シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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大阪店から“MUST BUY”のとっておきのボードをご紹介!

今日も大阪店の田中です。


今日は昔話と大阪店のお勧めボードの話です。

 


シーコング創業2年後の今から23年前、デューイウェーバーの取り扱いを始めました。


その翌年、雑誌「NALU」が第1回のロングボードコンテストを伊豆白浜で開催することを聞きつけた私は、ウェーバーの本社に「誰か生きのいいサーファーを送ってほしい」と依頼しました。


そして来日したのが若干16歳、若き日のロビンキーガルでした。

 


彼はその大会において、その後JPSAで活躍することになる日本ロングボード界屈指の強豪たちを抑え、出場した2つのカテゴリーで圧倒的な勝利を収めました。


彼は私たちの期待通りに雑誌の見開きを飾り、その後のウェーバー人気を決定づける役割を果たしてくれました。


それ以降、私はカリフォルニアに行くたびに車の免許を持っていなかった彼を誘い、一緒にサーフィンしたり、食事に出かけるようになりました。


その時、彼が「友達も誘っていい?」と私にたずね、連れてこられた当時のキッズたちが現在のVANSのマネージャーであるノーランホールであり、アレックスノストであり、ジャレッドメル達だったわけです。


もちろんその頃の彼らは単なるガキたちで、車を運転してどこにでも連れて行ってくれ、飯までご馳走してくれる私に感謝しているというよりも、むしろ上手く使われているという感じでした。


それでも彼らが後に彼ら自身の力によって有名になり、シーコングに次から次へと一流のネットワークをもたらせてくれ、しかも義理堅くシーコング第一でボードを作ってくれていることに私は感謝しています。


今、シーコングに“世界最強”と言われる奇跡のラインナップが揃っているのはそのような理由からなのでした。


ところで大阪店を見回してみるとシーコングの原点となったデューイウェーバーとロビンのクリームのボードがたくさん並んでいるのですが、その中でもとっておきのボードを見つけたのでご紹介させていただきます。

 


↓↓↓↓これお勧めです↓↓↓↓


①デューイウェーバー 9'6ft “プリパフォーマー”

 




《お勧めの理由》


ご存じのようにウェーバーと言えば『パフォーマー』が代表的モデルですが、現在シーコングで販売されている『パフォーマー』は1967年にデザインされたものです。


それまでのボードに比べ幅広いデザインとなったことが特徴的で、それによって現在に続く“最強テイクオフ”となったわけです。(当時もやはり一般的なサーファーは乗りやすいボードを求めていたということです)


1965年から66年にかけて作られていたこのモデルは、当時“プリパフォーマー”と呼ばれ、1967年モデルに比べ、若干細身のアウトラインとポイントノーズとなっていて、見た目にかなりすっきりきりっとしたデザインとなっています。


また当時のボードの象徴的なフラットノーズロッカーとマルチウッドのDフィンが装着されています。


あらゆるものは新しいものの方が性能的に優れているのは当然ですが、すべての人が新しく優れたものを欲しているわけではありません。


ことサーフィンに関しては「古いものの方が格好いい(その時代に戻りたい)」ということがカルチャーのベースになっているので、そういった目線で見るとこのボードはなんとも魅力的なのです。


フラットででかいDフィンとなるとコントロールが難しいことはよくわかります。


それでも古い車やフルサイズのピックアップトラックに乗っている人たちはそんなことを気にしているでしょうか?


魅力ある物とはまさにこのように進化とは逆方向のものにあると言えるでしょう。


トリプルストリンガーのフォームを当時の定番カラーでもあったパステルのグリーンティントでラミネートし、そこにピグメントカラーによって白のストライプとピンライン、赤のほとこーとのサイドパネルを施し、さらにその上から黒色のバンドというてんこ盛りの仕様となっています。


このボードを手にしてみれば「グラスオンは場所を取るから」という言い訳が通用しないのは明らかです。


エンドレスサマーやビッグウェンズデイのようにニーパドルで沖に出て、そのままテイクオフして波を乗り継いでいく・・・想像しただけで夢が広がり、休日が待ち遠しくなるでしょう!


自信を持ってお勧めさせていただきます!


じっとしていられない方は、こちらをクリックしてください!


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続きましてクリームから2本です。

 

↓↓↓↓これお勧めです↓↓↓↓

 

①クリーム 9'6 ftカリフォルニアン

 

 

※クラシックな時代の定番であったミントグリーンのピグメントがメッチャすてきです!

体重70㎏未満の男女ともにお勧めです(決して大きくは感じません)


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↓↓↓↓これお勧めです↓↓↓↓

②クリーム 9'8ft ファットキャット

 

 

ロビンカラーともいえる“シーフォームティント”はバルサストリンガーとの相性もバッチリです!


体重75㎏未満の方にお勧めです。


この1本のボードはすべての迷いから解放してくれます。


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《お勧めの理由》

数年前よりロビンは「そのうちバルサは手に入らなくなるから」と言って、私にバルサ仕様のボードを勧めてきました。


そこでシーコングでは大量のバルサストリンガーのボードをオーダーしたわけです。


しかし、ご存じのように、この秋からアメリカ政府の意向によってバルサウッドをサーフボードのストリンガーに使用することはできなくなってしまいました。


最近入荷したボードに以前のようなバルサの太いストリンガーがなくなったのはこのためです。

 

バルサストリンガーは一般的なダークウッドやレッドウッドのストリンガーに比べ、比重が何倍も軽く、またしなりやすい性質を持っています。


これによってロッカーのあるボードが波面を進むときに、その抵抗によってボードのノーズ部分がせり上がってくるのでノーズライディングには非常に向いている素材と言えます。

 

しなりはーターンの時だけではなく、波の小さい時に波との一体感を感じ、ボードの操作を容易にしてくれる特徴があります。

 

またターン時にボードの重量をかけるとバルサストリンガーのボードはそれ以外のバルサより硬いストリンガーのボードに比べよくしなり、それによってターンの性能を高めてくれます。

 


濃い色のストリンガーが好きな方もいますが、私はやっぱり何とも言えないバルサの控えめなカラーが好きです。


バルサストリンガーは「わかっている奴にはわかる」最高級の素材です。

 

それでは大阪店へ Let's Go! でお願いいたします。

 

皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。

 

シーコング
田中

 

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