藤沢店の田中です。
今日はロビンからもジャレッドからも電話はなく、平穏な日を送っています。
そこで先日もご紹介させていただきましたが、あのアレックスも絶賛したジャレッドメルの『ブギースペシャル』を改めてご紹介させていただきます。
このボードは藤沢店の天井に飾っている1966年製のトラッセルスペシャルを見たジャレッドが興奮して天井から下ろし、テンプレートを取って作ったものです。
この1966年のハーバー・トラッセルスペシャルは新井がネットで発見した物で、新品未使用というまさに奇跡の逸品です。50年前のボードであるにも関わらず日焼け、ダメージはまったくなく、まさに新品と同様のパーフェクトコンディションです。
当時のサーフボードといえば同じブランドの同じモデルでも随分と品質にばらつきがあるのが当たり前だったのですが、リッチ・ハーバーは当時より同じ品質のものを作るために独自の方法で今のマシンシェープに近いものを生み出していました。(その後、盟友であったゴードンクラーク(クラークフォームの創始者)と一緒にフォームブランクスやプラグ(サーフボードのもとになる型)の汎用化に寄与しました)
ということでシーコングに飾ってあるこのトラッセルスペシャルもまた現在のものとほぼ同じなのですが、やはりそのバックグラウンドからジャレッドだけではなくロビン、アレックスも引き寄せられていました。
話を戻しまして、『ブギースペシャル』ですが、このボードの素晴らしいところはなんといってもそのレールフォイルです。
私はたくさんのボードに触っているのでなんとなく「このレールは他と違う」ということがわかります。
このボードはまさにそれで、ロビンが言う“クラウン”という絶妙なレールをしているのです。おそらくアレックスもそれを一瞬で見抜き、「これ誰が削ったボード?(ロゴがないため)」と聞いてきたのでしょう。
そして写真のようにフィンはこのトラッセルスペシャル用が最高にマッチします。
すでに『ブギースペシャル』の1本目は世界的なマニアの方にご購入いただいています。
『ジャレッドメルモデル』とともに、一世を風靡する日は近いでしょう!
皆様のお問い合わせ、ご来店お待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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