藤沢店の田中です。
今日は波もあり、少し暖かい湘南ですが全国の皆様はいかがお過ごしでしょうか。明日も期待できそうな湘南です。
さて先日完成しました無料配布DVD「キャッツ イン イタリー/クィックモーメント」ですが、藤沢店では毎日全国の皆様への発送に追われており、改めてロビン、そしてガトヘロイへの関心の高さに驚いております。
今回の映像では「ちょっと映像としては格好悪いかな」と思ったのですが、誰がどのモデルを使っているのかを記載しました。
毎回、「あのボードは何モデル?」と、ご質問が多かったことと、ロビンがせっかくこの映像のために色々なボードを持ちだして乗ってくれたので記載することにいたしました。
今回のDVDをご覧いただいたお客様は一様に「やっぱりロビンは上手いな」と言っていました。私も確認のため何度も映像を見ていますが、私も「やっぱりロビンは上手いな」と思います。
仕事柄たくさんのサーファーを間近で見ていますが思い起こしてもロビンのようなサーフィンをするサーファを他に思い当たりません。彼も16歳くらいまではジョエル・チューダーが築き上げたモダンクラシックを手本として柔らかいノーズライディング主体のサーフィンをしていましたが、体格が大きくなるに連れ、そしてウェーバーのライダーをクビになりタイラーのチームライダーになった頃よりパワーサーフィンを主体にするようになりました。その後、ダノーのチームライダーとなり自らにブランドを立ち上げた頃にはアレックス・ノスト同様にジョエルの呪縛から解き放たれたかのように、オリジナルのスタイルを確立しました。それでもその頃はやはりノーズライディングが主体であったのですが、最近では「スピードとパワー」において他のサーファーを圧倒しています。
ついついノーズの滞留時間に目が行ってしまいがちなロングボードですが、ロビンの上手さはそれだけにとどまらず、スピード感溢れ、誰もできなような“すごい“カットバックをします。彼は「いいボードを作るために、サーフィンが上手くなければならない」とよく言いますが、彼のサーフボードが高く評価されるのは、彼のサーフィンを見ていただければおわかりいただけると思います。
そんなことを考えながらボードによってサーフィンスタイルを変えるロビンをご覧になっていただければと思います。
下記は私の個人的なロビンのサーフィンの“見どころ”ポイントです。なかなかできそうで(私には当然無理ですが)できないスタイルは見れば見るほど“すごい”です。
●ソウルアーチスタイルでのボトムターン
●ファーストボトムターンでの強烈なボードの踏み込みによるその後の加速
●ボトムターンの後、必ずボードをトリムしスピードを加速させる
●スピードが最高点に達した時にノーズへアプローチする
●波のパワーポイントを過ぎたところまでボードを走らせ、一気にスプレーを飛ばすようにテールを蹴りこみカットバックする
●カットバックの最後のフロントターンはボードをねじ伏せるように力強く行う
●退屈な波ではパラレルスタンスをしたり、他のサーファーにアタックしたりと、サーフィンを楽しむ
●使用するボードのタイプに合わせたサーフィンをする
まだDVD「キャッツ イン イタリー/クィックモーメント」を手にしていない方、是非、サーフィン後の酒の肴としてゲットしてください。
シーコングのユーザーの方でなくてももちろん大歓迎です。海の帰りはぜひシーコングへお立ち寄りください。
⇒「キャッツ イン イタリー/クィックモーメント」の郵送のお申し込みはこちら(ただしご遠方の方のみに限らせていただきます)
お待ちしております。
シーコング
田中
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