藤沢店の田中です。
今日も朝起きてメールを確認すると、ロビンからたくさんのメールが届いていました。
ほとんどが製作中のボードのことでしたが、昨日までははっきりと口にしていなかった来日についても口を開いてきました。
「今年の桜は早いんだって?でも3月末はちょっと急すぎるなあ」
「4月の第1週はまだ桜咲いてる?」
「六本木のロシアンクラブに行きたいなあ・・・」
「ロシア人の女性は年上の男性が好きらしいんだ。俺も昔は若かったから相手にされなかったけど、今はいい年になってきたと思うんだよ。どう思う?」
私はエイ出版から発売される今年度の「カタログ号」の原稿の締切のため朝からバタバタとしていたので、ロビンの戯言には、・・・『そんなこと知るか!』という感じですが、とりあえず間もなく日程も決まりそうなので、一安心といったところです。
その原稿では今年の注目のボードとして、『ファットキャット』、『パフォーマー』、『ジャレッドメル』、『フライドフィッシュ』をピックアップしました。
これらのボードは長さは違えど、テイクオフの優れるボードです。
やはりシーコングが得意とするのは「誰でも簡単にサーフィンを楽しめるボード』です。
「見境なく波を取る」ということではなく、テイクオフが速いボードはピークを外しても十分に波をキャッチできるし、せっかく時間をかけて行った海を見ながら「波が小さいから帰ろう」ということにもなりにくいのです。
「やっぱりサーフィンは乗ってなんぼ!」です。
そんな「最速テイクオフボード」について、まとめてみました。
☆テイクオフが速いことのメリット !
・たくさんの波に乗れて楽しい
・たくさんの波に乗れるので上達できる
・沖のうねりから乗れるので1本の波で長い距離を乗れる
・混雑したピークを避けても波に乗れるのでストレスがない
・がむしゃらに波を追いかけず、リラックスしてサーフィンを楽しめる
☆ボード選びの誤解 !
・テイクオフが速いボードは動きが悪い→動画をご覧ください
・軽いボードがテイクオフが速いと思っている
(軽いボードは漕ぎ始めは速くても、自重による推進力がないので加速せず、またオフショアの時には吹き上げられて前に進みません)
・ロッカーがあるほうがパーリングしないと思っている
(パーリングの最大の原因は波のスピードに比べパドリングのスピードが遅く、波に追い付かれ、テールを持ち上げられることです。パドリングのスピードがあれば、波に追いつかれたときに一緒に乗っていくことができます。ロッカーがあれば波に刺さらないような気がしますが、実際にはそのようなボードはパドリング時に水の抵抗が大きくなりスピードを出すことが難しいので、波に追い付かれパーリングしてしまいます。 )
☆ボード選びのポイント !
・シングルフィン:時代はシングルフィンです
・ボードの幅が広い:幅があればパドリング時にボードを揺らさないので、長さよりも重要です
・ボードのボトム面にノーズコンケーブやVEEボトムが施されていない:ボードに抵抗が大きくなり、揺れやすく失速の原因になります
・テールの幅が広い:波は後ろから受けるので、テール幅があるほうが波の力を最大限に受けやすくなり、ボードの揺れが抑えられます
・重すぎない:重すぎると漕ぎ始めの負担が大きくなります
これらの条件を満たすボードは⇒こちらからご覧ください
余談ですが、久しぶりに youtube のシーコングチャンネルを観てみたら、懐かしい映像がいっぱいでした。⇒ youtube のシーコングチャンネル
皆様のお問い合せ、ご来店お待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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