シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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ジャレッド&ロビンシェープ情報

藤沢店の田中です。


今日もお買い得、お勧めの中古ボードが入荷していますが、まずはその前に、こちらの写真をご覧ください。

 

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これは今朝、ジャレッドから送られてきたものです。現在、ジャレッドは8月28日に出産を迎えるオズレムと共にカリフォルニア滞在中ですが、あのジョージトリムの「FORBIDDEN TRIM」のプレミア試写会もろもろの用事の合間にボードも削っています。

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「ヘイ!今工場にいるんだ。どうこのボード?シングルフィンのガンをシェープしたんだ。」


と、言われても「このボード日本じゃほとんど必要なさそうだけど・・・」とは言えず「格好いいなあ」と返信してしまいました。


ジャレッドメルのファーストボードにご期待の方もいらっしゃると思いますが、もしかしたらご期待を裏切ることになるかもしれませんと、あらかじめお伝えしておきます。

 

 


続いて、同じくシェープに精力を傾けているロビンからもメールが届きました。

 

「昨日、今日で9.9ftと9.11ftのクラシックキラーをシェープした。この2本によってクラシックキラーの完璧なフィーリングが得られた気がするんだ。今までの最高傑作だ。これによってキラーとクラシックキラーの区別も完全にできた気がするんだ。以前はちょっと混乱したこともあったから。たとえば、60年代やフィルエドワーズからの影響の強弱やラウンドレールについても区別されていなかった部分があったんだ」

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「クラシックキラーは両サイドのレールがより平行であり、中心部の幅は狭く、テールは大きくなるんだ。レールは60年代のナイフレールだ。フィンは今までよりもう少しスケッグスタイルになる。キラーは最大幅のポイントがセンターより前よりに位置し、レールは60/40のピンチレールだ。ストリンガーはセミコンテンポラリーのトリプルストリンガーか1インチのレッドウッドだ。それらはDフィンにマッチするだろう」


「クラシックキラーはたとえて言うならビンテージバージョンだ。50/50のナイフレールでより大きなフィンが付くからね」


「しかしうれしいよ。思い通りのクラシックキラーができたんだ。平行なレール、ピンチレール、ラウンドレール・・・・キラーは9ftから10.6ft。幅は22 3/8インチ、厚みは 2 3/4から3 1/4インチ。クラシックキラーは9.4ftから10.2ftまで。幅は22から22 1/4インチ。厚みは 2 3/4から3インチ。これがパーフェクトだ。それにしてもこのボードを手にする人は幸運だ。」


「今回作った2つのボードはとても似ているけど、1本はレールがすごく並行で、オールドスクールのワイドテールだ。ナイフレールのグッドトリマーだ。もう1本はオールラウンドだ・・・」


このようにロビンはシェープに関してのこだわりというか、創造性がとどまることがありません。毎日毎日このようなメールが山ほど送られてきます。ほとんどは同じことを繰り返しているのですが、彼の頭の中は他の人とは構造が違っているので、次から次へとアイディアが湧き上がってくるようです。


だから私はいつも自信をもってブログに書いたりお客様にお伝えしています。「こんなにボードのことを考えてばかりいるのはロビンしかいない。だからボードが素晴らしいんだ」と。


※上記の内容は、今までのボードがよくなかったというわけではありません。あくまでも常に探求し、進化しているということをご理解ください。


ロビンについては7月10日発売の雑誌「Blue.」でも長編を書かせていただいておりますので、ぜひぜひ発売当日は本屋さんに並んで10冊くらいまとめ買いをお願いしたします。

 

 

オンショアの強い湘南ですがくれぐれも無理をしないように、風が止むのを待ちましょう。

 

楽しい週末をお過ごしください。

 

シーコング藤沢店
田中