シーコング店長ブログ

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ロビンハンドシェープボード入荷!

藤沢店の田中です。

 

本日、予定通り、フランスから最新のロビンキーガルハンドシェープボードが届きました。


ただ「予定通り」というのは、今日届いたということだけで、その中身も本数も予定どおりとはなりませんでした。


本数が足りないのはロビンのせいではなく、運送会社から数箱が分かれて遅れて到着すると連絡をいただきました。


まず予定外のいいことがあります。それはファットキャットが3本予定にないものが到着しています。


それ以外は、やはりと言うべきでしょうが、ファットキャットの長さがだいぶ違います。


またカラーも写真とだいぶ違います。


その他のボードもだいぶ長さが違います。


事前にご予約いただいていた皆様には大変勝手ではございますが、ご予約いただいた品番と同じものをお取り置きさせていただいておりますので、もし変更などのご希望がございましたら、お手数ですがお早めにご連絡ください。


また、このような事情によりキャンセルが生じたり、すでにフリーとなっているボードもございますので、気になるボードがございました、お早めにお申し付けください。


のちほど、本日入荷したすべてのボードがアップされますので、ぜひご注目ください。

 

 

で、気になるボードのシェープ、中身につきてご説明させていただきます。

 

まずロビン独特のレールフォイルにつきましては、ここ数年(3~4年前より)の間の特徴でもあるマイルドな感じになっています。

 


ロビンマニアの方につきましては“キンキンの尖ったレール”をご期待していた方も多いと思いますが、今年ロビンに会った時「もうチャレンジする必要はなくなった」と言っていましたので、その通りの出来栄えだと思います。


マイルドな仕上がりと言っても、そんじょそこらのただ丸いレールとはまったく違います。


レール全体はもちろんテーパーされ、そしてノーズからテールまでの間で、バランスが変えられ調整されています。


ロビンほどの力のあるシェーパーになると、マシンよりもきれいに削ることができ、なおかつレールに手を触れたときの感触は、まるでシルクの肌触りのように寸分の凹凸も感じさせず、完璧に滑らかに仕上げられています。(実際にたくさんのボードを触り比べてみると簡単に実感できるほど違います)


ノーズから30㎝くらいのところのレールが最初に水に触れる部分、ロールされたボトム形状、パーフェクトな三次元フォイルの連続が水の抵抗を感じさせないくらいの高速性を生み出します。


他のどんなブランドと比較しても、手に触れた瞬間、パドリングを始めた瞬間に鳥肌が立つほどの感動を味わっていただけます。

 

また今回の特徴として、ザーベル、アシッドにつきましては少し幅が狭められています。


その理由は彼のみぞ知るところですが、その分、厚みのボリューム感が増してあるので、ファンの方にとっては苦も無く乗りこなせ、なおかつ新たなフィーリングを感じていただけると思います。

 

一般的には幅が狭くなれば、ボードはより高速に、そして抵抗が減ることによりコントロール性が高められます。


厚みと幅のバランスを微妙に変えたことによって更なる進化を感じていただけると思います。


ロビンのボードは格好いいけど「難しすぎない?」と思っていらっしゃる方も多いと思います。


実際に彼のボードはクリームブランドを除き、ユーザーフレンドリーのイージーで万能なボードではありません。


時に使い手の高い技量を必要とします。


ただしサーファーにとってサーフボードとは簡単に乗りこなせるだけが魅力でないことは、多くの方々に共通しています。


それはサーフボードに限ったことではなく、ゴルフクラブであっても、スポーツカーであっても、シグネチャーモデルのギターであっても同じです。


それらは決して使いこなすことができなくても、所有しているだけで、いつか使いこなせる日が来ると信じ、心を豊かにしてくれるのです。


ロビンキーガルの創るサーフボードはもはやその次元に達していると言っても過言ではないでしょう。


世界中の著名なサーファー、多くのサーファーを虜にしてやみません。

 

それは、目にした瞬間、手に触れた瞬間、デザインや形状のすばらしさだけではなく、コンセプト、バックグラウンドのヒストリーなどすべてにおいて一般的なサーフボードとは異なると実感できるからでしょう。

 


今回は3モデルのみですが、ロビンが開発に携わった「ポリオラフォーム」のボードが入荷しています。

 


「ポリオラフォーム」はエコロジーの考えをもとに100%リサイクルオイルで作られたフォームです。

 

ドイツの学生が考案し、ロビンにサーフボードに最適な重量、硬度、そしてボトムのロッカーに対して協力してもらって完成されたフォームです。


乗り味につきましてはしなり、重量が変わらないので、既存のウレタンフォームと同様なライディングのフィーリングを得られます。(同じくエコロジーと称されるスタイロフォームのエポキシ製サーフボードはボードがしならないのでまったく異なったフィーリングのサーフボードとなっていて、そのことによって特にロングボードでは敬遠される方も多くいらっしゃいます)


その上、高密度な特性により、ボードがほとんど凹みません。実際にロビンが半年間ニーパドルをしたにもかかわらず、ボードはまったく凹んでいませんでした。これもエコに通じる特徴の一つです。


「常に誰よりも先に行き、時に周囲に理解されないこともあるけど、わかる奴にはわかるって感じさ」、とその昔、アレックスノストはサーファーズジャーナルのインタビューにてロビンのことをそのように評しています。


約2年間の充電期間を終え、新たなフィールをを創り出す、ロビンキーガルの世界最高のサーフボードをぜひ手にしてください。

 


皆様のご来店、お問い合わせ、お待ちしております。

 

シーコング藤沢店
田中

 

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