フランスから田中です。
もう前回のブログから2日も経ってしまったのかと驚いています。
わざわざヨーロッパまで何しに来たのかも忘れてしまうほど、何の成果もない2日間でした。
ことの次第はロビンによるところというのはもちろんなのですが、もう一つの原因はここ南西部フランスの気候にあります。
とにかく朝から晩まで何日も台風並みかそれ以上の風と雨が続いていて、下手すればこの天気が来年の5月くらいまで続くのです。
傘をささないフランス人なら平気なのかもしれませんが、日本ではこんな暴風雨の中外出することは非難を浴びるでしょう。
その上、ロビンが急に切羽詰ってシェープを始めたために私は身動きが取れなくなり、大半の時間を部屋で過ごしているのです。ロビンの車を借りてもとても観光気分に浸れる状況ではないんです。(その上、自分の車が壊れてしまったブラッドフォードがロビンの車に乗ったまま消えてしまったため、ロビンも怒り狂っています)
そんな中ですが昨夜は、”シェウンクティ”というアフロビート元祖的なバンドのライブコンサートに行ってきました。
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もちろん歌詞などはまったくもってわからなかったのですが、音楽音痴の私にもその鼓動はとても刺激的で感動しました。
フランス人に囲まれてアフロアフリカンのリズムを聴くというのはめったにない環境で、このような体験もロビンといるからに他ならないと、自分自身にここに来た理由を納得させている次第です。
今日は昼過ぎに新井が空港に到着する予定なので、その前に明日からのことを話し合おうと準備をしていたところ、新井からLINEが届きました。
「田中さんが予約してくれた航空券、日にちが違っているみたいです。昨日の便でした・・・・・」と。
アレーまたやってしまったと、以前に写真家のペロさんがパリから「田中さんが予約してくれた便はパリに着いた時にはもう出発しているんですけど、どうしたらいいですか?」という事態を思い出しました。
こんなことをしているから、「お前はカリフォルニアのサーファーか」と突っ込みを入れられるのかなあ、と反省し、現在次の便で到着する新井を待ちながらこのブログを書いています。
だんだんと支離滅裂になってしまいましたが、とりあえず明日からは南スペインに、モロッコに行くことになりそうです。
すべてのシェープを終わらせてからスペインに行こうとしていたロビンでしたが、すべての仕事を終えるのに数か月くらいかかりそうなので、とりあえずまた戻ってから仕事をすると決心してくれました(そんなことわかりきったことだったのに・・・)
そしてロビンは「日本の皆さんに、このブランクスを見せてくれ。これは全部日本のオーダー用なんだ」と、誇らしげに言っていましたが、それをいつシェープするかは彼の口から発せられることはありませんでした。
それでも少しずつやる気を見せてきた(かなり遅いですが)彼に少しだけ安心した次第です。
それでは新井を迎えに行ってきます。
今後の展開をお楽しみに!
シーコング
田中