こんばんは。
大阪店の新井です。
土曜日に大阪店に来てから3日目ですが、1月とは思えないほど、たくさんのお客様にご来店いただいております。
誠にありがとうございます。
先日の大量入荷のおかげもあり、店内のボードは大変充実しております。
いろいろなボードを見比べて頂ける良いチャンスです‼
他店からのボード移動も可能ですので、ぜひ一度遊びにいらしてください。
古くからご来店いただいておりますお客様からは、こちらのボードのお問い合わせを多くいただいております。
ウェーバーからプレイナー以来の久々のNEWモデルです‼
●ブランド:デューイウェーバー
・モデル:ハロルドイギー
・サイズ:9.10ft
・フィン:シングルBOX
・品番:18276
・価格:¥268,000(税込み)
・送料:無料
クリアー、レッドシダーストリンガー、Tバンドオフセットストリンガー、ボランクロス
フィニッシング by ウォーターマンズギルド
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1960年代にデューイウェーバーのメインシェーパーとして活躍したハロルドイギーが自らのために作り出したスピードシェープのシグネチャーモデルです。
今回50年の時を経て当時に忠実に再現されました。
ハロルド・イギーとは
1960年代ウェーバー・パフォーマーモデルが全盛の頃、ハロルド・イギーはウェーバーのシェーピングマシーンのような活躍をしていました。
当時ディーイはパフォーマーモデルを年間数千本販売していて、サウスベイの工場から悪魔のような夥しい本数のボード出荷していました。
私の記憶ではヒューストンのあるサーフショップではひと夏にパフォーマーモデルを600本販売していました。
当時私はシェープ技術を磨くべく多くの時間をFossFoamのブランクスに費やしていました。
シェーピングの流れを一通り身に付けていましたが、細部の微調整、全体をまとめるセンスはまだまだとう段階でした。
ある日ウェーバーのショップを訪ね、デューイーにシェーピングの仕事をさせて欲しいと頼みました。
デューイーの返事は”良いよ”と簡単に引き受けてくれました。そしてハロルド・イギーの隣の場所を与えら、どのくらいの技術があるかテストされました。
イギーはとても親切で、ウェーバーのボードの特徴、どのように削ったら良いかを直ぐに教えてくれました。
イギーのシェーーピング方法は独特で、たいていのシェーパーはレールを削る際プレーナーでできるバンド(段差)を頼りに両方のレールを均一にするように削って行きますが、イギーはデッキ面から一気にレール部分を2インチほど残すよう削っていきました。
そしてノーズからテールまでシュアフォーム(ボードを削る道具)を使って一気に丸めて行きました。片方のレールを仕上げ、もう片方のレールに取り掛かるといったやり方で、見たことのないほどのスピードで実に簡単そうにボードを仕上げていました。
時には苦痛をともなう両レールが均一、均等にする微調整を必要としない早業で、素晴らしいボードを仕上げていました。
私はショックを受け、2週間自分のやり方でシェーピングの仕事をした後、南へ引っ越しました。
それ以降ずっとイギーのシェーピング技術は私の生涯のレッスンとして記憶されました。”ブラ!問題の無いところに問題をおこすなよ!”かれは本物のグッドサーファーでした。”
現在大阪店に在庫している上記9'10ftのイギーモデルは幅が23 1/4インチ(59cm程)、厚みは3 1/8インチ(8cm)程あり、浮力もばっちりです。
今まで浮力があるスピードシェイプというとハーバーのTSモデルがパッと思い浮かんでおりましたが、これからは”イギーモデル”も選択肢の1つに入れてみてください。
TSモデルに比べレールは薄く、幅が広いです。
ノーズにはすこしロッカーがついているので、ノーズが刺さりにくくイージーなライディングをお楽しみいただけると思います。
これだけボリュームがあれば、小波からでも十分遊べます。
2018年代注目のモデルですね‼
是非一度チェックしにいらしてください。
それでは皆様、今日も良い一日をお過ごしください。
シーコング大阪店
新井
072-227-5710
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