シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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第1弾:ブランド別の特徴〜デューイ・ウェーバー編〜


いよいよ連載開始です。
まずは、予告通り『Dewey Weber(デューイ・ウェーバー)』からです。


■デューイ・ウェーバー

シーコングの一番人気のブランドです。ご購入される方の半数以上の方が、既にお持ちの方のご紹介で来られるほど、その特徴は自信を持ってお勧めできます。特に、週に1度くらいのペースで海に行き、せっかくだからたくさん波に乗りたいという方には絶対にご満足いただけると思います。もちろん、上級者の方であればなおさら普通のボードとの違いに感動していただけると思います。

◇当店では、『できる限り現地価格に近い価格で販売』をモットにしていますので、他の輸入ブランドボードに比べ『安物』に思われる方もいらっしゃいますが、デューイ・ウェーバーカリフォルニアでは歴史ある高級ブランドのひとつです。使用しているフォーム、カラー、ラミネートも一流です。


◇ボードの素材は「ウォーカー・フォーム(今は無きクラーク・フォームと並ぶフォーム会社の名門。皆さんがよくご存知のドナルド・タカヤマのボードもこのウォーカー・フォームを使用しています)」の『オールドマン』という専用の特殊なフォームを使用しています。このフォームは見た目は普通のフォームと同じですが、通常のフォームより硬く重く作られています。ウェーバーのボードが長年にわたって使用しても傷みが少ないのはこのためです。特に軽量のハイパフォーマンスボードと比べると、デッキの凹凸は歴然と違います。

◇カラーの多くは、「ティント:透明感のあるインクのような樹脂カラー」と「ピグメント:不透明なペンキのような樹脂カラー」を使用しています。エアブラシのボードに比べ、質感が豊かで、長年ご使用になっても高級感が損なわれないのも特徴です。

◇乗り味の特徴は「最速のテイクオフ」と「思った以上によく動く」という感じです。
ボードは重量感があり、幅が広いので、パドリング時に横揺れが起きません。また、ボトム面がフラットなので、非常に早く進み、テイクオフできます。この感じは、おそらく同じ長さのボードであれば、「5〜10メートルくらい後ろからテイクオフできる感覚」です。ボードの特徴は色々ありますが、このテイクオフの感覚は、必ず皆さんに感動を与えると約束できます。


また、多くの皆様は、「テイクオフ重視で幅広いボードは動きにくい」と思われがちですが、ウェーバーのボードは重量があり、レールが薄いので、すごくスピードが出やすく、オートマチックに加速する感じです。自転車に乗ったとき、ゆっくりノロノロと走っているとハンドルも切れませんが、スピードが出てくると、簡単に曲がれ、ハンドルから手を離せるほどに安定するのがわかると思います。ウェーバーのボードは、まさにこの感覚です。シャカシャカとアップスンをしなくても優雅に加速し、大きくターンを切れ、ノーズライディングも楽々・・・これがウェーバーの特徴です。


◇ひとつの難点といえば、幅が広くて持ち辛いことです。ついついたくさん乗りすぎてしまうボードなので、腕がパンパンになった帰り道では、非常にこたえます。クァンタム以外は女性にもあまりお勧めはできない程のボリューム感があります。


以上、出来るだけ深く・濃く書いてみましたが、また何か思いつきましたら、思いつくままに加えていきたいと思います。
ウェーバーの各モデルにつきましては、パフォーマー、スタイリスト、クァンタム、フェザー・ファストバックを予定しておりますので、ご期待ください。


次回は、『Harbour(ハーバー)』の予定です。