シーコング店長ブログ

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ボード到着までいよいよもうあとわずか!!


SHOW COMMING UP SOON!



いよいよ今週の土曜日に迫ってきました、ガトヘロイの「スーペリアシングズ」。



ちゃんと準備をやっているかどうか監視するために一昨日までロビーの家に滞在してきました。
ボードは順調に出来上がっていますが、Tシャツやボードバッグは、手荷物で持参してくることになりました。
ボードの画像をお待ちの皆様、明日、成田でピックアップしてきますので、もうしばらくお待ちください。

1980年代後半より始まったロングボードのリバイバルシーンは、ハワイアンスタイル、クラシックスタイル、コンテストスタイルと時代とともに変遷してきました。しかし、今回のショーは明らかにそれらの今までのスタイルとは一線を画しているはずです。
なぜならガトヘロイの新しいスタイルは、これまでのようにボードの特徴やライディングのスタイルだけにこだわっているわけではないからです。



例えば、「このボードはショートのようなハイパフォーマンスが可能です」、「最高のノーズライダーです」、「新しいこの素材では・・・」とか・・・のような

◆ガトヘロイ流に言えば、今回のショーのコンセプトは「スーペリア・シングズ」:(すごく特別なこと)なのです。



こだわりはまず、「オリジナル」です。
自分たちが常に新しいボードのデザインを作っているという自負があります。
巷にはすぐに彼等のボードを模倣したボードが氾濫しますが、そんなことは気にしていません。
イデアBOOKにはまだまだ驚きのアイデアで埋まっています。



ただしロビー自身は自分の感性だけによってカラー、デザイン、シェープを決めているのではないようです。
彼のアイデンティティの源は、膨大なレコードコレクションからもたらされるジャズ、ラテン、ブルースなど音楽に関する造詣、クラシックからポップに至るアートによる影響、そしてサーフボード自体が歩んできた歴史のバックグラウンドなどをトータル的に昇華させたものです。
だから一見、奇抜さが目をひきつける彼のボードデザイン(カラーだけでなくシェープも)も古典的な思考パターンが根底あるので、不快な感じではなく斬新であるけれども、むしろ心地よい感じがするのです。



才能に気がついているのはサーフ業界だけではありません。



ニューヨークでの「The ハプニング」を皮切りに、昨年の9月には東京青山の高級セレクトショップ「ラブレス」で、フランス人デザイナーのショーに出品されました。
またファッションの本場であるヨーロッパ、フランス、イタリア、スペインなどサーフショップからのオファーが殺到し、ニューヨークからTV局が取材に訪れています。
そして、あのアンディー・ウォーホールとのコラボレーション企画も始動しています。



もちろんロビーの名前が若くして有名になったのはその天衣無縫なキャラクターと奇抜なデザインのボードだけによるものではありません。



何しろシェープされるすべてのボードが個性的で新しく、そして素晴らしい性能です。
CJネルソン、アレックス.ノスト、クリスチャン.ワック、コーディ・シンプキンズ...カリフォルニア、特にスタイル、ファッションなどすべてにおいて現代ロングボードカルチャーの牽引地ニューポートビーチ周辺のを代表する彼等が、ロビーのボードを選んだことでボードの性能のすばらしさは証明されています。



今回のショーは当然現地でも注目の的です。
なにしろ25本のアートボードを引っさげた単独ショーです。
このような企画は現地でもなかなかありえません。
カリフォルニア屈指の高級ボード専門のグラスショップ(カラー、ラミネート、仕上げなどを行う工場)の『ウォーターマンギルド』が、遅々として進まなかったロビーのシェープを後押ししてくれたのも注目度の高さ所以です。



長々となりましたが、皆様に一番伝えたいのは、「ものすごく格好いいボードが来る!」ということです。
今回の25本のボードは、新しい時代のロングボードデザインの源流となるボードながら同じデザインのボードは今後作られることはありません。
まさにスペシャル中のスペシャルです。
是非、ガトヘロイファンの皆様、またそうでなくても、その魅力を肌で感じてください。

◆今回のショーは私たちシーコングのスタッフが準備し手伝っていますが、進行は彼等によっています。
日本のスケジュールに縛られた進行よりも、本場カリフォルニアスタイルのショー&パーティスタイルを楽しんでほしいからです。



もうひとつのショーの目玉は「MATTSON2」です。
素晴らしいです。格好いいです。
ボードに興味がなくとも、彼等を聴くだけでも価値ありです。



是非、会場でお会いできることを楽しみにしております。