こんにちは中山です。
ステップデッキノーズライダーという特徴で似たようなアウトラインをしている2モデルを比較しました。
クリーム:カリフォルニアン
エルモア:ステップデッキ
この2つのモデルに共通しているのはボードの前1/3の所がステップデッキになっており、ノーズコンケーブがないノーズライダーです。
ステップデッキとは
・ノーズ部分のボリュームが小さくなり軽量になることによって、ターンが軽く感じる
・ノーズへアプローチした際にステップデッキ部分がしなりロッカーがさらにフラットに増える=スピードがつく
というメリットがございます。
日本の崩れるのが早いビーチブレイクにおいてはこのステップデッキはメリットがおおいですね。
トロイがエブリデイロングボードでステップデッキを使用するのも納得です。
ということでこの2つのモデルを比較してみました。
ボードの長さは同じですが幅、厚み、重量とカリフォルニアンの方がボリュームが大きいです。
テール幅とノーズ幅:左がステップデッキ、右がカリフォルニアン
テール幅ノーズ幅は両モデルともほとんど同じです。
ノーズロッカーはカリフォルニアンの方が強く入ってます。
テールロッカーはステップデッキのほうが強いです。
ノーズのボリューム(上がカリフォルニアン下がステップデッキ)
テールのボリューム(上がカリフォルニアン下がステップデッキ)
全体的にボリュームはカリフォルニアンの方が大きいですね。
ステップデッキの削られている長さ(上がカリフォルニアン下がステップデッキ)
カリフォルニアンはノーズから111cm
ステップデッキはノーズから106.5cm
デッキ面の削られている深さ(上がカリフォルニアン下がステップデッキ)
エルモアのステップデッキの方が削られている長さが短い文深めに掘られています。
カリフォルニアンは長くて浅い
ステップデッキは短くて深い
といった感じでノーズ部分が削り取られておりました。
どちらもステップデッキという特性を同じ位感じられるのではないかと思います。
カリフォルニアン ステップデッキ
優先順位 優先順位
1ノーズライディング性能 1ノーズライディング性能
2テイクオフ性能 2いろんなコンディションの対応性
3スピード性能 3ターン性能
4ターン性能 4スピード性能
5いろんなコンディションの対応性 5テイクオフ性能
ノーズライダーながらもテイクオフ重視するのならカリフォルニアン
ノーズライディングを重視でオンショア、オフショア、小波、大波と様々なコンディションを一本で対応したいのであればエルモアのステップデッキ
といった感じですね。
同じコンセプトの2モデルの比較でした。
シーコング東京江戸川店 中山