シーコング店長ブログ

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ロビンのボードについて!

藤沢店の田中です。


合計23時間に及ぶ長旅フライトと時差ぼけのため今だ本来の体調に戻らないのですが、見方によっては(シーコングのスタッフも含め多くの方がそう思っていらっしゃると思うのですが)1ヶ月の休暇をとってきた身としてはそんなことも言うわけにもいかず、自ら体にムチを打ちながら藤沢店にて働いています。

 

 

今回のトリップ(休暇ではなくあくまでも仕事上のサーフトリップ)は、先日のブログにも書きましたようにパリで起きたテロの直後ということもあり、警備が強化されていた国境付近での移動が制約されたり、予定していたアフリカのモロッコへのトリップに行くことは少なからず危険を伴う上、またそれ以上に不謹慎であるということもあったので、最後までまとまった行動をとることができませんでした。

 


また私が現地に着いた11月20日の前日までは「インディアンサマー」と呼ばれる季節はずれの猛暑に覆われていたのに、翌日の21日の撮影では気温が1度まで下がり、ロビン、マイルスが体調を崩すこととなりました。みんなは口をそろえて「お前が寒気を持ってきたからだ」と私を非難したりもしました。

 

 

それでも「さすがロビン」とも言える、予想をしないハプニングにも恵まれ(?)、また行く先々の友人に歓迎され、結果的には2年ぶりのヨーロッパは素晴らしい思い出となりました。

 


ところで皆様が最も気になるロビンのボードですが、遅れているカスタムボードに関しましてはほぼシェープまで完了し、最後に残したロングサイズの7本もカリフォルニアで1月にシェープされます。もうしばらくお待たせすることになりますが、これにて現在まで受付けているカスタムボードはすべて完成する予定です。

 

 

カスタムボードに追われていたロビンは「しばらくの間、自分の作りたいボードに集中したい」と言い、次回のカスタムオーダーの受付は未定ですが、また再会の際にはご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

マイルス曰く、ガトヘロイ、クリームのボードは現在オーストラリアでも一番人気があるそうで(オーストラリア製のガトヘロイはロビンの弟子であるエバンがシェープ、ラミネートを行っています)、感度の高いサーファーには絶大な人気があるそうです。

 

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今回のトリップでも、ロビンのいない場所では常に「なぜロビンのボードは素晴らしいのか?」という話題で持ちきりでした。

 

そこで、どんな話が出たか今にまとめてみました。


●まずはロビンがなシングルフィンロングボードにこだわるのか?

波の上に立っているだけでボードを機能させることができるのはロッカーの抑えられたシングルフィンロングボードのみである。グライドとトリムの感覚こそがサーフィンの魅力であり、1967年後半以降に生まれたショートボードの影響を受けるレールエッジ、ロッカー、サイドフィンから生み出されるボードはその感覚がなく、まったく別物である。だから自分が作るのはシングルフィンロングボードに徹している・・・それが体に染み付いてわかっているカリフォルニアのロングボーダーたちは、だから決してサイドフィンつきのボードには乗らないのです。

 

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●彼の作るボードの時代背景の理由は?

グライドとトリムを追及するためには1967年のショートボード革命以前のボードに遡る必要がある。

 

●ロビンのコンセプトは?

サイドフィン、レールのエッジ、ロッカーがなくても、シングルフィンロングボードはもっと進化できる・・・1967年のホットジェネレーション期のボードは、それ以降のショートボード革命が興らなければもっと進化したはずだ。

 

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●何を目指しているのか?

それ以前のボードについて、カテゴリー別に分類し、それぞれのボードをコンセプト別にチューンナップする・・・例えば、グライダーはより速く、ピッグはよりスピーディにアグレッシブに。

 

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●ロビンは他のシェーパーと何が違うのか?なぜ優秀なサーファー、感度の高いサーファーはロビンのボードに取り憑かれるのか?

上記のように一貫したコンセプトに基づいているため、ボード作りにおいてブレがなく、他のシェーパーのように流行に流されたボードを作ったり、奇抜なボードを作ったり、オールラウンドのボードを作ったりはしない・・・実際にロビンのようなラインナップだけを作っているシェーパーは極々稀なはずです。

(これは必ずしも皆様やシーコングにとっても好ましいことではないのですが、ロビンはユーザーの皆様やシーコングのようなお店の要望に添ってボードを作っているのではなく、自分が作りたいボードだけを作っているのです。)

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自分が想定している波で最高のパフォーマンスを発揮できるボード(それはもちろんシングルフィンログでなければならず)のみを作り、そのために毎回そのボードの真価を計るため、そのボードをテストライドしてしまいます。


彼はそのために材料がいくらかかって、誰かがラミネートをしてとか、ということは頭にありません。あるのは「このボードは機能するかどうか?」ということだけです。

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彼はある意味、画家や作家、音楽家と同じです。自分が作ったものにいつまでたっても満足できず、一心不乱にその発展、完璧なものを目指し続けているのです。


(だから、「以前と同じものを作ろう」、とか「これは人気があるからたくさん作ろう」とかはしません(実際に人気絶頂のザーベルやクラシックキラーを頼んでも作ってくれません。今あるモデル、新しいモデルの発展を考えているので、今あるモデルも次にできたときにはまったく違うものになったりします)

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ロビンはお金の計算ができないため、それにかかる費用を考えず、誰かの要望に応えてボードを作っているのではなく、シェープ以上にサーフボードのテストに時間を割き、同じものを作るのではなく、自分が最高と思えるものだけを作っているので、それらのボードは最高のものに決まっている。

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だから有名なシングルフィンロングボーダーは一度は彼のボードに惹かれることになり(実際にアレックス・ノスト、CJネルソン、コーディ・シンプキンス、クリスチャン・ワック、トーマス・キャンベルなどが彼のボードを愛用していた)、それにつられて感度の高いサーファーもそれに気付き、ロビンのボードに取り憑かれる。

 

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と、ホバンの家で日々こんな話をしていました。

 


本当はそれ以上に、「なぜあいつは・・・」という話題の方が長く盛り上がっていたのですが・・・・

 

と、久しぶりにブログを書いてみました。

 

明日は祝日です。しかもクリスマスが間近です。

 

最近、巷ではクリスマスプレゼントにはロングボードを贈ることが一番人気らしいです。

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是非、皆様もその流行に乗り遅れることのないよう、明日はシーコング各店にてとっておきのプレゼントをお探しください。

世界最高のロングボード、至宝ガトヘロイの在庫

クリームの一番人気『ファットキャット』の在庫

クリスマスプレゼントにとっておきの限定セールボード!(よくご覧ください!大変お得なボードも隠れています)

 


皆様のご来店をお待ちしております。

 


シーコング藤沢店
田中

 

 

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