藤沢店の田中です。
毎週、ボードが入荷しているにもかかわらず、ほとんどのボードが入荷前にご予約をいただいているか、またはカスタムオーダーのボードのため、入荷しても入荷しても店内にボードが並びません。
クリームもウェーバーもすでに200本以上のボードをオーダーしているのですが、その約8割ほどにご予約が入っており、しかも毎月入荷する本数は30本にも満たない状況です。
この大きな理由は新型コロナウイルスの影響で世界的にサーフィンが流行り、ファクトリーで働くスタッフたちを限界を超えた作業が襲っているからで、その流行が日本でも興っており、サーフボードをご購入希望の方が後を絶たないためです。
これがスポンジやエポキシ性モールドボードなどの機械による大量生産が可能な商品なら、すぐに解決しそうなのですが、この状況においても彼らのサーフィンに対するスタイルは変わるはずがなく、むしろこんな時だからこそそのスタイルを貫こうとしているのではないかと思っています。
そこで、この状況は新型コロナウイルスの影響なのかと今一度考えてみると、「いやいやコロナの前からいつもこんな感じだっと」と思うのでもあります。
ダノーは先日、ファクトリーには任せておけないと自分でラミネートをしてボードを送ってきましたが、コロナの前からダノーのボードは1年待ちが普通でした。
アレックスのカスタムオーダーもすでに1年以上待たされていますが、その代わりに送ってきたボードの数は、過去のどの年よりも多いくらいです(もともとの数が少ないので)
ロビンのハンドシェープボードは現在ほとんど入荷していませんが、これもコロナの影響ではなく、彼が祖母の遺産を相続したからです。
ガトヘロイのトランクスは過去2回入荷しましたが、3回目のオーダーをしたのはコロナの前でした・・・・
と、こんなことを書いたのは、今朝、ガトヘロイから、「新しいTシャツを作っているから、何枚ずついるかサイズと枚数を返信してくれ」とメールが来たからです。
Tシャツについて最初のメールが来たのは3年以上前のことで(メールを探したのですが、誤字脱字だらけのメールばかりで検索ができず、記憶がないくらいあまりにも前なことと、時たま寄せられるロビンからの大量のメール攻撃のため、その写真を見つけることができませんでした。)、たまにその話題が上がるたびに、私は「日本は四季があるから遅くても5月くらいまでには欲しい」とメールしたのをなんとなく覚えています。
その間、Tシャツのデザインはどんどんと変わっていき、季節も年号も変わっていきました。
そして今日、送られてきたメールには写真が添付されていました。どうやら本当にTシャツを作っていたようです。
これで今日すぐにオーダーをすれば、私が望んでいた5月までには間に合いそうな気がします。
3種類のデザインのTシャツを作るのに3年以上の歳月をかける。
まさにコロナを超えた大プロジェクトです。
ガトヘロイファンの皆様、ぜひ入荷を楽しみにお待ちください!
●type1:イエローサーフグレムリン
●type2:オレンジサーフグレムリン
●type3:アシッドonアシッド
(画像がなっくてすみません)
引き続き、楽しい週末をお過ごしください。
シーコング藤沢店
田中
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