藤沢店の田中です。
ここのところガトヘロイのインスタグラムでは頻繁にボードの写真がアップされています。
現在ロビンはフランス行きを先延ばしにし精力的にボードをシェープしています。
その時間ほとんどは写真のように4月にいただいたカスタムオーダーに費やしているのですが、合間合間に自らのコンセプトボードを作っています。
以前も書いたことがあるのですが、「RK（レベルクラフト）シリーズ」と名称を変え、多くのボードを作ることよりもより深くコンセプトを掘り下げ納得のいくボードのみを作ることにシェーピングのスタイルを変化させています。
その分、作られる本数は激減していますが、1本1本のボードは素材からフィニッシュに至るすべての工程でこだわり抜いて作られています。
すでに多くのファンの方は、このように口にしています。
「ロビンのボードを一度手にすると他のボードは乗れない」
「これほどまでに完成度の高いボードでは他のシェーパーは永遠に追いつくことができないだろう」
パーフェクトなアウトラインは繊細なレールフォイルがあって初めて機能します。
比類なきスピード性能は完璧な三次元フォイルのみから生み出されることを実感していただけます。
そのような究極の超高速ボードを作りながらも、今年のNEWモデル第一弾は、大きくクラシックに振り戻したベルジー型のピッグです。
『プレイピッグ』を見る限り、今までのガトヘロイファンの方々はあっけにとられるはずです。
「ロビンはこんなボードも作るのか・・・・」
フランスとカリフォルニアを行き来しだして以来、ロビンはフランスでは繊細な高速ボードを作り、カリフォルニアではクラシック系のボードを作る傾向が見られました。
それはロビンの住むフランスのギタリーはかつてミッキードラやトム・カレンも住み着いたことでも知られるヨーロッパ第一級のリーフブレイクが炸裂するところで、その地において究極のボード作りを目指せば必然的にそこに行き着くだろうという極薄レールの超高速ボードをすべてのボードに採用する傾向がありました。
しかしカリフォルニアに戻ったときには、カリフォルニア特有のクラシックは雰囲気とビーチブレイクが多い環境からかレールにボリュームを残したピッグ系のボードを作ることが多くありました。
そして今回は半年以上カリフォルニアに滞在しているため、究極のクラシックピッグ、すなわちベルジー型のピッグの最進化を目指したと容易に想像できるわけです。
この『プレイピッグ』の特徴は先の細い古典的なピッグアウトラインとフルレールに近いボリュームがノーズからテールまでに及んでいること、そしてこれも当時の形状に近い少ししゃくりあげたノーズロッカーとデッキ面でフラットに近いテールロッカー部分にあります。
それでもビンテージボードと一線を画すのはやはり繊細なレールにあるのですが、ロビンらしからぬボリューム感を持っています。
究極のイージーボードとしては『ファットキャット』がありますが、この『プレイピッグ』は“究極のイージーピッグ”がコンセプトです。
クリームというブランドロゴがそれを象徴しています。
ピッグはノーズのボリュームが小さいためどうしてもテイクオフに不安を感じます。
コントロール性は求めながらも、テイクオフを重視するとやはり『ファットキャット』やウェーバーの『スタイリスト』を選択しなければならなかったのですが、この『プレイピン』は双方を満足できるスーパーボードです。
●ブランド：クリーム
・モデル：プレイピッグ
・サイズ：9.6ft
・フィン：シングルBOX
・品番：CA549
・価格：￥274,000（税込み）
・送料：無料
アブストラクトインレイパネルデッキ、リバースTバンドストリンガー、ボランクロス、サンドグロスフィニッシュ
フルハンドシェープ by ロビンキーガル
●ブランド：クリーム
・モデル：プレイピッグ
・サイズ：9.7ft
・フィン：シングルBOX
・品番：CA554
・価格：￥274,000（税込み）
・送料：無料
アブストラクトインレイパネルデッキ、リバースTバンドストリンガー、ボランクロス、ポリッシュフィニッシュ
フルハンドシェープ by ロビンキーガル
まだ「ピッグ」の魅力に触れたことがない方、ぜひこの究極のクラシックピッグ『プレイピン』で新しい一歩を踏み出してみてください！
皆さんのご来店、お問い合わせお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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