シーコング店長ブログ

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竹井達男さん、ペロさん、ニックメランソン来日。

藤沢店の田中です。

 

ご縁をいただき、ここ数年、竹井達男さんと言うフォトグラファーの方に懇意にしていただいています。


先日、その竹井さんから代表作の一つである『authentic wave』というモノクロの写真集をいただいました。

 


若き日に単身カリフォルニアに渡り、学校で映像を学ばれ、そして長きにわたり自家用のバンで生活しながら撮りだめられた正真正銘唯一無二の至極の写真が詰められています。

 


多くの作品が偶然にもシーコングを始めてからの時期とダブっているため、登場するサーファーの多くが友人で懐かしさがこみ上げてきます。


レジェンドと呼ばれる先人たち、今も付き合っている友人、そして残念ながら亡くなった人たちも・・・・


この写真集を見ると、彼らとともに現地で長い間時間を過ごしてきた竹井さんが本当に彼らから信頼されていることが伝わってきます。


一部の変人たちにのみならず、被写体となっているサーファーの多くもまた一般の人と同様に、カメラを向けられたからと言って心まで開くわけではありません。


しかし被写体となっている彼らの表情を見るとそれはとても自然体で、穏やかにさえ見えます。

 

私たちが伝えきれない、サーフィンの魅力本質をビジュアル化してくれるまさに名著です!

 

ご購入はアマゾンからも可能です

 

 

私には長年を共にしてきたペロさんと言う写真家の友人がいます。


アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカといろいろなところを一緒に周りました。


一時、私は撮影のために高性能のカメラを買い、いい写真を撮ろうと考えたことがあります。


しかしペロさんの写真を見て、一瞬のうちに自分にはその才能がないことを知りました。


写真もサーフボードも人ぞれぞれ好き好きがありますが、竹井さん然り、ペロさん然り、やはり作品と呼ばれるものを作るのは才能がないと無理なのでしょう。

ペロさんのウェブサイトはこちら

 

 

私たちの仕事にはカメラマンが不可欠です。


彼らの作品、才能がなければサーファーたちは世に広く知られることもありませんし、私たちが彼らのすばらしさを伝えることもできません。


カメラマンは多くのサーファーの中から被写体として価値のあるサーファーを見抜きます。


そして彼らの作品の中に登場する被写体もまたアーティスト同様にその価値がある者である必要があります。


海にいる多くのサーファーの中からカメラマンにフォーカスされるひときわ際立つ個性、才能が、彼らを一般のサーファーとは隔てるのです。


シーコングは幸いにも被写体となるサーファー、彼らのボードを作るシェーパー、そして彼らをより際立たせてビジュアルにしていただける写真家とロングボード界で最高の繋がりを持つことができました。


彼らと知り合えたことはとても幸運です。

 


そして、今週、新たな才能を持ったニックメランソンが来日いたします。

 


カリフォルニアの友人の誰もが、若き日のロビンとクリスを彷彿する才能の持ち主、世代を代表するサーファーだと語ります。


初来日の彼らには日本の波だけではなく、文化を吸収してもらい、日本のことを好きになってもらい、息の長いブランドに育てていきたいと思っています。


来日の日程は約3週間、日本各地にお邪魔させていただく予定でございますので、どうぞお会いする機会がございましたら一緒にサーフィンしましょう。

 


ニックメランソンのインスタグラム

ニックメランソンのライディングはこちら

 

よろしくお願いいたします。

 

シーコング
田中