こんにちは。
大阪店 中野です。
大阪店は
年内は12月27日夜8時までの営業
翌年は1月5日からの営業となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
昨日からお伝えしておりますが、年内最後の入荷といたしまして、27日の金曜日にウェーバーとハーバーの入荷が決定いたしました。
昨日ウェーバーの入荷をご紹介しましたので、本日は創立60周年を迎えたハーバーのご紹介です。
ハーバーからは7本のプランティンと1本の66バナナが入荷いたします。
ハーバー プランティン
2014年に生まれたモデルで、ハーバーの60年の歴史の中では比較的新しいモデルとなります。
2015年にシーコング田中のアイデアを元に、よりイージーに最強のテイクオフボードとして生まれ変わったモデルとなり、現在でも人気のモデルとして多くの方にご愛用いただいているモデルとなります。
特徴は、ハーバー特有の分厚いレールが生み出す圧倒的な浮力感です。
ウェーバーのパフォーマーやスタイリスト、クリームのファットキャットと同じような最速のテイクオフ性能を兼ね備えておりますが、大きな違いはこの圧倒的な浮力感です。
ウェーバーやクリームのレールは、どちらかというと、ほどよくテーパーされたシャキッとしたレール形状となりますが、プランティンはボテッとしたソフトレールを採用しています。
センターの厚みはあまり変わりませんが、レールの厚さの違いにより、乗り味は大きく変化します。
薄いレール形状になれば、波にレールが食い込み、スピードが一気に増幅していく構造となりますが、
ハーバー特有の分厚いソフトレール形状は、浮力感が強いため、海面の反発を受けながらどんどんとスピードを増幅していく構造となります。
この反発感が、体重に対してもボードが沈まず、また軽いフワッとした乗り味を実現します。
この軽い乗り味がウェーバーやクリームのボードと大きく変わる点です。
特にここ関西でも人気のあるボードで、一度中古で売りに出しましたが、買戻しをされた方もいるほどです。
最速のテイクオフボードであり、フワッとした軽い乗り味を求める方に特にオススメのボードとなります、
STEVE FARWELL ON PLANTAIN from SEAKONG on Vimeo.
それではハーバーの入荷リストのご案内です。
プランティン
●#32182 ¥240,000 9`4ft クリアー、3ストリンガー
●#32183 ¥240,000 9`8ft クリアー、3ストリンガー
●#32192 ¥253,000 9`6ft クリアー、ブラックボトムティント、ダブルストリンガー
●#32193 ¥265,000 9`8ft クリームティント、ダブルストリンガー
●#32195 ¥250,000 10.0ft クリアー、3ストリンガー
●#32196 ¥255,000 9`9ft ベイビーブルー、パラレルシダーストリンガー (ご予約)
●#32191 ¥255,000 9`4ft ターコイズグリーンティント、3ストリンガー (カスタム)
66バナナ
●#32133 ¥315,000 9`11ft イエロー&クリアーブラックバンドホットコートカラー、グラスオンDフィン
どうぞお楽しみにしてください!!
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っということで話は変わりまして
年内最後の
シーコング大阪店 中野によるブログ不定期企画
第6回 ”ジャズ初心者中野による初心者のためのジャズ入門編”です。
もしご興味あればどうぞ最後までお付き合いください!!
第6回は、偉大なるジャズドラマー”アートブレイキーです。
1919.10.11~1990.10.16
アートブレイキーは特に往年のジャズファンには馴染み深く、日本のジャズファンはアートブレイキーをきっかけにジャズにはまったという人も数多くいらっしゃるそうです。
それは、ジャズのスタンダードナンバーである『モーニン』の大ヒットを受けてのことだそうです。
ジャズを知らなくてもこの曲は聞いたことがある!!っていうぐらい数多くの場面で使われている曲です。
これの元ネタがこのアートブレイキー。
1944年からビリーエクスタインの楽団に入ったのをきっかけに、1940年後半にかけてマイルスデイビス、セロニアスモンク、チャーリーパーカー等とも幾度となく共演を果たしました。
1954年から、自身のバンドであるジャズメッセンジャーズを結成して、1958年に神童リーモーガン(トランペット)を加えた編成で、『モーニン』を大ヒットさせました。
ジャズメッセンジャーズは2or3管楽器+リズム隊という編成で、いわゆるビバップ、ハードバップのスタイルで演奏していました。
日本人の大好きな軽快なリズム、心躍り情緒あふれる楽曲たちは、当時のジャズ喫茶でヘビーローテーションだったのはいうまでもありません。
また、大の親日家としても有名なアートブレイキーは1961年から何度も何度も来日を果たしました。
彼の残した曲には”UGETSU(雨月)”、”ON THE GINZA(オンザ銀座)”など日本テーマにした曲もあり、日本酒をこよなく愛したそうです。
また、自身の息子をTAROと名付けたりもしたそうです。
また初来日のエピソードとして、
あるファンに写真をおねだりされたアート
『俺と写真に収まっていいのか?黒人だぞ!』
ファンは
『そんなこと知っています。ぜひ一緒におねがいします』
当時のアメリカはまだまだ差別主義の時代であったため、この行為に戸惑うとともにとても感銘を受けたそうです。
それからも、何度も来日しては日本人と共演したり、ライブがラジオで生中継されたりと日本人の自分たちに対する行為にリスペクトするとともに、さらに大きな感動を覚えたそうです。
そんな当時の日本人に強烈な印象を残した楽曲を2曲ご紹介したいと思います。
●『危険な関係のブルース』
映画『危険な関係』のサントラ曲ですが、当時この曲でジャズにどっぷりはまったという人が多数いたそうです。
クールでヒップなジャズサウンドはいつの時代も普遍的であります。
アートの張り裂けそうなロールインがたまりません。
●『モーニン』
大ヒットナンバー”モーニン”
数多くのジャズミュージシャンに愛された楽曲です。
神童リーモーガンのトランペットが最高です。
最新のリマスターベストアルバムも発売されているので、こちらは特にオススメです。
音質がめちゃくちゃ良くなって聴きやすいです!!名曲ぞろいです。!!
Art Blakey 『The Time Of Art Blakey』
っということで第6回はアートブレイキーでした。
それでは本日もご来店お待ちしております。
シーコング大阪店 中野