こんにちは、カリフォルニアから平塚です。
今はカリフォルニア出張5日目なのですが、ロビンの家に行く前に少し時間が空いたので、4日目の様子をお伝えしたいと思います。
4日目は前日思った以上に波がよく、人も少ないということでトロイが気に入ったボルサチカで再びサーフィンするよ、ということで、トロイが来る前にボードを借りて少し海に入ってみました。
借りたボードはノーズライダーモデルの9.5ft
コンディション的には、潮が引く前の少しダンパー気味の、日本でもよく見るようなコンディション。
潮が引けばよくなるだろうと、ちょっと不安げにパドルアウトしました。
自分が今日本で使っているプレイデートなどと比べてかなり厚く、特にセンターの50/50で丸みのあるレールを波待ち中に撫でながら「結構ボリュームあるなぁ」と思っていました。
ちょっと形の良さそうな波が入ったのでパドルを開始すると、やはりその厚みによってボードがかなり安定しています。
安定しているので当然テイクオフも早いです。
ノーズにコンケーブが入っているので、テイクオフに少し癖があるかと思いましたが、浅いので全く問題有りません。
海上がりにトロイにノーズコンケーブが浅いね、というと、テイクオフの邪魔ににならないでしょう、との答えで納得しました。
ボリュームがある分、ターンに関しては少し不安が有ったのですが、乗ってみると自分には少し大きい9.5ftでもスムーズに動きます。
ボードの特徴を一言でいえば「すべてがスムーズ」です。
ノーズに行くのも、テイクオフからターンまでのボードの挙動が、トロイのサーフィンのように「スムーズにできる」というのが特徴です。
アレックス、ジャレッド、ロビンの様なアグレッシブなホットドギングスタイルと言うよりは、洗練されたスムーズなスタイルです。
適度な浮力と、ノーズライダーという名前の割にノーズはそれほどラウンドしていないのですが、几帳面な性格から丁寧にバランスよく作られたボードは、見た目同様ノーズからターンまで全ての面で洗練されていました。
その後トロイとチームライダーのチェイスが入り、スタイリッシュにノーズライドしながら小波を走り抜ける姿をみると、アレックスやロビンを見て育った世代がこういうサーフィンをするのも面白いな、と思いました。
■トロイのノーズライド
■若干19歳、チェイスのバックサイドノーズライド
個人的には小波から使えるボードと感じたので、湘南エリアでも十分機能すると思いました。
テイクオフ、ターン、ノーズライドといった基本的なテクニックを、余裕をもってスムーズに出来るボードなので、ボードの機能に多くを求めず、シンプルにサーフィンしたい人にもお勧めです。
海から上がり、軽くランチを取った後は再びシェイプルームでボードを削るとのこと。
本当ちゃんとしてます。
ダノーのシェイプルームの入り口にはビアボトルオープナーが。
ある意味、ちゃんとした正統派カリフォルニアシェイパーの姿がここにもありました。
3日目にハーバーと、ウェーバーにも訪れたのですが、その模様はまた帰ってからお伝えしたいと思います。
これからカリフォルニア最後の夜をロビンと過ごしてきます。
家の住所を頼りに行くので、居るかどうかかなり心配ではありますが・・・。
日本はまだまだ寒そうですので、風邪などひかないようご自愛ください。
私も明日の朝の飛行機でカリフォルニアを離れます。
また篠崎店頭で皆様に旅のお土産話ができるのを楽しみにしております。
