シーコング店長ブログ

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H3モデルについて


藤沢店の三浦です。


今年に入ってからハーバー・バナナモデルを乗り出し、今までよりテールサーフィン重視の波乗りにも本腰を入れていますが、奇遇にも、いつもコメントをいただいております「千葉のI」さんも、久々にトライフィンモデルであるハーバー・H3に乗ってきたということで、自分へのアドバイス+レポートをいただきました。


千葉のIさんより、ハーバー・H3の試乗レポートです。

最近、クラシックスタイルのシングルフィンにばかり乗っておりましたが、2月4日(日)前夜の強い南西風から明け方に北西に変わる予報により、サイズ・面も良いと期待し久しぶりにハーバーH3 9,4を持ち内房へ向かいました。
まずはいつも入るシークレットポイントで少々強めのオフショア・期待に反しハラ胸で入水。
その後急激にサイズダウンしヒザ〜モモ、9時過ぎに岩井へ移動しヒザモモ、11時過ぎから潮もひき腰たまにハラで入水しました。
以前所有したDT2と重さ幅厚みともほぼ同じ位のボリュームでありながら幅いっぱいに厚みをとっていることから浮力はDT2を上回る感じです。
独特のノーズチャンネル?(通常のノーズコンケープより確実に水の抵抗が少ない)と絶妙なロッカーなのか、ボトムの水の流れがスムーズに感じられ、パドリングはスタビの板でありながら軽く早いと思いました。
テイクオフは購入当初から胸肩以上の波で使用して他のスタビモデルに比べ早いと感じていましたが、フィン周りのテール部分が比較的平らに仕上げられていることからか、スモールサイズでもテールが水に押されるのが感じられヒザモモサイズでもまったく問題なく楽しめることが発見できました。
ターンは、テールのエッジも効いており、センター部分も丸みのあるダウンレールになっていることと、良く判らなくて恐縮ですがロッカーなのか軽く操作性が良く、目線に続いて左肩を(レギュラースタンスなので)軽く閉じたり開いたりするだけでスッと曲がり、波の裏側へのプルアウトも楽でしたし、混んでいるときなどでは取り回しが良くベストチョイスかも・・・・。
今回は、2本持たなかったため初めてH3でヒザモモサイズの波に乗ることとなってしまいましたが、意外にも小波でも十分楽しめるという事が発見出来ました。
トリップに一本しか板を持って行けないとしたら間違いなくH3をチョイス。
小波からオーバーヘッドまでオールラウンドに楽しめそうです。また、私もショートから年齢もあり(今年50歳です。)ロングへ移りましたが、ショートからロングへという方に最適なボードと言えます。
写真のマイボードもそうですがティントの仕上げがとても綺麗ですごく気に入っています。
当日は友達の奥様をはじめ女性サーファーもおり板談義をしながら気づいたのですが、もしかしたら普通の体格の女性なら9,2(あれば9,0でもOK)のH3でテイクオフも早く取り回しも良く楽しいサーフィンが出来るんじゃないかと思いました。
苦労したH3のフィン、ウォーキング&ノーズについては、そのうちご報告いたします。


Iさんの話やレポートを聞くと、膝〜モモの辻堂でも活路を見出せそうなので、この調子でバナナモデルを乗った後には、H3にも乗ってみたいと思います。
それにしても、久々に波のあった日曜日を入り逃してしまい、未だにバナナでは小波のみの試乗になっているので、なんとか、この小波サイクルから抜け出したいです。