藤沢店の田中です。
ちょっとご連絡が遅くなりましたが、今週末、太東で行われるJPSA特別戦「スタイルマスターズ」に出場を予定していたジャレッドメルは今回の参加ができなくなりました。楽しみにされていた方、またこの件に関しご足労をいただいた皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
またご報告が遅くなっとことを深くお詫び申し上げます。
ジャレッドの来日は24日となりました。弊社「20周年記念パーティ」には出席いたしますので、ジャレッドファンの皆様におきましては、ぜひ会場までお気軽にお立ち寄りください。
さてその代りといってはなんですが、アレックスノストが太東のコンテストに参加している古い動画を発見しましたので、アップしてみました。
これは当時、ロビンが何を血迷ったのかミュージシャンの活動を始め、そのシークレットライブのために当時の相棒のクリスやアレックス、弟子で現在シェーパーとなったマックスデクスター、その他1人を連れて来日中に、誰からともなく太東でASPの大会が開催されることを知った二人が急遽エントリーをしたため実現されたものです。(ちなみにロビンは当時のミュージシャン活動のことを「あれは自分の誤りだった」と素直に認めています)
当時のASPはハイパフォーマンス全盛期でもあり、当日の優勝もボンガパーキンスが飾りました。
アレックスとロビンは当然唯一のシングルフィンロングボーダーだったので大会での活躍はまったく期待されていませんでしたが、本人たちはシングルフィンロングボードの伝道者としての誇りなのか、まったく奥せず彼らに立ち向かっていきました。
当日の波は映像のように小波でアレックスのこのパフォーマンスは現在の「ダクトテープ」でも優勝できるのではないかと思うくらい最高だったのですが、やはり採点基準に合致していなかったのでしょうか、アレックス、ロビンともに1コケで大会を後にしました。
当時アレックスは21歳、ロビンは23歳。ともに他のサーファーとはまったく違う形状を持つシグネチャーモデルである「デスダガー」を駆り、ものすごく一生懸命にサーフィンをしていたのが印象的でした。その後の二人の活躍はご存知のとおり、このシングルフィンロングボードで世界のサーフシーンのメインストリームに羽ばたいていきました。
前日のように、「ジャレッドの代わり」と言ってはなんですが、ぜひ、今より少しスリムな若き日のアレックスのサーフィンをお楽しみください。
そのアレックスノストのプロデュースによる「シーコング20周年記念パーティ」が5月26日(土)、横浜市にある「ギャルリーパリ」にて行われます。
同日は赤レンガ倉庫で「グリーンルームフェスティバル」も開催されています。(本当はグリールーム会場内に出展したかったのですが、スペースの調整がつかず断念しました)
「グリーンルーム」の会場からは徒歩でも7、8分程度ですので会場の行き帰りにお立ちいただければ幸いです。
当日は朝から準備をしていると思うのですが、オープンは午後4時を予定しております。シーコング取り扱いのブランドよりよりすぐりの限定ボードを展示しております。アレックスノストはもとよりジャレッドメル、ダノー、トロイ、エバンデイリーなども会場におります。
閉場は8時半で、その間にダノーのライブ(アレックスも?)、アレックスの最新映像の上映などをダラダラと行う予定です。あくまでもカリフォルニアスタイルの“ダラダラ”となりますが、お酒もご用意しておりますので、のんびりと土曜日の午後をお過ごしいただければと思います。
また会場では、フランス人アーティストのホバンデザインによる記念バンダナ(3種計120枚)とアレックスのデザインによる記念バンダナ(1種50枚)を販売させていただきます。ポスターは無料で100枚ご用意しておりますので、ぜひ彼らのサインなどをねだってみてください。
皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております。
話は変わりまして、藤沢店を見回すとイチオシの『ファットキャット』は激減していますが、同じクリームの『カリフォルニアン』の在庫がたっぷりとあることに気づきました。
最近は取り扱いのブランスが増え、また各ブランドからたくさんのモデルが発売されているため、すべてのボードをご紹介させていただくことが難しくなりました。
それによってたまにこのように、在庫があるのに紹介されないボードが出現してきます。
カリフォルニアンは、ロビンキーガルが提唱する正統派のカリフォルニアスタイルのノースライダーです。
元々はレイノルズイェーターの「スプーン」モデルからインスパイアされたノーズライダーをフランスで作っていたため「キュイエール」と名付けていましたが、カリフォルニアに拠点を戻した後は、ドナルドタカヤマのモデルTの要素を加え、現在の『カリフォルニアン』へと進化させました。
他ブランドのノーズライダーとの決定的な違いは、ノーズコンケーブがなく、テールキックも比較的抑えられていることです。レールは45/55くらいのソフトレールですが、丸みはなく薄めにシェープされています。
これらの特徴はスピード性能に現れます。従来のノーズライダーの特徴であった低速、コントロール性能の悪さにロングボードの退化を危惧していた彼は、固定観念にとらわれない自由なフィーリングを持つスピーディでコントロール性の高いノーズライダーを創り上げました。
それは「ノーズに何十秒もい続けられる完璧な波は世界中にそんなに存在しない。それよりも一般的な波はもっと早く崩れたり、距離が短かったり、オンショアだったり・・・だからセクションを早く移動するノーズライダーのほうがいいんだ。今までのノーズライダーはコンケーブやテールキックによってボードにブレーキをかけるので、ライディングの自由性を奪ってしまうんだ」とロビンは説明します。
実際にご購入いただいた方も、ノーズの性能はもちろんのこと、そのスピード性とコントロール性について絶賛していただいています。
☆ノーズを極めたいけど、テイクオフやコントロール性も失いたくない
☆ノーズに興味があるけど、乗りやすいボードがいい
という方には、この『カリフォルニアン』はぴったりです。
『ファットキャット』より若干ボード幅が狭くなるので、女性の方々にも大変スタイリッシュに乗っていただけます。
☆「もうガニマタでバンバン跳ねるライディングは嫌だ」という女性の方がいらっしゃいましたら、ぜひこの『カリフォルニアン』をご検討ください。
カラー、デザインは彼が最も大きな影響を受けたドナルドタカヤマ氏のモデルTにちなみ、オーソドックスなインサイドカラーを多用しています。
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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