大阪店 中野です。
10月というのに異常な暑さが続いておりますが、、、
来週からようやく秋の季節らしい肌寒い陽気になっていきそうです。
そろそろ冬のウェットスーツのご準備をお忘れなく!!
大好評のアックスクラシックウェットスーツですが、今年も昨年に引き続き多数の注文が入っているようです。
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今オーダーすれば、現在の納期で11月末ということですので、約1か月半かかっています。
ついこの前まで納期が1か月だったので、この先はまたさらに納期が延びていきそうです。
お早めのオーダーをオススメいたします!!
私自身は、シーコング取り扱いすぐに作ったので、オートジップが特徴のバックジップタイプのセミドライスーツを4/3ミリで作りました。
それはそれはもう快適で、今までにはない動きやすさでサーフィンを楽しめるので、冬のサーフィンにおけるストレスを限りなく軽減してくれるものでした。
また、着脱もすごく楽なので言うことはありません。
ただし、昨年からアックスクラシックは、この新たなハイブリッドUジップのウェットスーツを前面に押し出してきました!!
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以前はロングチェストジップが画期的なデザインとして注目を集めていましたが、このUジップはかなり肩回りがスッキリした印象です。
また、昨年のUジップよりも進化して開口部が広がり、さらに進化したウェットスーツとなりました。
完全に水が入らない!!というわけではありませんが、バックジップタイプに比べて水の侵入は限りなく減少する構造です。
今年から5/3ミリも選択可能となりましたので、極寒の地でサーフィンされる方や超寒がりの方にはオススメです。
その場ですぐに採寸させていただきますのでお気軽に店頭にお越しください!!
また現在はお得なキャンペーン中ですので是非この機会に!!
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はい、それでは話は変わりまして、、
ひさびさに音楽ネタを
シーコング大阪店中野によるブログ不定期企画
第12回 ”ジャズ初心者中野による初心者のためのジャズ入門編”です。
どうぞご興味あれば最後までお付き合いください!!
第12回は無名のピアニストと呼ばれた”ソニークラーク”です。
1931-1963
主にブルーノートレコードでの活躍を中心に、1500番台のシリーズから作品を発表しました。
ジャズの入門として、アーティスト関係なく、とりあえずブルーノートの1500番台と4000番台のレコードを買えば大丈夫!!というほど伝説的なレコードがこのシリーズと言われております。
1957年にソニーロリンズと共演。
これを皮切りに、ブルーノートレーベルから数枚のアルバムを出しますが、鳴かず飛ばず。
めちゃくちゃ売れなかったそうです。
また、ジョンコルトレーン、リーモーガン、デクスターゴードン、ソニーロリンズ等とのセッションワークも精力的にこなしながら、サイドマンとしても活動を続けていきます。
しかし1963年。
自身の健康問題から32歳という若さで亡くなります。
数々の大物と共演し、今聞いてもすごいアルバムばかりなのですが、当時は本国アメリカでも全然売れなかったソニークラークのアルバムです。
しかし、、アメリカでは売れなくても
当時日本ではめちゃくちゃ有名な存在だったそうです。
そのソニークラークを日本で有名にしたのがこのアルバムです。
1958年に発表された『クールストラッティン'』。
とても印象的なジャケットです。
当時日本ではジャズ喫茶が流行しており、一番に人気のあったレコードがこの『クールストラッティン'』だったそうです。
このレコードジャケットのデザインも人気の要因だったそうです。
本国アメリカで売れなかったレコードが、日本からの注文が殺到したために当時は驚きを隠せなかったようです。
1曲目のタイトルトラック
『Cool Struttin'』です。
とにかくソニークラークと言えばという代表的な4曲入りのレコードです。
ソニークラークのアルバムは今聞いてもなぜ売れなかったのだろうという名盤ばかりです。
ブルーノートの1500番台にふさわしいものばかりで、曲や特に音質も良く、非常に良いテンションでレコードに収まっています。
自身のリーダーアルバムでは、サックスやトランペットがメインな感じでサイドマンのように裏方な感がありますが、とにかく名盤ぞろいです。
特に個人的に好きなアルバムはこちらです。
『My Conception』
1959年にレコーディングされながら1979年までリリースされなかった幻のレコードです。
とにかくメンツが強烈なんです。
ピアノ:ソニークラーク
トランペット:ドナルドバード
サックス:ハンクモブレー
ベース:ポールチェンバース
ドラム:アートブレーキー
ブルーノートを代表する、いやジャズ界を代表する強烈なメンツが集まった名盤です。
クールで緻密なピアノワークのソニー、調子を取り戻したハンクモブレーが全開でサックスを吹き、強烈にヒップでファンクなバードのトランペット、重戦車のように地を這うチェンバースのベース、烈火のごとくストロークするアートのドラムワークは強烈の一言です。
隠れた名盤として個人的にはものすごく好きなレコードです。
『Minor Meeting(second)』
そして、こちらのアルバムも名曲ぞろいのレコードです。
『Leapin' And Lopin'』
正式なリーダーアルバムとしては遺作となる1961年に発表されたアルバムです。
ファンの間ではこのアルバムが最も好き!!というほど人気のレコードです。
『Somethin' Special』
日本のジャズファンはいち早くソニークラークの魅力に気付きながら、本国アメリカでは無名のピアニストとされていました。
しかし、年を追うごとに再評価され、近年では多くのジャズファンを魅了しているソニークラーク。
これだけの実力を持ち合わせながら、最初に評価したのが”日本のジャズ喫茶”という何とも興味深い話です。
ということで、第12回はソニークラークでした!!
それでは本日もご来店お待ちしております!!
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