シーコング店長ブログ

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こんにちは篠崎店の平塚です。
唐突ですが、今日はロングボードの歴史について
少し振り返りたいと思います。


ロングボードはいつ終焉を迎えたのでしょう?
諸説あると思いますが一般的には1966年サンディエゴで行われたロングボードの世界大会で、
ナットヤングが極端に短い“マジックサム”と呼ばれるボードを持ち出し、
圧倒的なパフォーマンスで優勝した時に終焉を迎えたと言われる事が多いようです。


vintage longboarding "the 1966 world surfing contest"


マジックサムの登場以降、ボードはどんどん短くなり
トランジションエラを迎えショートボードレボリューションが起こります。


なのでクラシックログを表す上で66年というのは一つのキーワードになるかと思います。
クラシック本来の乗り味を堪能できるモデルとして一昨年バーバーより復刻された
名作バナナモデルも“66バナナ”と名付けられ
1966年がクラシックログのピークとして認識されている事が伺えます。


そんなクラシックログを表す66の付けられたボードが入荷しました。
66年を語ることが許されるカリフォルニアの老舗ブランド
デューイ・ウェーバーより、その名も“パフォーマー'66”です。


パフォーマー'66をご紹介する前に
ウェーバー・パフォーマーについて少しご説明すると
現在シーコングで発売されている『パフォーマー』が作られたのは
1967年までさかのぼります。
当時と同じテンプレートで今も作られているサーフボード史上希なロングセラーです。


それ以前に発売された『パフォーマー'66』はすでに年間4,000本以上が販売され
空前の人気を誇っていたのですが、
デューイ・ウェーバーは67年になると突然ボードのデザインを一新したのです。


新しい“67年モデル=現在のパフォーマー”は“66年モデル”に比べ
両側のレールが平行で直線的で幅広くノーズだけがしゃくれているような
それまでのボードにないデザインでした。
それによってライディング時の安定感が向上し
ノーズライディングをさらに楽にさせました。




パフォーマー'66と異なるアウトラインを持つパフォーマー'67を販売することで
パフォーマー'66を持った人は、必然的に2代目も欲しくなるという循環を生み出し
『パフォーマー』は合計1万本以上を販売する大ベストセラーになりました。
シーコングでは、この『2代目=パフォーマー’67』を1999年から販売しています。


それでは今回2本だけ入荷したパフォーマー'66をご紹介しましょう。


●モデル:パフォーマー'66
・長さ:9.4ft
・フィン:グラスオンシングル
・品番:#17301
・価格:¥253,000-





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●モデル:パフォーマー'66
・長さ:9.6ft
・フィン:グラスオンシングル
・品番:#17302
・価格:¥248,000-





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フラットロッカー、レジンで描かれたパネル、ストライプ
ウッドのグラスオンDフィンなど60年代テイスト満載です。


ガトヘロイが新進気鋭のブランドとするならば
ウェーバーのような老舗ブランドから発売される復刻ボードは
まさに大人のビンテージコレクション。
ウェーバーマニアの方、必見のボードとなります。


是非実物をご覧になってみてください。
こんな動画の世界を堪能できると思います。


■DEWEY WEBER

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幻の2本とは別に先日積み残された
スタイリストとプレイナーも1本ずつ入ってきました。



●モデル:スタイリスト
・長さ:9.2ft
・フィン:シングルBOX
・品番:#17295
・価格:¥172,000-

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●モデル:プレイナー
・長さ:9.4ft
・フィン:シングルBOX
・品番:#17299
・価格:¥215,000-

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少量入荷なので、お早めにお問い合わせください。
何卒、よろしくお願いいたします。


シーコング
平塚