シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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フランス出張ラスト日記

 

こんにちは、大阪店の中村です。

フランス日記の続きです。


今回の出張ではロビンのボードをたくさん触りました。

シュチュエーションは様々で、部屋に置いてあったボードを自慢げに「これ最高だろ?」と言われて触ったり。

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家の地下室に眠っていたボードを地上まで上げるついでに撫で回してみたり。

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ファクトリーに置いてあったボードを自慢されたり。

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通りがかったガトヘロイユーザーのボードを見せてもらったり。

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そして、ロビンのボードを使ったり。。。!!!!!

(実は2時間だけロビンとサーフィンしました。私は映像を撮ると言ったのですが、せっかくフランスに来たし、今回のお前はグッジョブだったから一緒に入ろう!と言われたためですよ。)


そしてロビンは今どんなボードを使っているのか?

10ftのセイバーです!

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これは本当に感動するほど素晴らしいボードで、最初私は9.6ftのオペレーターを借り、パドルアウトしてピークまでたどり着いたのですが、実際に海に入ると「セイバー乗ったことあるか?」と聞かれ「ない。」と答えると、「カスタマーのためにも乗ったほうが良いから乗ってみ!」と言われました。

ロビンでもそんな気が効くこと言えるんだ。と感動したのですが、本当の感動はこの後でした!

セット胸肩のリーフブレイクだったのですが、驚くほどの速さ!!!!でした。

田中はよく接客の際に「ロビンのボードはスピードが速くてボードから振り落とされる!」と言ったりしますが、まさにそれと同じで一本目のボトムターンを切る瞬間に速くて振り落とされてしまいました。

その瞬間は奇跡的に足をグニャンと曲げ続けてボードを岩へ流さなかった自分を褒めてあげたくなりました。

その後はそのボードで1時間ほど楽しんだのですが、ロビンも僕がそのボードで楽しんでいる様子を見て中々「返してくれ。」と言いにくかったのかずっと貸してくれました。(普段は中々使いたくても使えないですからね。)

 ロビンは何度も「スーパートリムボード!」と言っていましたがその通りで、どこまでも、風と水の抵抗なく走っていくのを肌で実感できました。


これは今回フランスで私が見たロビンのボードの感想ですが、すべてのボードにおいてボードのアウトラインが細く、ノーズがシャープな形状をしています。
 

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 レールが繊細で、ボードのほとんどにエッジが入っていません。

そして「スーパートリム」というフレーズをひっきりなしに使っていたので、現在彼の頭の中の「サーフボード」カテゴリーの引き出しには「スーパートリム」というワードが散らばっているのは間違いないのだと思います。

 

これは数年前の写真ではございますが、奇遇にもまさしく今私の後ろでロビンが「スーパートリム」中でした。

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これでひとまず今回のフランス出張のブログは最後になりますが、店頭に来ていただければそのほかにもたくさんの写真、動画を撮影しておりますので、ご紹介できるようにしておきます。

そのほかにもブログでは決して書くことのできないお話や、ロビンの新しい彼女?も見ていただけますのでぜひ暇つぶしがてらにお話しに来ていただければと思います。

(ロビンの彼女の写真をあげたいのですが、ロビンもこのブログを毎日のように見ているので、見つかるとなに言われるかわからないですからね。笑)


シーコング大阪店 中村

 

フランス出張 VOL.6

 

こんにちは、大阪店の中村です。

先日お伝えしました通り今回は、ロビンキーガルについてを書かせていただきます。


まず今回私がフランスに行った一番の大きな理由は彼の引っ越しを手伝うためでした。

彼の家は6月に取り壊しされることが決まってしまったため、全ての荷物を家からガトバスクのファクトリーへと移動させなければなりませんでした。

家の門

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家の壁には9.9ftのドライバーが立てかけられていました

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地下室からは10本のガトヘロイとビンテージのフィッシュ(ボードは猫のおしっことフンだらけだったので私がキレイに洗いました)

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(それを知ったハイファッションブランド「ACNE アクネ」のディレクター、ジョニーヨハンソンはロビンのためにその家を購入して、取り壊しを中止にしてもらうよう申し出たのですが、家の大家さんがジョニーのことを調べあげ、大富豪だと知ると急遽、家賃を何倍にも釣りあげたり、金銭を要求してきたようです。)

仕方なく今の家を諦めたロビンは生活する場所をファクトリーの2階へと変えなければならなかったのです。


そしてファクトリーはというと、、、こちらもこちらで大変なことが起きております。

田中から直接お聞きになった方もいらっしゃるかと思いますが、ロビンはガトバスクのメンバーと喧嘩をし、メンバーとすでに別れております。

以前ガトバスクのメンバーとして働いていた、ギュエム、ヤンなど、誰一人として残らず、以前は働き手で賑わった倉庫の中はまるでもぬけの殻の状態で、ゴミが散々とし、廃墟化していたのです。

 

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そこをキレイに掃除し、荷物を入れ、整理するのが今回の私とロビンの仕事だったのです。


しかしなぜ、ガトバスクがなくなった今、フランスにファクトリーを持ち、生活できるスペースが必要なのか?と皆様思うはずです。

それは彼とフランスで生活を共にするうちにわかってきたことなのですが、まずはフランス、ゲタリーの場所や人のことをとっても好きだと、彼が言っていました。


ロビンはまず起きると必ずと言っていいほど、歩いて3分のカフェに行きます。(コーヒー2杯、ペリエ、スムージーを飲みながら、キッシュ、バナナシフォン、ガトーバスク、タパスを食べます。朝食代2人で7千円は当たり前。)(ここのフリーWi-Fiを使い朝のメールチェックをします。)

そして必ず同じポイントで波のチェックをします。

波がよければサーフィンをします。

ランチもディナーもゲタリーのレストランで食べます。

とりあえずゲタリーにずっといるのです。


そんな感じでロビンがゲタリーを愛していることを知っている町の人たちも、またロビンのことを愛しています。

サーファーはもちろんのこと、ゲタリーの住人、バーのマスター、バーの常連客、レストランの店員から犬を散歩するおばあさん、みんなに「ロビン帰ってきたんだね!おかえり!」とひっきりなしに声をかけられます。

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その姿や立ち振る舞い方はカリフォルニアで見せる雰囲気とは少し違うように思います。

それからいつ終わるかわからない立ち話がスタートするのですが。。。


そしてフランスから離れない理由のもう一つが、ヨーロッパ中やアフリカにカスタマーが沢山いることです。

スウェーデンのお城の持ち主、モロッコのホテルの経営者、ノルウェーの大金持ち、イタリアの弁護士、、、聞けばまだまだ色々出てきたのですが覚えれませんでした。

とにかくロビンのボードの素晴らしさや、アクネのジョニーのようにロビンの人間性自体に惚れ込んでしまったヨーロッパユーザーのためにもフランスにいることは彼にとって大事なことのようです。

もちろんホバンのようなガトヘロイのライダーがヨーロッパにいることも大きいでしょう。

その他にももちろんミッキードラの影響や、名だたる有名なサーファーがこの地を愛したということも大きく関わっているのだとは思います。


ということでシーコングは今後入荷するすべてのガトヘロイ、クリームのボードがカリフォルニ製になります。


次回はロビンが今使用しているボードなどについて書かせていただきます。

 

 

引っ越しの最中に見つけたお宝写真1

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シーコング大阪店 中村

 

 

フランス出張 VOL.5

こんにちは、大阪店の中村です。

時間が空いてしまいましたがフランス日記の続きを書かせていただきます。


前回のブログの最終では

ホバンから聞いた話によると、明日はスペインのサン・セバスチャンにアフリカのバンドがくるようで、それをロビンに伝えると、彼は行く気満々です。

と書かせていただきました。

結果的には、私は行きました。ロビンは行きませんでした。


それには理由があり、その前日に一緒に飲んでいたバーの女の子を気に入ったロビンはサンセバスチャンを取るか、彼女を取るかで悩んでいたようで、その悩んでいる最中に運命的にもその女の子が通り掛かり、答えは即答でした。

「ユウサクはせっかくだからサンセバスチャンに行った方が良い。アフリカのバンドなんて滅多に見れないし、俺も行きたいぐらいだよ。」

「俺は引っ越しの作業で疲れてるし、先日のフライトで疲れてるし、カリフォルニアでは3ヶ月間休みなしだったから今はフランスにいる時間を楽しみたいよ。」

「大丈夫だよ!スペインのサンセバスチャンまではすぐだし、お前なら出来るよ!」


・・・・「 OK。」


こんな感じで一人でフランスからスペインへと車を走らせたのでした。

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行きの道中、こちらはこちらではホバンから、

「ユウサク!始まっちゃうよ!早く!」とメッセージがあり、仕方なしにフランスの田舎道や高速道路を、現地の人のごとく突っ走ったのでした。

なんども道を間違えそうになるも、一つも間違えることなく到着した時には8時20分。
たまたま道ですれ違ったホバンたちと合流できたのは8時25分。
ライブ開始は8時30分。

どうやら神様はスペインにいます。

もちろんアフリカのバンドは本当に素晴らしく、またサンセバスチャンの街並みが大変綺麗で、その全てを歩いて案内してくれたホバンとレベッカの優しさにも感動さえした1日でした。

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私たちが見に行ったアフリカのバンド「BOMBINO ボンビーノ」の映像
当日はもの凄い人の多さでした。

youtu.b

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行き帰りの道中の困難さは皆様お察しの通りデンジャラスなものとなりましたが、大変いい経験をしました。


次回はいよいよロビンキーガルについてです!お楽しみに!

シーコング大阪店 中村

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