シーコング店長ブログ

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米サーファーマガジンに、ハーバーのメインシェーパーのティム・スタンプスのインタビュー記事が掲載されているので、抜粋して紹介させていただきます。



彼の名前はカウボーイ。彼は玄関先で3時間前から昼寝をしている。昨日の今頃も同じ事をしていた。彼の一日はいつもそんなかんじだが、それでも彼は6ヶ月間ベストエンプロイーの座を譲ることはなかった。


ENTER TO WIN A CUSTOM TIM STAMPS SURFBOARD WITH ART BY CHRIS DEL MORO BELOW THE INTERVIEW!
『クリス・デルモロ・アートカスタムボードに関してのインタビュー』

多分、それはティムがいつもお店に居て、自分がシェイプしたボードに乗るお客さんとよく顔を合わせるているからだろう。一目見ればティムがオフィスをどれだけ心地よく感じているかわかるだろう。

カリフォルニア シールビーチで生まれ育ったティムはカスタムサーフボード業界にその名を刻んだ。彼は今まで多種多様なタイプのボードを作り、顧客達をまんぞくさせ、また芸術の域に達しているそのボード作りに対しては献身的な姿勢でのぞんできた。ティムのボード作りに対する情熱や、探求心は、一味ちがった自分だけのボードを探し求める人々をとりこにしてきた。


詮索好きなわれわれ“SurferMag.com”は、何がティムを動かすのか、彼の世界を追いかけてみた。



何がきっかけでシェープを始めたの?

「僕は“Harbour Surfboards” の近くで生まれ育ち、1989年に初めてボードを削ったんだ。 “Harbour Surfboards”は1950年代半ばからそこにあり、僕は小さい頃からよく出入りをしていたんだ。それこそ床掃除から始め、リペアをするようになり、サーフィンについて一から学ばせてもらったんだ。その頃の僕達はサーフショップが本当にサーフショップであった頃の“old-school-style”でグラッシングをしていたんだ。昔は職人がショップで一本一本ボードを削り、そこで販売もしていたんだ、今はそんなショップは存在しないけどね。」

それが貴方のシェイピングに対しての好奇心を刺激したんですか?

「そこに居たことは凄く大きかったよ。僕のオヤジは船に夢中でいつも何かを作ってたんだ。そのせいか、自分の手で何かを作るという要素は間違えなくあったし、それがサーフボードを作るという方向に向いたんだと思う。サーフィンに夢中になり、そこそこ波に乗れるようになった頃、何でこのボードはこういう形なんだろう?といったボードのシェイプに関して興味が沸いてきたんだ。勿論自分の師匠であるRich Harbor から教わったことは何物にも変えられない知識や経験だったし、その影響は大きいよ。あの時代には彼のような人は数えるほどしか居なかったし、いろんな面で運も良かったと思う。自分にも素質があったし、また一番良いときに一番良い場所にいることができたと思う。」

殆どのサーファーは自分の持っているボードの事をよく理解していると思いますか?

「殆どの人は理解していないと思うよ。ほんの一部の人だけだね。殆どの人は感覚だけで選んでいると思う、ただそれは良いことだと思うよ。それは良いスタートで、のめりこんでいくうちに自分なりのボードに対しての考えが出来てくると思う。自分がそうだったから。まずは自分のボードを良く使って研究し、そこから改善していけば良いと思う。」

いつの時点で、シェイパーとして生きていこうと思ったんですか?

「まだかな?(笑い)自分はただシェイプすることが何より好きなんだ、だから自分はこれを仕事にしているんだ。他のシェイプを職業にしている人も皆そうだと思うよ。この仕事で金銭的に豊かになるとは思わないけど、好きなことをやって毎月お金がもらえることは幸せだと思うよ。」

シェイプに関して、今年の夏のトレンドはありますか?

「色んな種類の4フィンかな。夏の間のジャンクな波では人々はファンボードを使うけど、実はこの辺では夏でも結構良い波が割れてるんだよ。夏と秋の間、良い波が何回が来たか数えてみると、それ以外の季節で一年を通して波が良かった回数を上回ると思うよ。冬は寒くて、荒涼としているし。夏は、鮮やかな黄色いエッグボードとクアッドをビーチに持っていって一日中すごすんだ。夏はひとつのライフスタイルだよ。」