藤沢店の田中です。
世界中に新型コロナウイルスが蔓延していますが、御存知のとおりあのカリフォルニアでさえも外出禁止となり、徐々にサーフボードの製造にも影響が出てきています。
USブランクスが営業を休止しているとか、出荷用のダンボール箱が手に入らなかったりとかで緊急事態に弱い彼らはパニック寸前です。
すでにロビンはカリフォルニアを脱出していますが、いろいろ約束していたことを放り投げた感じで、この先が心配されます。
私としては、コロナから逃げたと言うよりも何か他に都合が悪いことがあって逃亡しているようにしか思えないのですが・・・「行き先についてはまだ誰にも言わないでくれ」と言うところにかなり怪しさを感じます。
そのロビンの懐かしい映像を訳合って観ていました。
映像からするに彼は「23歳」と言っているので、2006年に撮影されたものだと思います。
彼の早くとどまらない行動様式は現在も同じですが、今から思うと23歳にしてすでに多くの人は彼の真髄を評価しているようでもあります。
口にすることや映像の背景に映る様々の物すべてに知識の奥行きとセンスを感じます。
先に行き過ぎるために理解されないことはままありますが、これを観るだけで彼が只者ではないことはご理解いただけるのではないでしょうか。
英語の字幕もついていますので、ぜひご覧ください。
そして現状が続く限り、彼のボードはますます貴重になりますので、ぜひ中古ボードも見逃さずにご注目ください。
話は変わりまして、先日BMTのボンザーをご購入いただいた方が興奮気味にご感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。
まず第一声は「アレックスは天才かもしれない」ということです。
ここ数年の間、アレックスがキャンベルブラザースのボンザーに乗っている映像をご覧になった方も多いと思います。
ときに自分でもボードをシェープしたりもしていましたが、その形状はテール幅が広かったり、ダイヤモンドテールだったりとすることが多く見受けられました。
しかし、そのお客様が言うには「このピンテールこそアレックスが求めていたものではないか」ということです。
「テールの幅が広いボンザーはアグレッシブな動きには向いていますが、動きが角角としてしまいがちで、アレックス独特の優雅なスタイルがでにくい。しかしシングルフィンであれば深くスムーズなラインが描け、格好良さが際立つ」と。
そして肝心のボンザーの印象についてこのように語られました。
「2枚の横に広がるフィンの感覚はピンテールにしては広めで、寝かせ気味に角度がつけられている。そして旧来のボンザーに比べコンケーブがかなり浅くなっている。これによってどれだけボンザーのフィーリングが得られるのかと思っていたが、制御された水流によってテールにエネルギーが溜まっていることを足の裏で十分に感じることができ、テールを踏み込むことによってそのエネルギーがスピードに転換され、急加速を生み出す。」
波をクルージングするときには少し前よりのスタンスでも十分にターン性能を得られるのはサイドフィンとセンターフィンの微妙なオーバーラップとレールのエッジ、ロッカー、そしてアウトラインによって生み出されているのだろ。」
「その時でもサードフィンが効果的に水面を捉えていることが感じられる。だから膝サイズの波でも面さえ張っていれば、十分に楽しむことができる。それに全体的には浮力が保たれたシェープになっているし・・・」
「総合的にアレックスが長い間、その研究に取り組んできたことが感じられるボードとなっている。自分のようにまず理屈で理解しようとする人間にはとても向いていると思う。理屈で理解したことが実践で感じることができるので楽しみが倍増する。」
「もともとフィッシュの欠点を補うために開発されたボードだが、ピンテールにすることによって癖がなくなるので、シングルフィンロングボーダーにも違和感なく楽しめるだろう。」
ちょっと書き残したこともあるかも知れませんが、上記のように絶賛していただきました。
このお客様でさえもご購入前は、性能については疑心暗鬼の部分もあったのですが、思った以上にその効果を感じることができ、それ以上にアレックスの才能に感心したとのことです。
「6ft代前半のシングルフィンショートボードは大変難しいけど、このボンザーの6ft代であれば、もっと容易にこの長さを楽しむことができる」とも言っていました。
ぜひ、アレックスの映像をご覧いただきながら、「ボンザー」に乗るご自身を頭に描いてみてください。
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また、この「ニードル」もそのビーンテージ風のカラーリングが最高です。
シングルフィンのライディングもご覧ください
どちらをお選びになるかは、皆様次第です!
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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