今サンタクルーズのスティーマーズレーンです。
カリフォルニア1日目の朝を迎えました。
今回の目的はジョエル・チューダー主催の「Joel Tudor Duct Tape Invitational」に参加しているアレックス、トロイ、ジャレッド等のビデオを撮影することです。
「Joel Tudor Duct Tape Invitational」はご存知のとおり、ジョエルが直接声をかけた16人のサーファーの大会です。シングルフィン、ノーリーシュが条件のコンテストですが、いわゆる競技のコンテストとはまったく違った様相です。結果を求める雰囲気や闘志はまったく感じられず、「スタイルが格好いいやつだけ」を集めたお祭りのようなものです。16人にとってはとても名誉なことで、「それを楽しむためにはるばる遠くからやってきました」という感じです。
「ロングボードが本来持つ面白さや特徴を純粋にそして格好良く楽しもう」を世界中に発信するイベントのようです。
昨夜はVANS主催のオープニングのディナーがあり参加する一同が会していました。
普段よく顔を合わす、アレックス・ノスト、ジャレッド・メル、トロイ、クリスチャン・ワック、ミッチ・アブシャー、タイラー・ウォーレンのほかに、タイラー・ハジキャンやデーン・ピーターソンともすごく久しぶりに話をすることができました。
驚きの新しい情報もあり、今後の展開もとっても楽しみになってきました。
今朝は時差ぼけで朝早くから目覚めましたが、日が昇るとともに霧が押し寄せ、小雨が降りとても冷え込んできました。といっても、日本の10月くらいの寒さです。
朝食のラウンジに行くと、昨夜のウェルカムパティーの雰囲気とはがらりと変わり、とてもメローな雰囲気です。
朝早くから朝食に顔を出していたのは、主催者のジョエルや大御所のタイラー・ハジキャンのほかには大会で上位を狙っている若手、とってもかわいいジェン・スミス、そしてトロイやタイラー・ウォーレン等、いわゆる優等生の雰囲気を持つ者たちでした。もちろんジャレッド・メルが早く起きてくることはありません。
だんだん霧がはれてきました。「波も小さいし、霧がはれなきゃ波が見えないから、11時くらいに始まるんじゃないか」とアレック・ノストが言っています。
すでに長袖では暑いくらいです。
では、撮影がんばってきます。夜には、大会の様子を報告します。
シーコング田中