シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


f:id:SEAKONG:20181205180050j:plain

CJ、ウェーバーに会った翌日は早朝から、ハーバーから今春発売されるニューモデル「ノーズライダー」のライディングのビデオ撮影に行ってきました。


場所はおなじみのニューポートビーチの「ブラッキーズ」。



当日集まってくれたのは、19歳の時に初めて制作した「RIDING WAVES」(ジョエル、ロブ・マチャド、ジョン・ペック主演)で衝撃的なデビューをした、サイラス・サットンとサンディエゴの大学で映像の勉強中のTJ、そしてベテランレディスサーファーのホワイトの3人です。



フリーサーフィンをしていたスティーブ・ファウェルはすでにビーチで談笑中でしたが、私たちが到着していた時点でダントツに目立っていたのは、スーパーローカルヒーローアレックス・ノストでした。「波が小さいからノーズライダーを持って来ればよかったなぁ」と、1本乗るたびにビーチに上がって話しかけてきました。私から見ると当日使用していたノーズを赤くペイントした8フィートのショート・ダガーは十分すぎるほど楽しそうでしたが、本人は相当後悔していたようです。


コンディションは軽いオンショア、サイズは平均でモモ腰くらい。さすがはメジャーなローカルファミリーポイントだけあって“老若男女入り乱れの混雑”という感じだったので最高のライディングとはいきませんでしたが、日本の一般的なコンディションに近かったので、参考にしていただけると思います。

本場カリフォルニアブラッキーズでも大勢のサーファーの中で目立つサーファーは限られています。ここのヒーローはアレックス、ターナー兄弟(以上、ガトヘロイ)、ダノー、チャーリー、ジェレッド・メル(以上、ダノー)ですが、スワミーズから来たサイラスもひけをとりません。非常にきわどい位置でのノーズライディング、滞留時間、ボードコントロールと新しいラインのとり方は一流です。



さて「ノーズライダー」ですが、
体重が70kg前後の方を例に取りますと、長さは9.6ftがお勧めになります。幅は58.7cm、厚さは8.3cmです。
全体的にフラット気味のロッカーで、ノーズライディングのためにテールロッカーが少しついています。50/50レールですが、分厚いレールではなく、薄めに仕上げっています。クロスは7.5オンスのボランクロスが標準です。オーソドックスなノーズライダーを現代風にアレンジし、ハーバーが得意とするコントロール性、スピード性、そしてノーズの安定性を備えています。


>>>ライディングのムービー


現在、ハーバーサーフボードでは、「ノーズライダー」のプロモーションのために彼らの来日日程を調整中です。また、サイラスは最新DVD「Under ther Sun」をリリースします。前作同様、サーフムービーというより劇場公開用をムービーという印象で、世界各地で上映会を予定しているようです。日本での日程などが決まりましたら、またご報告させていただきます。



そしてガトヘロイ・・・
お気付きの方もいらっしゃると思いますが、今回のカリフォルニアレポートの中にロビー&クリスの写真はありません。どこかにサーフトリップに行っているかというとそうではなく、今、ちょっとばかり二人揃って運気が悪いようです。
まず、ロビーは足を怪我しています。それも非常に重症です。それから、アートショーでの展示の仕方が気に食わないらしく、会場には顔も見せず、傍若無人に当り散らしています。また、相棒のクリスはというと自慢のフィックスギア(ピスト)自転車で自宅近くに停めてあったメルセデスに突っ込み、鼻の骨を骨折中です。治療明けには莫大な弁償が待っているようです。今月末には、フレンチ・ジャズの第1人者、ドン・カヴァリとのコラボレーション・ライブ『ラッシュ・ライフ』を予定していますが、さてどうなることやら・・・セレブ、芸術、ファッション界で大注目されている割には、いつまでたっても先が見えない彼ららしいライフスタイルを続けています。どう見ても破滅的な「イージーライダー」さながらの人生に見えるのは私だけでしょうか???まさに『LUSH LIFE