シーコング店長ブログ

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アブストラクトカラー、アンヒンジドチキンファット

こんにちは中山です。

 

アンヒンジドから出たニューモデル、チキンファットをピックアップしてみたいと思います。

 

チキンファットはアンヒンジドのボードが難しいというお客様の声から生まれた

誰もが「とてもサーフィンを楽しむことができるボード」

として生まれたモデルです。

 

スペック

長さ9'6ft、幅23 1/4(59センチ)、厚み2 15/16(7.4センチ)、重量8.5kg

 

アンヒンジドのボードの中では幅が一番広いモデルです。

しかしボード幅が広くなりすぎるとコントロール性能を失ってしまいますが、その弱点をダイヤモンドテールにしたことにより、スクエアテールよりコントロールがしやすくなっております。

 

レールは薄すぎず分厚すぎずで程よい感じの50/50レール

 

テール

 

センター

 

ノーズ

 

 

ノーズライディングの際に優位に働くノーズコンケーブは深すぎず、テイクオフの妨げにならない程度に入ってます。

 

ボトム形状はレールにかけてそこまで落とし込まれておらずフラットな面が多く安定しやすい形状になってます。

 

ノーズ付近

 

センター

 

テール

 

テールエリアはコントロール性能を加味してラウンドしております。

 

テールエリアは丸みを帯びているので、ボードが傾けやすくなっていますが、ノーズにかけてフラットな面が多く前に歩けば安定感があり安定したノーズライディングが可能となります。

 

デーンピーターソンによる考えられたこのチキンファットはとってもユーザーフレンドリーなボードとなっています。

 

このボードのお問い合わせはこちら

 

お問合せお待ちしております

 

シーコング東京江戸川店 中山

 

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こんにちは。

大阪店の中野です。

 

ひさしぶりにここ大阪店にもファットキャットのオリジナルアブストラクトカラーが届きました。

いつ見てもインパクトがあり、今やこのカラーリングだけでもロビンのボードであるとすぐに認識できるはずです。

 

 

そもそもアブストラクトとは??

 

はい、日本語にすると"抽象画"の意となるようです。

 

"抽象画"とは具体的な対象、実在するものを対象とせずままに、色や線、形などで表現する絵画作品です。

 

反対に目の前にある実在する人物、風景などの作品は"具象画"と言います。

 

 

20世紀初頭から生まれた手法である"抽象画"は一口に言っても様々な手法があるようですが、『キュビズム』、『純粋抽象絵画』、『新造形主義』、『アクション・ペインティング』などなど、定義としては諸説様々あるようです。

 

1907年「アヴィニョンの娘たち」

 

こちらの作品はあのピカソの作品です。

 

キュビズムと呼ばれる手法で、抽象画の起源と言ってもいい作品だそうです。

 

今となってはこのような絵画は珍しくもないかもしれませんが、本来私たちが目にするものとは違い、リアルとはかけ離れたような描写は当時多くの方たちを驚かせたようです。

 

これ以降も抽象画は様々な芸術家によって様々なスタイルが生まれていきました。

 

 

いろいろ調べてみると、ロビンが手掛けるクリームファットキャットのアブストラクトカラーはこの手法なのではと感じました。

『アクション・ペインティング』

 

第2次世界大戦後の1940年代後半から1960年代に欧米で広まった手法で、絵の具を垂らしたり飛び散らしたり汚しつけたり叩きつけたりする様式美です。

 

これはこの行動(アクション)自体が強調された絵画の形式だそうです。

『アクション・ペインティング』は1952年にアメリカの美術評論家である、ローゼンバーグ氏が初めて使った言葉となり、ニューヨーク派の画家や評論家の間ではこれをきっかけに抽象表現の作品に対する変化が起こったそうです。

 

 

アクション・ペインティングにも様々な見方があるようですが、ローゼンバーグ氏は作品物そのものよりもむしろ、創作という行為や創作の過程にこそ芸術性があるという見方をしているようです。

 

あくまで評論家の意見ですが、当の画家たちは実際どうだったのでしょうか?

 

 

やり直しの効かない、ライブ感あふれる表現方法は絵の具の赴くままに、人間の無意識化でのアート表現の一旦ではないでしょうか?

 

正に一発勝負であり、サーフボードで言えばラミネーターのセンスが非常に問われるところです。

 

同じカラー(この場合はブルー、レッド、イエロー)を使ったとしても、カラーレジンの量、カラーレジンを垂らす場所、カラーレジンをまき散らすのか否か、また色がどのように重なり合うのか、正にライブ感あふれる表現方法です。

アブストラクトカラーのサーフボードはこれまでにもたくさん入荷してきていますが、使っているカラーは一緒でも絶対に同じボードはありません。

 

1本1本絶対に違うのです。

 

もはやこのボードはアート作品と言っても過言ではないのかもしれません。

 

どうぞ唯一無二のサーフボードをぜひ実際に手に取ってご覧ください!!

9'4ft ファットキャット/FatCat FC706

クリアー、オリジナルクリームアブストラクトボトム&レール、ダブルダークウッドストリンガー、ボランクロス、ウェイブパッチ、ポリッシュフィニッシュ

クリエイト&デザイン by ロビンキーガル



9'6ft ファットキャット/FatCat FC710

クリアー、オリジナルクリームアブストラクトボトム&レール、ダブルダークウッドストリンガー、ボランクロス、ウェイブパッチ、ポリッシュフィニッシュ

クリエイト&デザイン by ロビンキーガル

 

どうぞ本日もご来店お待ちしております

シーコング 大阪店 中野