こんにちは。
大阪店の新井です。
今日はあいにくの雨ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今朝、四天王寺の骨董市へ行ってまいりました。
残念ながら欲しいものは見つかりませんでしたが、色々と興味深いものがゴロゴロと転がっておりました。
古いものには不思議なパワーがありますね。
一見ただのガラクタに見えるものでも、その物に対しての知識があると、素晴らしく良いものだとわかることがあります。
骨董品に関して全く知識の無い私は、正直手を出しにくいものだらけでしたが、わかる人にはわかるお宝もたくさん眠っていたのだと思うと、色々と調べてみたくなりました。
毎月21、22日にやっているようですので、興味のある方は、行ってみてください。
そんなことを考えて居りましたところ、大阪店の店内に興味深いボードを見つけました。
●ブランド:マイク・ケーシー
・タイプ:バルサボード
・サイズ:9.6ft
・フィン:ハーフムーンオンフィン
・付属品:なし
・価格:¥450,000-(税込)
今は亡き巨匠、マイクディフェンダーの元でシェイプを学びシェイパーとして長きに渡り活躍し、その後ハワイに移住する。
ランディー・ラリックと会い、映画「ビッグウェンズデー」でもおなじみベアーサーフボードのシェーパーとして有名なマイク・ケーシーです。
バルサボードをシェイプするのを得意としているシェイパーとしても有名なうちの一人です。
そんなマイク・ケーシーのバルサボードです。
新品未使用でテールブロック、ノーズブロック、ストリンガー、ハーフムーン仕様と凝りに凝ったバルサボードです。
ハワイのブランドロゴを仕様していますが、クラシックなカリフォルニア仕様のボードです。
ファンの方にはこれ以上ない仕様のボードです。
私が藤沢にいる間にお客様から買取をさせていただいたボードらしいのですが、なかなかしびれるボードです。
「これって何だっけ?」
「マリブチップってタイプのボードかなー?」
とネットで検索をかけてみると、平塚のブログ記事が検索結果のトップにあがっておりました。
これは良い‼
という事で、平塚の記事を
コピー‼
そしてっ‼
ペースト‼
させていただきます。
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マリブチップとは?
1940年代にポテトチップのようなロングボードとしてBob Simmonsによって作られ、その後、1940年代後半にはMatt KivlinとJoe Quiggの手により “マリブチップ”という名前で有名になりました。
剣のように尖ったノーズと完全な流線型薄くテーパーされたレールが特徴のマリブチップは思わず叫び声が上がるほどスピードに乗ったダウンザラインを描きます。
1950s Joe Quigg Balsa Malibu Chip
1950年代にVelzyとJacobsによって作られたPIGデザイン以前のボードデザインでオリジナルはDフィンと呼ばれるハーフムーン型のフィンが付けられていました。
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こちらのボードも
・剣のようにとがったレール
・レールは薄く、ボードにはDフィンがセット有れております。
まさに”マリブチップ”ではないですか‼
バルサなので、思ったほど重量も重くなく、実際に乗ってみたいと思わせる大変魅力的なオーラを放っております。
宝くじでも当たれば手に入れたいくらいですが、現実はそう甘くありません。
触るのはただですからここぞとばかりに鑑賞しております。
こちらのボードはヴィンテージボードではありませんが、大変貴重なストーリーを持った魅力的なボードです。
サーフィンの歴史に興味をお持ちの方、ぜひともチェックしにいらしてください。
若しくは、
ゴールデンウィークにどうしてもお金を使いたい方。
お金が余ってしまってどうしようもない方。
などもお待ちしております。
現在大阪店では買取を強化しております。
それでは皆様、今日も良い一日をお過ごしください。
シーコング大阪店
新井
072-227-5710