藤沢店の田中です。
現在カリフォルニア滞在中のロビンからのメールは先週1週間でなんと38通にものぼりました。
「4月7日にオーストラリアから戻って14日までいるから、その一週間の間、一緒にカリフォルニアを回ろう。最近はカリフォルニアについて再発見をしてるんだ。もはやオレンジカウンティやサンディエゴには何にもない。ただのドラッグタウンみたいなものさ。だからLAとサンタバーバラに行こう。サンタバーバラは素晴らしいランドスケープで自然が豊富、よりよい波、グレートレストランがある。最近、LAに住んでいる中でわかっている奴らはみんな北に移動してるんだ・・・・」ということから始まり、あとのほとんどはボードの話です。
今までにも何度か書きましたが、彼は本当にボードのことばっかり考えています。
「ボードに現在の8オンスボランクロスを使用するよりもボトムは6オンスボランクロス+4オンス・・・トリプルストリンガーの中心は太目のレッドウッドにすればボードが・・・」など、ずっと語っています。
彼は同じものを作ってたくさんのお金を得ようというのではなく、常に真剣にボード作りに取り組み進化することを求めています。
彼の作るボードにはたくさんのモデルがあるばかりか、同じモデル名でもマイナーチェンジが繰り返され、最終的にはまったく違ったものになることもあります。しかし彼は「コンセプトは変わってないんだ」と言い切ります。
「作っている最中に新しいアイデアが浮かぶんだ。だからそれを試しに作って乗ってみるんだ。そうすると新しい発見があるだろ。それを活かしたいんだ」彼はそうやって売るボードよりもたくさんのボードを試乗に費やしてしまうこともしばしばで、それがフランスの工場にお金がない原因のひとつになっています。クリスとカリフォルニアでやっていた頃もそうでした。
そんな彼のボードについて、先日の「価格改定のお知らせ」以来たくさんのお問い合わせをいただいております。
ご質問いただく内容はさまざまですが、「ガトヘロイは一体どんなボード?」または「ダノーとの違いについて」が一番多いように思えます。
そこで本日は、その点について改めてご説明させていただきたいと思います。
ロビンの作るボードにはさまざまなモデルがありますが、実はコンセプトは一貫していて、まったくぶれがありません。世間や雑誌ではさまざまなボードが順に流行のモデルとしてピックアップされますが、彼はそのような動向には目もくれません。
彼が目指しているものは「ショートボードの影響を受けないロングボードの進化の追及」と「機能するボード」です。
たとえば同じカリフォルニアの人気ブランドとしてダノーと比較されることがありますが中身はぜんぜん違います。
ダノーは60年代のクラシックボードのフィーリングをそのまま楽しめるようにテールロッカーやレール形状にちょっとした味付けを施し、テイストはそのまま昔のボードを味わえるようにしています。
ロビンも1968年以降のショートボードレボリューション以前にさかのぼった再進化をコンセプトにしているので、もともとのボードは1960年代のオーソドックスなボードを用います。ところがロビンはそのボードの持つアウトラインとコンセプトをそのままにそれ以外のロッカー、レール、ボリューム感をすべてチューニングしつくすのです。
だからダノーはビンテージのクラシックテイスト感が強く、ロビンのボードはアウトラインだけがクラシックで中身は最新のモダンボードに仕上がっています。
実際のライディングのフィーリングにおいてもダノーを含め多くのクラシックブランドのボードや昨今人気のシングルフィンロングボードはやはりそのボリュームから全体的に「FLOW(フロー)」感(流動感、浮遊感)が感じられますが、ロビンのボードはもっと水面を切り裂き、浮いている感じがせず、水面に張り付いて滑走する感じです。
だからお客様によっては浮力が足りない・・・ということになってしまう場合もありますし、真剣に作っているからといって、すべての皆様にご満足をいただけるわけでもありません。
しかも極端にレールのボリュームを落としたものをつくり、ボトムに自らクレイジーVEEと呼ぶ形状を施し、まさに1967年のホットジェネレーション世代のボードを進化させたかと思えば、現在は分厚いレールの10ftオーバーのグライダーボードを作ったりしています。
前述のようにロビンのボードは多種多様です。一貫してスピードボードではありますが、実際に乗ればすべてのボードが違うコンセプトのもと違った乗り味に仕上がっています。
現在はカスタムボードの制作に追われているためストックボードの在庫は減るばかりですが、今回のカリフォルニアでは数本のクラシックキラーとグライダーを作っています。
まだロビンのボードに触れたことがないなら、もしシングルフィンロングボードについてこだわりをお持ちであるなら、まずはガトヘロイのレールを実際に触ってみてください。
私のつたない文章ではとても伝えきれない魅力と作りこまれた質感が伝わってくるはずです。
私の知る限り、現在、彼のようなシェーパーはいないと断言できます。安定や調和よりも、ゴーイングマイウェイを貫くことはなかなかできないからです。
シーコング藤沢店
田中
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こんばんは。
大阪店の新井です。
今日はびっくりしました。
朝から寒い寒い!!とは思っておりましたが、お昼頃から風も強まり雪が降りましたね!!
皆様、風邪などひかぬよう、お体にお気をつけ下さい。
こうも寒いとサーフィンの事は考えられないかも知れませんね。
そんな寒い中、前週末、高知県からご来店いただきましたお客様から、衝撃の事実を聞きました。
なんとその方、この寒い時期にロングジョン&長袖ジャケットでサーフィンをされているようです。
ご本人も寒いとはおっしゃられてましたが、我慢できる範囲内と言うことですよね。。。。。
前々から高知の海は暖かいとは聞いておりましたが、うらやましすぎます。。。
私は、最近少し北のほうへ行くことが多いもので、フル5mmのウェットにブーツ&グローブ&ヘッドキャップです。。。
あー、早く暖かくなってほしいものですね。
もう少し我慢しましょう!!
さて、話は変わりますが、昨日もご案内させていただきました通り、現在大阪店では2/18まで”何でも下取ります”キャンペーンをしております。
昨日は商品を指定しておりましたが、それも取っ払いたいと思います。
シーコングの店内にございますどんな商品をご購入いただく際でも、何かサーフィン関連のアイテムをお持ちいただければ、そのアイテムを下取りをさせていただきます。
例えば、リーシュコードを購入いただく場合でも、何かお持ちいただければそちらの商品を下取りさせていただき、リーシュコードの代金から、差し引かせていただきます。
ご自宅にご不要な物が沢山ある方には、とても良いキャンペーンでは無いでしょうか?
この機会にぜひともご利用ください!!
それでは皆様、良い一日をお過ごしください。
シーコング大阪店
新井
072-227-5710
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今晩は篠崎店の平塚です。
早速ですが本日入荷した中古ボードをご紹介します。
●ブランド:クリーム
・タイプ:アンサー
・長さ:9.4ft
・フィン:シングルBOX
・付属品:なし
・価格:¥118,800-
天才ロビン・キーガルが“クラシックログの答え”として生み出した
シングルフィンロングボードの傑作です。
フラットなロッカーで幅の狭いシャープなアウトラインながら
最高のスピードを体感できる真のクラシックロングボードです。
ボトムとレールに擦り傷、レールに小さなクラックが2箇所ほど
見られますが、基本的にはそのまま使用可能なコンディションです。
■gato Heroi ANSWER
●ブランド:ナチュラルポイントサーフ
・タイプ:ミニシモンズ
・長さ:5.10ft
・幅:57.4cm
・厚み:6.9cm
・フィン:グラスオンツイン
・付属品:なし
・価格:¥55,000-
テールエンドまで幅を持たせたワイドなアウトライン、スクープされた薄いノーズ、
ウッドのグラスオンフィンが付いたミニシモンズモデル。
浮力も十分のボードで小波でも楽しめそうです。
状態は、レールに1ヶ所クロスが割れた小傷があります。
ソーラーレジンなで簡単に補修できるレベルです。
ジョシュコンスタブルとジョエルチューダーが
シモンズに乗っている動画です。
■josh constable riding on his "TACO"
■JOEL TUDOR - RINCON
シーコングオリジナルにもハイアスペクトな
シモンズタイプのクアッドがあります。
こちらもよろしくお願いします。
最後にご来店される方から圧倒的にお問い合わせの多い篠崎店の駐車場の場所です。
そして2014年9月より篠崎店の営業時間が変更になりました。
篠崎店営業時間変更のお知らせ
●変更前
月~金 10:00-20:00
土・日 11:00-21:00
●変更後
月~日 10:00-20:00
土日だけ営業時間をずらしていたのですが
毎日朝10時から夜8時までの営業とさせていただきます。
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。