボードはキックテールなどを施すことにより、ボードを動かすことにおいては飛躍的に性能が向上しているのかもしれません。
ボードの性能を追い求めるのではなく、、
”66バナナ”は現代のような様々なスタイルをミックスしたサーフィンスタイルではなく、1960年代、ロングボードしかなかった時代のサーファーが描いた最もピュアなサーフィンスタイルを学ぶことができるボードであり、乗り手の所有欲を掻き立てる唯一無二のクラシックボードです。
現代でも、当時の風合いをしっかり感じることができる数少ないモデルであり、サーフィンの歴史を知る上でも重要なモデルです。
カスタムオーダーもお受けさせていただいておりますのでドシドシお申し付けください!!
それでは本日もご来店お待ちしております。
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////