藤沢店の田中です。
本日はうれしいお知らせが宮崎より届きました。
現在宮崎県の木崎浜でNSA全日本サーフィン選手権が行われていますが、メンズ・ロングボード・カフナ・クラスに出場していたシーコングチームライダーの戸井田雅秋が見事優勝しました。
使用していたボードは、デューイウェーバーの『スタイリスト』モデルです。
今までに、中山祐樹が優勝したときには『プレイナー』モデル、そして戸井田雅秋が以前マスタークラスで優勝したときには『パフォーマー』を使用していたので、『スタイリスト』での優勝は初めてです。
全国のウェーバーファンの皆様、”ウェーバーはテイクオフが速いだけ”なんてことはないことが改めて証明されました。
これからは自信をもって、より高いパフォーマンスを目指して楽しんでください!
デューイウェーバー最高です。
ここで、記念に戸井田さんとシーコングが出会った時の話を書きたいと思います。
ご存じのとおり、シーコングは1998年に世田谷の奥沢にて創業しました。
創業直後よりたくさんのお客様にご利用いただき、ボードの入荷が間に合わなかったので、1999年になってカリフォルニアのデューイウェーバー社とボードの輸入の契約を交わしました。
せっかく世界的なブランドを広めようと始めたのですが、当時私たちは新参者だったので、多くのサーフショップから冷たい目で見られていました。
また、当時の専門誌に広告を出そうと思っても、「シーコングの広告はお断り」と言われていた時代でした。
そんな時、雑誌の「NALU」が第1回のロングボードコンテストを開催するという話を聞きつけ、優勝すれば雑誌で取り上げられるだろうと思い、すぐさまカリフォルニアのデューイウェーバー社に「誰か活きがよくてコンテストに勝てそうな奴、できればインパクトが強い若い子を送ってくれ」と連絡を入れました。
そして、その時、送られてきたのがあのロビンキーガルだったのです。
彼は、出場した2種目に圧倒的な大差をつけて優勝し、期待通りに雑誌の見開きを飾り、現在に続くシーコングのネットワークの礎を築いてくれました。
第1回NALUロングボードコンテストは、そのファイナル出場者を見れば草試合ではなく、超ハイレベルの大会だったことがわかります。左から、当時ドナルドタカヤマのライダーだったリージェイムスハオ、ロビン、直後にプロとなり活躍した鈴木康弘プロ、そして右端は尾頭信弘プロ。ロビンはこのファイナルでも、他を圧倒するダブルスコアで優勝を飾りました。当時16歳でした。
しかし、今回はその話はおいておいて、戸井田さんの話です。
その翌年、神奈川県藤沢市の長後に2店舗目を出店してすぐのころ、一人の女性がご主人を連れ立って来店されました。
ご主人のお話では、「自分は辻堂にあるサーフショップのライダーをしているんだけど、妻が新しいボードを買いたいと言ったら、ご主人と奥さんは別だから・・・・と、つれない返事で、その対応に不満を持った奥様がネットでシーコングを見つけたから来店した」と、いうことでした。
その奥様は『スタイリスト』のデザインをとても気に入り、すぐさま購入されたのですが、ご主人の方はその時、「なんだこのデカいボードは。シングルフィンだし、重いし、幅が広いし・・・・こんなボードじゃ絶対に曲がらないし、乗りこなせないだろうな」と思ったそうです。
そのご主人は当時全盛のスタビ付きでテールが絞られた典型的なパフォーマンスロングボードに乗っていたために、その頃は一般的ではなかったカリフォルニア系のシングルフィンロングボードは見たことも、関心もなく、どちらかというと今風(当時の)でないダサいボードと思っていたようです。
しかしある日、たまたま自分のボードが修理中だったので、仕方なく奥さんの『スタイリスト』を持って、海に行ったのです。
そして、その足で自分がライダーー契約をしていたショップに断りを入れ、シーコングに来店し、「目からうろこが落ちた。このボードは自分がやりたかったスタイルのサーフィンを全部可能にしてくれる。もうこのボード以外は考えられない」と、まくしたてたのです。
その話を聞き、広告やプロモーションに行き詰っていた私はすぐにその人、及川秀一さんをシーコングのチームライダー1号にお招きしたのです。
すると及川さんは、「来週末、茅ケ崎で大会があるから早速使ってみますよ」と、意気揚々と帰っていったのです。
翌週、及川さんが来店され、「優勝してきましたよ。このスタイリストで」といきなりにうれしい報告をしてくれました。
しかし、及川さんは不思議そうに、「でも別のクラスで優勝した人もウェーバーに乗ってた」と、言ったのです。
当時のシーコングのお客様でそのような方は思いもつかず、及川さんにどんなボードだった?と聞いたところ、「真っ赤なボードに真ん中に黒い線が入ってた」と、言いました。
すぐさま私が「それ試乗ボードですよ。そういえば先週、お客さんに貸したはず」、と言っている最中に、「こんにちは。お借りしていたボードを返しに来ました。このボード最高ですね。大会に使用したら優勝しちゃいました」と、威勢よくお店に入ってきたのが、本日優勝を果たした戸井田雅秋さんだったのです。
こうして戸井田さんは24年前にシーコングのチームライダー第2号となったわけです。
それ以来、戸井田さん、及川さん、そしてその後にチームライダーに加わっていただいた小林恵理子さんは、日本、カリフォルニアの大会で活躍いただき、シーコングの創成期を支えていただいたのでした。
第1回のカリフォルニア遠征。前列真ん中中央が戸井田雅秋、後列右から3人目が及川秀一、後列右時端は小林恵理子、前列右から3人目は小林直海プロです。2002年頃です。
残念ながら、及川秀一さんは2007年に早世されましたが、戸井田さんは、あの初めてあった日とまったく同じテンションで、今日、大会の報告をしてくれました。
お客様の皆様はもちろんですが、このようにチームにも恵まれた私たちは本当に幸せだと改めて実感させていただきました。
今後ともシーコング、シーコングチームをよろしくお願いいたします。
シーコング
田中
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こんにちは。
大阪店の中野です。
それでは入荷した中古ボードのご案内です。
ブランド | ハーバー |
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モデル | チーター60 |
長さ(ft) | 9'10ft |
幅(inch) | 23 inch |
厚み(inch) | 3 1/4 inch |
重量(kg) | 8.3kg |
Fin | シングル |
素材 | ポリエステル |
付属品 | フィン |
価格(税込) | ¥188000 |
送料 | 送料はこちら>>> |
- 【ボード説明】
ハーバー創立60周年を記念して復活したステップデッキの王様
イェーターのスプーンモデルのサーフィンを目の当たりにした当時のハーバーチームライダーであるスティーブビグラーのリクエストにより誕生した名作ボード。
ノーズのデッキ部分を薄く削ることにより、ノーズ部分が軽量化されターンが楽になり、またノーズライディング時にボードがしなりボードを平行に保つのでスピードのロスを抑えます。
ステップデッキ特有の浮遊感が特徴的なモデルでもあります。
ポイントノーズにやや丸みのあるラウドボトム、レールはハーバー特有の分厚いレールでしっかりとした浮力があります。
ハーバーの後世に残すべき3大モデルのひとつでもあるチーターは、クラシックでありながら抜群のターンとノーズライディングを決める万能な1本です。 - 【ボードコンディションについて】
デッキには多数のフットマークがあり、レール、テールに数か所のリペア痕がありますが浸水の心配はありません。またボトムには数か所のヘコミがあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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こんにちは。
大阪店の中野です。
そろそろハーバーの入荷が迫っております!!
●NEW プランティン
ミドルエイジにオススメのテイクオフ最速モデル!!
・9'4ft クリアー、レッド+ホワイト+ブルーカラーフォーム
・9'6ft タンティント、1/4ダークウッドストリンガー
・9'8ft クリアー、3ストリンガー
・9'10ft クリアー、ダブルストリンガー、ブルーカラーフォームストリンガー
●ナインティーン
ハーバーのラインナップの中でも最もノーズライドにフォーカスしたモデル!!
・9'4ft ワンドロップグレーティント、1インチバルサストリンガー
・9'6ft オールドマルティント、ダブルストリンガー ※ご予約中
●サンオー with ハーバーチャンネル
オールラウンドに楽しめる最高のクルーザーボード!
・9'2ft セージグリーンティント、3/8ダークウッドストリンガー
・9'4ft ディープオレンジティント、3/8ダークウッドストリンガー
●バナナ with ハーバーチャンネル
シングルフィンでありながらボードを縦方向にも動かせるオールラウンドボード
・9'4ft シーフォームティント、3/8ダークウッドストリンガー
・9'6ft バナナイエローティント、3/8ダークウッドストリンガー
●カスタムオーダーボード
・9'5ft エボルバー K様
・9'4ft ナインティーン S様
この中でもオススメは何といっても
NEWプランティンです!!
元々40代~60代のミドル世代にオススメのプランティンを、テイクオフの性能をさらに引き上げたプランティンバージョン3となります!!
あのウェーバーに匹敵するほどのテイクオフ性能で独特の浮遊感とハーバー本来のボードコントロールのやりやすさから多くの方にお乗りいただいているモデルです。
バージョン2よりもさらに4サイズ分ボードサイズを広げ、ノーズコンケーブを排除し、さらにロッカーを緩やかにいたしました。
クリームやウェーバーよりも、体感的な浮力を感じやすく、持ち運びも楽ちんでとにかく軽快なボードコントロールが魅力です。
少し体力が落ちてきたかな?という人ほどオススメのボードで、海でも陸でもとにかく楽を感じるボードです!!
どうぞよろしくお願いいたします。
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こんにちは中山です。
先日BMTのミニログ8'9ftをご購入いただいたお客様からミニログのボードを少し乗らせていただきました。
名前の通りロングボードよりほんの少し小さいミニロングタイプのボードです。
パドリングした感じはほぼロングですが、長さが少し短いなぁと感じる程度でした。
テイクオフはロングボードと同じ位置からでも全然乗れますが、ロングボードよりすこーし遅いかな?といった感触です。
このモデルの特徴でもあるテールのウイングがあるおかげかターンはとってもスムーズで軽いターンから最後のエンドセクションも爽快に決めやすかったです。
そしてノーズライドも幅広いノーズ幅とノーズコンケーブのおかげで長さを感じさせないノーズライディングが出来ました。
このボードはロングボードとミッドレングスのいいとこどりをしているボードといった感じで、ロングとミッドの中間といったボードです。
ロングボードの乗り味も感じながら軽いターンも出来ますのでロングボーダーのダウンサイジングとしてとてもいいなと思いますし、
ロングボードに乗りたいけれど住宅問題(エレベーターにボードが入らない)や車が小さくて中積み出来ないかたにもとってもいいボードだと思います。
ロングボードとミッドレングスのいいとこどりなミニロングタイプのボードがまだありますのでご紹介!!
ブランド | BMT |
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モデル | ミニエンハンサーノーズライダー/Mini enhancer nose rider |
長さ(ft) | 8'9ft |
幅(インチ) | 23 1/8inch |
厚み(インチ) | 2 3/4inch |
重量(kg) | 6.1kg |
フィン | シングル |
素材 | ポリエステル |
付属品 | なし |
価格(税込) | ¥331000 |
送料 | 無料 |
シーコング東京江戸川店 中山