藤沢店の田中です。
現在、1月に行ったカリフォルニア、メキシコで撮影してきた映像を編集しています。
いつも通り世界最高のサーフポイントの一つであるスコーピオンベイではアレックス、マットハワード、ブリタニークインを3つの異なる波質のポイントで撮影することができました。ロング、ミッドレングス他、注目のフルチャンネルのボードなど様々なボードから繰り出されるパフォーマンスをご覧いただけます。
カリフォルニアではまずロビンとエバンの撮影を行いました。私達がロスアンゼルス空港から向ったことと、ロビンの思いつきにより、いつものオレンジカウンティではなくパロスバルデスという地域のポイントで2日間の撮影を行いました。
そしてカリフォルニア最終日は“ブラッキーズ”にアレックス、ロビン、トロイ、ダノー等が揃い、日本の波質に似たビーチブレイクでのライディングを収めることができました。
これにバリでのジャレッドの数ショット、それからカリフォルニアから戻った新井が撮影したトロイとチームライダーのライディング、ボードの説明ビデオなどを加え、全編を完成させる予定です。
完成まで2週間を見込んでいますので、どうぞお楽しみにお待ちください。
上記のように今回はロビンを2日間撮影したのですが、彼が使用していたボードはクリームの『ファットキャット』です。
従来ならガトヘロイの『ザーベル』など超高速の長めのボードで誰もがやらないようなマニューバーを見せつけるようなことが多かったのですが、今回は感じるところあって『ファットキャット』を乗り続けていました。
その“感じる”ところとは・・・
彼は常に最高のボードを作り上げることだけに集中しています。そのため、時にユーザーの目線からかけ離れたような超繊細なボードを作ってしまいます。
「一体誰がこのボードに乗るのか?」というほど研ぎ澄まされたボードに魅了されるファンの方々はもちろん多くいるのですが、多くのシェーパーがその方向に向かってきていると感じた彼はいち早く「誰もが乗りやすいボードの追求」に舵を切り替えしたのです。
ファットキャットをもっと高いレベルのボードにしたい。しかしそれは今までのようにシャープなレール、フラットなロッカー、細いアウトラインというようにチューンナップするのではなく、そのまったく逆である「簡単な乗りやすさ」をとことん追求したのです。幅や厚み、浮力や安定感を損なうことなく、テイクオフ、ノーズライディング、ターンの性能を向上させることに成功したのです。
今回撮影した映像はフィンが当たるほどの浅瀬のリーフ、オンショアという、「何故わざわざこんなところでサーフィンするんだろう?」と思われるほどの最枠のコンディションでしたが、彼はそのコンディションの中でもこの『ファットキャット』の性能をあらためて確信したようです。
海から上がったロビンは「最高の出来だな」と自画自賛していました。
現在、シーコングでは「ユーザーレビューキャンペーン」を行っていますが、『ファットキャット』をご購入いただいた方々からたくさんのご感想をいただいております。
ロビンが追求する「乗りやすさ」が皆様にどう伝わっているのか、をご覧いただき、次のボード選びの参考にお役立てください。
いかがでしょうか?
もし『ファットキャット』が欲しくなってきたら、ぜひこちらをご覧ください。
ボード選びに迷ったらこちらをお役立てください。
皆様のお問い合せ、ご来店お待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////