こんにちは、江戸川店の渡辺です。
これからの時期は海水浴規制や夏休みでメジャーポイントはさらに混雑が激しくなります。
いつものメジャーポイントでは、テイクオフ性能抜群のシングルフィンロングボードで小波を優雅にクルージングして短い夏を満喫しましょう。
それでも毎週末、人の混雑に嫌気がさしたら、「遠征してみる」のもサーフィンライフを楽しむうえでは重要だと思います。
そして、人が少ないポイントでは、いつものロングボードは休ませて、サーフィンの楽しみの幅を広げるという意味でもミッドレングスにトライしてみてはいかがでしょうか。
今年の夏は、海外の著名なシングルフィンロングボーダーのように、ミッドレングスも乗れるロングボーダーを目指して、まだお持ちでない方は本物のミッドレングスを1本、ご自分のラインナップに加えてみましょう!
左)ハーバー・リボルバー
中)ダノー・ダブルエンダー
右)ウェーバー・ファストバック
本日ご案内する『大人のミッドレングス』もすべてシングルフィン。
ロングボード並みのテイクオフ性能と歌っていてもどうしてもロングボードには劣ってしまいます。
その反面、ロングボードでは味わえない軽やかな方向転換や少しの加重でドライブの効いたターンを堪能できて、少し前足を延ばせばノーズまで届くのでハングファイブもロングボードよりも容易となります。
極端に短くする必要はありません。
6ft後半~8ftのボードでも十分にボードの短さからの取り回しの良さを感じることができます。
写真はファストバックに乗るナットヤング。
シングルフィンならではの深いボトムターン!ボードをこれだけ傾けてもフィンが抜けません!
カリフォルニアブランドのシングルフィンらしく、抑えめのロッカーとボリューム感で潮の動いていて割れやすい波質では、もも腰からじゅうぶん楽しめます。
ひとことで言えば、テイクオフさえ成功すれば、そのあとはロングボードよりも自分の思うようにボードをコントロールできるのでファンな気分でその日のサーフィンを締めくくれます。
ファストバックの開発者のナットヤングも登場する、その時代のライディングシーンが収められたミッドレングスのお手本となる映像です。
”Morning of the Earth"
続いて1969年の”Evolution"からの映像です。
◆ファストバック
ショートボードレボリューション期にデューイ・ウェーバー、ハロルド・イギー、そして当時ウェーバーのライダーをしていた”The Animal"ナット・ヤングによって開発されたファストバックモデルです。
チューブライディングや大きくカットバックするための絞られたピンテールが特徴的なモデルで、ショートボードのマニューバ性にロングボードのグライド感やパドリング力を持ち合わせたボードです。
ショルダーの張ったポイントブレイクやリーフブレイクの掘れた波にボードの真価を発揮します。
レール全体がダウンレールになっており、波の反発が強くショートボードのような感覚でボードをコントロールすることができます。
●ブランド:デューイウェーバー
・モデル:ファストバック
・サイズ:7.6ft
・フィン:シングルBOX
・品番:18361
・価格:¥222,000-(税込み)
・送料:無料
ライトブルーオペック
フィニッシング by ウォーターマンズギルド
◆ダブルエンダー
ロビン・キーガルがダノーのチームライダー時代に使用していたシグネチャーモデルのミッドレングスヴァージョン。
ロング並みにボリュームのあるアウトラインで浮力があり、ノーズ幅も広いのでパドルが楽でチーターファイブも可能です。
テールのレールにはエッジが施され、短さも手伝って、切れの良い軽いターンが可能となります。
ミッドレングスのマニューバー性とクラシックロングボードのようなグライド感をこの1本で楽しむことができます。
ロングボードのダウンサイジングに最適ですし、持ち運びが楽なので女性の方にも人気のモデルです。
●ブランド:ダノー
・モデル:ダブルエンダー
・サイズ:7'2ft
・フィン:シングルBOX
・品番:1917
・価格:¥180,000(税込)
・送料:無料
マスタードイエローティント、レッドシダーストリンガー、サンドグロスフィニッシュ
ハンドシェープ by ダノー
◆リボルバー
1969年にデザインされたミッドレングスのピュアな名作ファンボード『スフェリカルリボルバー』。
幅広い表面積と楕円形のアウトラインは安定感とクリックで想像を超えた動きを導き出します。
ロングボーダーのダウンサイジングに最適です。
●ブランド:ハーバー
・モデル:スフェリカルリボルバー
・サイズ:6.8ft
・フィン:シングルBOX
・品番:30881
・価格:¥158,000(税込)※ボトムにわずかな凹みがあるためアウトレット価格となります。
・送料:無料
ベージュピグメント
最後に皆様が気持ち良く、安全にサーフィンする為には「ルールとマナー」を守る事が必要です。
一般的なサーフィンのルール、良識ある大人としてのマナーを守る事は当然のことながら、それぞれのポイントによっては、安全面を考慮したルールが存在するポイントや、サイズが上がると流れが激しくなるポイント、潮が下がると岩が出てきて危険なポイントなどありますので、様々な条件を十分に注意して、トラブル無く、ケガ無く、楽しんで休日を過ごしましょう。
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波のピークに一番近く、かつ一番先に立った人が優先です。
1本の波に乗ることが出来るのは一人ですので、優先権を持つ人のライディングを邪魔してしまった場合は一言「すみません」と声を掛けましょう。
沖に出ようとパドリングしている時はライディングしてくる人の邪魔になら無いようにしましょう。逆にライディング中の人はパドリングをしてアウトに出ようとしている人を見かけたら早めに避けて、お互いが配慮し合いましょう。
安全のため自分のボードは離さないようにしましょう。もし波のサイズが大きくてボードを掴んでいられないコンディションなら、無理せず海に入るのをやめましょう。ライディングしてくる人の邪魔にならないように十分配慮しましょう。
ショートボード、B.B.より早くテイクオフできるロングボードなので、ガツガツ浪に乗っては印象がとても悪くなります。
ショートボードやB.Bが乗ろうとしている場合はパドルをやめて、波を譲る気持ちの余裕を持ちましょう。
リーシュは必ず着用しましょう。
大勢でポイントを占拠するのはやめましょう。特にポイントブレイクだったら最初から入っている人がいる場合、しばらく人数が減るまで待ちましょう。
全ての場所にはそこで生活する住民がいることを思い起こし、大勢の人間でたむろしたり、違法に駐車したり、騒音をたてるのはやめましょう。
ビーチや駐車スペースなどにタバコ等のゴミを捨てないようにしましょう。
シーコング東京江戸川店