藤沢店の田中です。
先日入荷しました『ファットキャット』ですが、続々とご予約をいただいておりますが、まだまだ夏らしい涼し気なカラーも残っています。
また今回入荷しました2本の「グラスオンフィン仕様」のうち1本がキャンセルとなり、フリーな状態となっています。
先日も書きましたが、シェーパーはサーフボードをデザインする時に、フィンとセットでボードのコンセプトを描いています。
特に今回入荷したガトヘロイのフィンを見てのとおり、ロビンはフィンに対しても大変細かくこだわりを持っています。
以前、ロビンがとある日本のファクトリーをお借りしてボードのシェープをしフィンのセッティングについて考えていた時、その場にいた日本人の名ラミネーターの方が「こんな奴は見たことない、朝からすっと6時間くらいフィンのセッティングについて考えてるんだ。普通海外から来て日本で仕事するシェーパーはこんなことはないんだ。さっさと仕事を済ませてどっか行っちゃうんだけど、こいつは凄いな」とおっしゃっていたほどです。
それほどまでにフィンの選択とセッティングはボードの性能を100%発揮するために重要なのですが、「グラスオンフィン」というのは、シェーパーがその経験上において“最適”な位置につけられています。
一般的に「フィンを色々と変えてみたい」というご意見もございますが、シェーパーの考えはあくまでも「そのボードのコンセプトを最大限に引き出すこと」であるため、単純にコントロール性や安定性を求めているわけではありません。
「グラスオンフィン」のボードは保管が大変だから・・・という理由で避けられることも多いのですが、シェーパーのコンセプトを考えれば「グラスオンフィン」はまさに完璧なボードと言えます。
そしてやはり「特別な存在感」を持つボードとして、サーフィン好きの方には圧倒的に人気があります。
めったに入荷がございませんので、ぜひぜひご覧になってください。
ボード選びに迷ったら「サーフボード総合カタログ」をぜひご参考に!
それでは楽しい週末をお迎えください。
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中