シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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近況とお勧めボード&アレックスノストのBMT!

藤沢店の田中です。

 

ここ最近、ロビン、ジャレッド、デーンから毎日何らかの連絡が来ます。


おそらくシェープをしてもラミネートの工場が稼働していないので、シェープだけを続けることができなかったり、周りでコロナが蔓延していて身動きが取れなかったりと、言い換えれば暇なようで「何やってるの?日本はどう?」など、その内容もかなりありきたりです。

 

私の返信は「別に何も変わらない」「ボードがなくて困ってる」とこちらも進展しない状況の中、変わり映えのしない内容です。

 

昨日はジャレッドに「カリフォルニアのラミネート工場が遅くて困ってる」とメールしたところ、こんな返信が返ってきました。

 

 

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「yeah. slow everywhere」と彼も嘆いています。

 


こんな状況の中でも、これもコロナの影響か毎日たくさんの方にご来店いただいています。

 

皆さんご来店していただき店内のボードをくまなくご覧いただいていますが、私は「こんなに沢山あるように見えても、お勧めのボードはそんなにないんですよ。特にテイクオフを重視している方には、自信を持ってお勧めできるボードはほぼない状況なんです」とお話ししています。

 

早く自分のボードを手に入れたいと思うのは皆様共通しており、私もできればご購入いただきたいところですが、適当に“これいいんじゃないですか”とはとても言うことができません。

 

私は自信は「このお客様がこのボードを買って、本当に満足いただけるのか」ということを絶対的に重視しているつもりです。

 

浮力は十分か、求めている性能はちゃんと備わっているか、ご予算内か、後悔することはないか?と自分に問いかけた上で、お客様にボードをお勧めしています。

 

でも現状ではそう思えば思うほど、「これいいですよ」といえるボードが非常に少ないので、「安い買い物ではないので、じっくりと本当にご自分に合っているものを探したほうがいいですよ」

 

「見た目にはそれほど変わらなくても、ボードはそれぞれ特徴がまったく違うので、“こんなものでいい”と安易に決めてしまうと、あとで後悔しますよ」

 

「今はNEWボードの入荷が遅れているので、中古の入荷も少ないですが、必ず少しずつは入荷するので、焦らずに探してください」

 

と、言ってしまっています。

 

お客様が手ぶらで帰った後、「ああ、売ればよかったかな」と思うこともないではないですが、“お客様第一”を忘れることなく、今後もしっかりとお客様の立場に立って、ボードをお勧めさせていただきたいと思っています。

 

せっかくお越しいただいた皆さん、本当に申し訳ございませんが、最高のボードが見つかるまで是非お付き合いください。

 

 

 

 

こんな状況の中でも、数は少ないですがお勧めのボードもございます。

 

特にアレックスノストのBMTは普段より入荷が不定期過ぎるため、あまり話題に取り上げることも少ないので、この時期でも豊富にラインナップしています。

 

 

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ただしアレックスのボードの魅力を語るのはクリームやウェーバー、ガトヘロイやエルモア、アンヒンジドやサーファビリーと違い少々難しいです。

 

アレックスは言わずと知れたサーフィン界のスーパースターです。コンテストを専門にするスポーツサーフィンの世界では圧倒的な人気で世界にその影響力を及ぼします。

 

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日本ではロングボーダーとしてのイメージがすでに確立されていますが、海外においてはあらゆるサイズのボードでのパフォーマンスが評価されています。

 

特に70年代初頭の時代背景を持つボードに乗らせれば(ロングボードもそうですが)、右に出る者はいません。

 

だからカリフォルニアやオーストラリアではアレックスのシェープしたBMTが店頭に並んだだけで、すぐに完売となるほどです。

 

シーコングはもともとロングボード中心なので、まだまだ彼のボードの良さをうまく伝えることができていないのですが、1本1本のボードが時代背景に忠実に再現され、彼のライディングパフォーマンスもその影響のもとになされています。

 

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彼のボードが他のブランドのボードに比べ、細部のディテールにこだわっていないのは、70年代初頭のボードがそうであったからです。

 

細いストリンガー、ラフなラミネート、フラットなボトムはその影響です。


シンプルでどこにでもありそうなボードがアレックスのボードの魅力です。

 

そしてその性能はアレックスのパフォーマンスを見れば明らかです。

 

サーフボードの選択に正解、不正解はありません。

 

ましてや1本のサーフボードがすべてのマニューバーを描けたり、すべての問題を解決してくれることはありません(実際に、このように思っている方は多くいらっしゃいます)

 

一番重要なのは、好きなスタイルのサーファー、シェーパーが作るボードに乗ることです。

 


 

それが夢に描いたマニューバーに一歩でも近づける最適な方法です。

 




となれば、日本中のアレックスファンの皆様、今すぐBMTをゲットするしかなさそうです!

 

BMT by Alex Knost の在庫はこちらから

 

 

皆様のご来店、お問い合わせをお待ちしております。

 

 

シーコング藤沢店
田中

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