シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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アレックスノスト最新アルバムと3本のピッグボード

こんにちは。

大阪店 中野です。

 

 


今月の11月9日にアレックスノストのバンド"Tommorows Tulips"が通算5作目となるアルバム『Harnest to Flesh』を発表しております。

 

 

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前作がかなりノイジーなアルバムでしたが、今作はとにかく聴きやすい。

 

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ベースはお馴染みのフォードアーチボルトが担当しておりますが、恐らくドラムの人がまた変わったと思われます。


これにより、今までよりもリズムがしっかり安定していて、とても気持ちのイイゆるいリズム感です。

 

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さらにレコーディングにもこだわったと思われますが、音質が以前のアルバムに比べてめちゃくちゃ良くなっています。

個人的には2曲目の”Certain Frantic Quality”と5曲目の”Overnight Obsession”が大好きです。

 


月額のApple Musicでもダウンロードできますし、AMAZONでも日本での発売はまだみたいですが、予約はできるようです。

Amazonで"Tommorows Tulips"『Harnest to Flesh』のご予約はこちらから

 

 


アルバム収録曲の4曲目”Turn It Down”


アレックスらしい肩の力の抜けた歌で、良いアルバムに仕上がっております!!

 

 

 

 

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話しは変わりまして、そんなアレックスノストや現在フランスに拠を移したロビンキーガルが現代に復活させた、ピッグボードをご紹介したいと思います。

 

ピッグボードは50年代にベルジーが生み出したデザインです。

 

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それまで、方向転換ぐらいしかできなかったサーフボードにマニューバーという概念を生み出した画期的なデザインとなります。

 

 

それまではほとんど真っすぐなアウトラインであったボードのデザインが改良され、ボードの最大幅がテール寄りになり、ノーズはポイントノーズになり絞られました。

 


まさに先の尖った、お尻でっかちなボードになりました。

 

そうです、PIG = 豚 です。


この画期的なデザインにより、ボードに曲線つまりカーブが増えることになり、よりターンがしやすくなり、サーフィンの概念を変えたデザインとなりました。

 


このデザインがその後のショートボードレヴォリューションの引き金となったと言われていますが、このデザインは、現在においてもモダンショートボードでも使われているぐらい、いわゆるスラスターボードもこのデザインが元です。

 


現在のロングボードシーンにおいては多くのシェイパーが削るようになったデザインですが、元々はアレックスノストやロビンキーガル、コーディーシンプキンス、ジャレッドメル等がピッグボードにフォーカスするようになり、再度注目されるようになったデザインです。

 

いわゆる、ノーズライダーとは違い、ピッグボードはターン性能に優れ、またトリムポジションにステイすれば、ボードが加速します。また、ノーズライドも得意とするボードです。

 


乗れば乗るほどドンドン深みが増していくデザインです。

 


シーコングでも数多くのピッグボードを扱っているので、多くの方がピッグの面白さに気づき、また今日もどこかの海で楽しまれていると思います。

 

 

 

本日は、大阪店に在庫している3本のピッグボードをご紹介いたします。

 

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左より、クリーム『フラワー』ダノー『ホッグ』サーファビリー『BANG BANG』です。

 

3本ともピッグボードの形状ですが、ノーズ幅、テール幅、形状、レール形状や重量が異なります。

 

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クリーム『フラワー』

 

現在フランスに拠を移したロビンキーガルですが、先日のインタビューで『トライアンドエラの時代はもう終わった。今では完璧にサーフボードを作ることができる』とまで言い放ちました。
  *詳しくは最新号の『NALU』と『Blue.』にてロビンキーガルの特集記事が掲載されております!!

 

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ロビンは、先ほども触れましたが、現在のピッグムーブメントを起こした立役者です。ロビンがいなければ、間違いなく昨今のピッグムーブメント、またはシングルフィンロングボードの流れが変わっていたでしょう。

 

そんな天才ロビンが今年再度復活させたピンテールピッグノーズライダーモデル『フラワー』です。

 

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ロビンは数多くのピッグボードを削ってきましたが、ガトヘロイの究極のコンセプトとは違い、クリームブランドではカジュアルに日常的にサーフィンを楽しめることを目的としています。

 


また、以前の『フラワー』モデルと雰囲気が変わり、ノーズコンケーブがなくなり、少しノーズも丸みを帯びた様相です。

 

とても乗り易そうなボードです。

 

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形状的に『ファットキャット』と似たようなデザインですが、ピッグ形状であるため、ノーズ付近がスッキリするため、女性の方でもパドリングがしやすくなっております。


ピンテールであるため、コントロール性も良く、またピッグ形状であるためさらにターン性能に優れたモデルです。


見た目もスッキリしているので、こちらのNEW『フラワー』はとても評判のイイモデルです。


決して難しいモデルではなく、3本の中では最も乗り易く作られているモデルで、実は『ファットキャット』と同じぐらいオススメしたいモデルで、1本目のシングルフィンロングボードとしてもオススメの1本です。

 

9,6ft 幅 23 厚さ 3 重量 8,2kg となります。

 


●ブランド:クリーム
・モデル:フラワー
・サイズ:9.6ft
・フィン:シングルBOX
・品番:CA645
・価格:¥231,000(税込み)
・送料:無料

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タンジェリンオレンジティントデッキ&レール、フレッシュローズティントボトム、レッドシダーストリンガー、ボランクロス、ウェイブパッチ、ポリッシュフィニッシュ

ハンドシェープ by エバンデイリー

フィニッシング by ウォーターマンズギルド

 

クリームフラワーの在庫はこちらから

 

 

 

 

 

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ダノー『ホッグ』

 


今年で30周年を迎えるダノーカスタムサーフボードを代表するボードです。

 


多くのピッグマニアを唸らせるほどの渋すぎるデザインで、特に60年代のピッグボードに影響を受けたデザインです。

 

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ダノーは大好きな音楽や車などにも当時の雰囲気に拘るので、もちろんサーフボードは当時の慣例に習い、とても重いです。

 

重いものは約13kgを超えるほどです。

 


重量がありますので決して乗り易い!!と言えるボードではありませんが、こういう重いボードじゃないと調子が悪い!!と言う方もいるほどダノーマニアの方が多くいらっしゃいます。


『ホッグ』モデルは、ノーズコンケーブもなく、50/50のソフトレールでキックテールがしっかりついています。

 

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まるで、バターの海をグライドしていくようなボードで、乗り手を決してあきさせません。

 

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当時のピッグボードを体験したければ間違いなくダノーの『ホッグ』で間違いありません。

 

 

 

 

エリンアシュレーがホッグに乗っています!!

 

 

 


9,7ft 幅 23 厚さ 3 重量 11,1kg となります。

 

●ブランド:ダノー
・モデル:ホッグ
・サイズ:9.7ft
・フィン:シングルBOX
・品番:1832
・価格:¥238,000(税込み)
・送料:無料

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バンド、8オンスボランクロス、高圧縮フォーム

オールハンドシェープ by ダノー


ダノーホッグのお問い合わせはこちらから。

 

 

 

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サーファビリー『BANG BANG』

 


今やピッグボードに乗れば世界一と言われるほど、あらゆるメディアに引っ張りだこ状態のジャレッドメルが削るサーファビリーです。


色々とモデル名が変更されておりますが、同じく同系統のピッグモデルとしては『ジャレッドメルモデル』がございます。『ジャレッドメルモデル』は究極のアップレールで、ボリュームがあり小波での使用に向いていそうです。

 

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一方、こちらの『BANG BANG』は現在ジャレッドメルも好んで乗っている新しいデザインで、レールは50/50の少し薄めのレール形状です。

 


”一流のサーファーこそが一流のボード削れる”というカリフォルニアの風習に習って、ジャレッドのボードも年々進化していきます。

 

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毎回入荷するたびに、少し形状が異なっていきますが、なぜか皆が満足してしまう不思議なボードです!!


ピッグボードでこうやってサーフィンするんだというまさにお手本のような存在です!!

 

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現代のサーフシーンを牽引するジャレッドのピッグボードを体感したければ間違いありません。

 

 

JARED MELL VOLUME 6 from BANKS JOURNAL on Vimeo.

 

 


9,5ft 幅 23 1/2 厚さ 2 3/4 重量 9,0kg  となります。

 

●ブランド:サーファビリー
・モデル:BANG BANG
・サイズ:9.5ft
・フィン:シングルBOX
・品番:BA102
・価格:¥238,000(税込み)
・送料:無料

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パンプキンピグメント、3/8インチレッドシダーストリンガー、ボランクロス、サンドグロスフィニッシュ

ハードシェープ by ジャレッドメル

グラッシング by ゴールデン・ステート

 

サーファビリーのお問い合わせはこちらから

 

 

 


ピッグボードは決して難しいボードではありません。


むしろ、50年代、60年代当時のサーファーが、いかにサーフィンを楽しんでいたかを、現代においても当時の雰囲気そのままに体現することができます。


より、サーフィンの奥深さを知ることができると思います!!

 

ぜひお店で手に取ってご覧ください!!

 

 

それでは、週末もご来店お待ちしております。


中野

 

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●シーコング大阪店
住所:大阪府堺市堺区寺地町東2-2-23
電話番号:072-227-5710
営業時間:10:00-20:00
定休日:なし(年末年始、冬季休業を除く)

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