シーコング店長ブログ

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尖ったボードは格好いい!特選ボード3本!

藤沢店の田中です。


毎週毎週、あまりにもたくさんのボードがどんどんと送られてくるので、”一押し”ボードでさえも十分なご紹介ができなくなってしまっていまい、中にはキャンセルになったにもかかわらず、「ご予約中」となったままで、在庫の中に紛れ込んでいたボードもありました。


そこで今日は藤沢店の在庫の中から選りすぐりのボードを厳選し、ご紹介させていただきたいと思います。

 

題して【尖ったボードは格好いい!】です。



 

まず1本目は、今や”至宝”とも呼ぶにふさわしいこのボードです。

 



〇ブランド:レベルクラフト by RK
・モデル:フォイルドスプレンダーシリーズ”クラシックキラー”
・サイズ:10'6ft


「誰かのためにボードを作るのはやめる。これからは作りたいときに、作りたいボードだけを作る」と4年前に宣言したロビンキーガルは、単にわがままというにはあてはまらず、まさに狂気に満ちたアーティストに変貌したと言われています。


「もうトライアルに時代は終わった」と宣言したのは、さらにさかのぼること数年前、「今はどこをどのように変えれば、ボードの機能がどのように変化するのかすべて理解している。もうシェープにおいてミスを犯すことはない」と言い放ちました。


それ以降にシェープされたボードには以前のように「Robin Kegel」という自身の名前ではなく、「RK」(ロビンキーガルでありレベルクラフトでもある)というサインに代わりました。



つまり「RK」と書かれたボードはすべて彼の全精神が込められた作品としてこの世に存在することを意味し、彼にとっては「完璧」を意味するのです。


”フォイルドスプレンダー”シリーズは、その中でも特別なボードを意味します。サーフボードのフォイルについて異常とも思えるほどの執着を見せていた彼は、10フィート以上のスピードシェープ、並びにグライダーモデルにこの称号を与え、他のモデルと区別したのです。

 

foiled splender serious


2012年、フランスのビアリッツで行われた「ダクトテープインビテーショナル」に他の選手のそれとはかけ離れた形状を持つロビンキーガルが現れました。


同時期にカリフォルニアを離れ、フランスに拠点を構えたロビンのお披露目でもあったそのイベントに、フランスで志を共にしたライダー、クロビスドニゼッチとホバンファルシャも同様に異色を放つ形状のボードを携えていました。


そのボードこそ「クラシックキラー」であり、ノーズライディング全盛の時代に「スピードが生み出す自由」という新風を吹き込んだのです。

 

その後、「クラシックキラー」は、サーファーズジャーナル誌で「もしフィルエドワーズが月に行くのなら」という題名のもと、その意味を具現化する象徴として見開きを飾りました。

 


まさに「クラシックキラー」は、彼の存在感を具現化したボードなのです。

 

このボードは1年ほど前にフランスでロビンキーガルによってフルハンドシェープされたボードです。


今や極端にシェープ本数が減っているロビンキーガルのボードの中でも非常に希少性の高いボードです。


すべてが完璧に作り込まれた、”至宝”と呼ぶにふさわしいボードです。


この「クラシックキラー」が気になった方は、こちらをご覧いただき「ポチッ」としてください

 

 

続きまして、デーンピーターソンの新作です。

 

 

〇ブランド:アンヒンジド
・モデル:グライダー
・サイズ:9'11ft


「このボードをシェープするには3日以上かかるんだ。その上、あまりに集中力を保つ必要があるため、シェープした後は2日も休養が必要なんだ」とデーンピーターソンは嘆きのメールを寄越してきました。

今年の5月、彼の自宅のガレージで初めてこのボードを見たときから、このボードの存在感に圧倒された感じです。

ロビンキーガル、トロイエルモア、そしてデーンのように本当にシェープに魂を注ぎ込んでいるシェーパーは実はそれほど多くはいません。生活を成り立たせるためにボードをシェープしているシェーパーがほとんどだからです(こっちの方が当たり前と言えるのですが)



それは、シェープに集中しすぎて完璧を求めれば求めるほど出来上がるボードの本数は減ってしまい、生活が成り立たなくなるからです。

(遺産を受け継いだロビンは別として)、それでも大好きなシェープを妥協なくやり遂げたいという志で作られたボードはやはりすごいと感じられます。

時間をかけて仕上げられた全体的に一切のブレを感じさせない曲線の連続は触ってみれば明らかにその違いはわかります。その結果、波に乗った時の水との一体感、滑らかな加速を感じることができるのです。

ロングボードの醍醐味である”トリム&グライド”を純粋に楽しむためのボードとしてこのグライダーは作られていますが、デーン曰く「このボードは俺が得意とする波の縦方向の動きも優れているんだ」と。

「俺のボードに乗っているサーファー達を見ればわかると思うけど、一流のサーファーばかりだ。つまり俺のつくるボードはハイエンドということさ」と、自信を見せるデーンピーターソン。

ノーズやターンを意識せず、飛び続ける鳥のような気分で、この世界最高峰のグライダーをお楽しみください。


この「グライダー」モデルのご予約、お問い合わせはこちらから

 

 


そしてもう1本もガトヘロイからです。

 

 

〇ブランド:レベルクラフト(ガトヘロイ)
・モデル:ダブルダガー
・サイズ:9'7ft


※現在のガトヘロイのトップセラーモデルですが、お取り置きがキャンセルとなったため突然フリーとなりました!


原型となった「デスダガー」はすでに2005年頃にはアレックスノストのシグネチャーモデルとして大人気を博していました。

この「ダブルダガー」は、そのピンテールバージョンですが、似たように見える「ザーベル」がパフォーマンスグライダーであるのに対し、ダウンレールの十分なボリュームとピッグ形状の相乗効果によってオールラウンドのクラシックログとして位置づけられています。

ロビンの提唱する”オールラウンド”とは、”波質を選ばない、スタイルを選ばない、しかしベースはクラシックログ”ということです。

ノーズライディングも、クラシックなマニューバーも、小波でのクルージングも、掘れて速い大きな波もこの1本で楽しめるという魔法のようなコンセプトなのです。

もちろん彼らのようにこのボードでハングテンをするのは少々難度が高いのですが、ノーズライディングという呪縛から解放されれば、このボードの持つ楽しさの広がりに感動するでしょう。

ロビンキーガルとアレックスノストの二人のコンセプトがあまりにも常人よりも突き抜けているため、未だこのボードに近いボードすら世界中で見ることはありません。

”ちょっとイケてる”シングルフィンロガーを自称するのであれば、クラシックシングルフィンログとしての最終形、頂点ともいえるこの「ダブルダガー」をぜひ乗りこなしてみてください。


「今買わなければ、もう手に入れるチャンスがないかも」と心配ならば、すぐにこちらを「ポチッ」としてください。

 

 

 


先日、「Blue.」の過去の記事をご紹介させていただきましたが、「NALU」、「オンザボード」の過去の記事はすべてこちらに掲載してあります。ロビンキーガル、ジャレッドメル他、カリフォルニアのサーフィン文化にご興味がある方、ぜひご覧ください。


 「NALU」、「オンザボード」の過去の記事はこちら

 

 

 

アレックスノストの新作モデル『パーソナルログ#2』が欲しくなる映像も作りました!

これを観て、本当にアレックスのボードが欲しくなったら、迷わず「ポチッ」としてください

 


皆様のご来店、お問い合わせをお待ちしております。

 


シーコング
田中