午前中のCJとのミーティングに続いて、午後からはサンクレメンテのデューイ・ウェーバーに行ってきました。
なにしろ今でもシーコングでは一番販売数の多いブランドです。年間約700本のオーダーのために毎月の注文本数を決めたり、長さやカラー、デザインのオーダーも手間暇がかかります。人気がある色ばかりを注文するとどうしても単調になってきますし、アート性の高いガトヘロイなどのボードと並べても引けをとらない格好いいボードでなければなりません。そこで今回は写真のように古い写真を引っ張り出し、クラシックブランドらしくクラシックの原点に回帰したデザインを注文することにしました。クラシック感バッチリの一生モノのボードになっていただければと思っています。
1960年代の広告ですが、ペイズリーのファブリックが頻繁に用いられているのが特徴です。
また、当時はフォームブランクスの品質が悪かったので、それを覆い隠すためにホットコートのパネルのデザインが施されていました。樹脂でコーティングするこの方法は非常に手間がかかるハイクォリティな技術を要し、価格も跳ね上がってしまうので、現在はほとんど見られなくなったものですが、やはり実物は格好いいので、月に数本ずつのペースで発注しています。
同様にラミネート時のカットラインの不ぞろいを隠すために、ピンラインも描かれるようになりました。
気になるデザインがありましたら、どうぞスタッフまで声をかけてください。
>>>次回は、ハーバー、そしてまたガトヘロイ