シーコング店長ブログ

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EPSリペアについて


こんにちわ。成城店の櫻田です。
クラークフォームの閉鎖以来、業界ではいろいろな試行錯誤が繰り返されています。その中で注目されているのがエポキシ樹脂を使用したボードが見直されてきている事です。エポキシ樹脂を使用したボードは一部のファクトリーで20年以上前から開発されていました。シーコングにもハーバーからEPSのボードが入荷しています。エポキシのメリットはボードが軽く出来上がる事と、強度がポリエステル樹脂に比べて強い点や、スタイロフォームがウレタンフォームに比べて水を吸収しにくい等でした。
しかしボードをリペアーする際にはワックスをはがしてから取り掛かりますが、ワックスをリムーバーで、おおまかに取ってワックスクリーナとかリムーバーと呼ばれる溶剤で拭くのですがワックスを拭き取る溶剤にはいろいろな種類があります。一般のボードにはOKでもエポキシを使ったボードには不都合な溶剤もございます。各社いろいろな溶剤(クリーナー、リムーバー)を販売しています。カーボンボードなどでエポキシを使用しているボードは、発砲スチロールが溶ける溶剤を使用しますとボードの表面がただれてしまいます(溶けます)。モールドの板も中は発砲スチロールのフォームなので中に染みると溶けてしまいますのでご注意ください。
リペアーも同じで一般のリペアーキットでエポキシを使用したボードをリペアーしないでください。エポキシ溶剤を使ったリペアーキットを是非お使いください。一般のリペアーキットの樹脂でもエポキシのボードは溶けます。知らずにリペアーしてしまって失敗をする前に、ぜひご相談ください。

ボードのメンテナンスをバッチリして気持ちよく春を迎えましょう。