藤沢店の田中です。
この3連休も初めてのご来店いただいた方も含め大変多くの方々にご来店いただきました。
この時期であっても店内が盛況になりまことにありがたいことなのですが、せっかくご来店いただいても、店内にはなかなかお勧めできるボードがない状況が続いています。
せっかくご来店いただいたにもかかわらず現物すらご覧いただくこともできないのですが、そうかといって安易に適当なボードをお勧めするわけにはいかず、「ボードが違えばまったく性質が変わってしまうので、本当に欲しい性能を備えたボードをじっくりとお待ちください」、「もしテイクオフや簡単さをお求めになるのであれば、他のボードに代わりを探すことはできない」、「「似ているというだけでは決してご満足は得られません」と説明させていただいています。
シェープをほぼ休止中のロビンのボードにご興味を持ち始めた方もたくさんいらっしゃいます。
皆さん同様にサーフィンが好きそうな方ばかりですが、やはり「最終的にロビンに行き着いた」と言われます。そして並んでいる中古ボードを手に取って「想像していた以上」とおっしゃいます。
コロナの影響でサーフィンに行く機会が増え、そのためにサーフボードについても今までよりじっくりと考える方が多くなった気がします。
そうすれば、やはり行き着くのは“本物”となるようです。
同様にデーンピーターソン、エルモア、ダノーのボードをお探しの方も増えています。
彼らのボードの共通しているのは歴史背景へのこだわりと“本物”の追求です。
持ち前のサーフィンの技量をいかして、1960年代のサーフボードの再進化を目指しているのです。
誰かの模倣であったり、歴史の表面をなぞっているわけではありません。
そのためにシーコングの店頭には他のお店には多く見られる形状のボードが見当たらないこともあります。
しかしそれは「当時はそんなボードなかったから」または「そのアイデアやデザインはずっと後の時代になって考えられたものだ」と理由があるのです。
彼らは「ハイブリッドでスポーツカーにも勝るSUVの車」を作っているのではありません。
あくまでも「古き良き時代の車やオートバイを当時の部品をチューニングしたり駆使してパワーアップ」を図っているのです。
それがロングボードの真の姿であるとこだわっているからこそ、紛れもなく世界中で認められているのです。
・・・しかしながら、すでにクリーム、ウェーバー、ハーバー、エルモア、サーファビリー、BMT、アンヒンジド、ダノーなど普段ならたくさんのラインナップを取りそろえている人気のメインブランドも3店舗あわせても10本のボードもございません。
入荷が遅れているために、それらのブランドの中古ボードはあっという間に売れてしまい、さらに多くの方々がNEWボード、中古ボードの入荷待ちリストに名を連ねていただく事態となっています。
この状況を早急に打開するためにフランス、カリフォルニアへの渡航を予定していましたが、日本以上に状況が悪化している両国に行くには無理と決断するしかありません。
ガラガラとなった棚を眺めながら、いつになるのやらまったくわからない入荷を指をくわえて待つしかないと腹をくくるしかないと・・・・
思っていましたが、今週、来週とカリフォルニアから荷物が届くことになりました。
入荷するボードはウェーバー(12~16本)、ハーバー(5~6本)、クリーム(1~数本)です。
またウェーバー、ガトヘロイ、サーファビリーのフィンも入荷予定です。
ボードにつきましては本数はほぼ間違いございません。
その後はエルモア、ダノーも入荷するようです!(たまたま電話しているところに通りかかったダノーに確認しました!)
まことに申し訳ございませんが、ほぼすべてのボードに先行予約をいただいる可能性が高いのですが、キャンセルボードが出る場合もございますし、まったく予想していないボードが入荷するかもしれません。
まだまだ厳しい状況が続きそうですが、どうやらそれぞれのグラスショップは通常並みに稼働し、溜まりに溜まったボードの仕上げをしっかりとやっているようです。
どうぞあきらめず、今週金曜日、来週金曜日、あまたそれ以降も入荷情報にご注目ください。
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
//////////////////////////////////////////////////////////////////