藤沢店の田中です。
お客様より「ロビンキーガルの動画を見つけたよ」と教えていただいたので、ご紹介させていただきます。
これは先月、スペインで開催された「FERROLOG」というシングルフィンボードのイベントに招待された時のライディング映像です。
ロビンはこのイベントにスペシャルゲストとして招待され、エキシビションサーフィンをしたり、シェープを披露したりしたようです。
「FERROLOG」のインスタグラムの中で“古典的なサーフボードを再解釈してエネルギーに満ちたスタイルに変えている”と紹介され、「ショートボードに未来がないように、クラシックロングボードにも未来はない」と言ったある人の発言を、ロビンキーガルは覆した、というようなことが書かれています。
カリフォルニアのラミネート工場では「三歳児」と評され、地球の裏側では天才のように称えられるロビンキーガルですが、シーコングでも彼のボードについての問い合わせは後を絶ちません。
現在、ロビンキーガル自身はシェープをほぼ休止しています。そしてその代役としてシェープを任されているのはサーフィン大国オーストラリアにおいてその名を響かせるカイエリスフリントです。
以前「ボードの形だけを再現するだけではダメなんだ。なぜそのボードがそのようにシェープされたのかということを歴史を追って解釈しなければ、そのボードのことを本当に理解しているとは言えない。だから当時のカルチャーなどすべてを理解しないといいボードは作れない。興味についてフォーカスを深めることが重要だ」とロビンは語っていました。(何度も何度も、よく語ります。「その話はもう聞いたことがあるよ」と、私は気が弱いので言えませんが)
そんなロビンのお眼鏡にかなったカイエリスフリントのライディングをご覧ください。
サーフィンが国技ともいわれ、サーフィンをスポーツとしてとらえることが多いオーストラリアにおいて、このスタイルはまさに1960年代のノスタルジーを感じさせるクラシックスタイルそのものです。(巷でよく言われるアグレッシブなオージースタイルではありません)
「ロングボードはこうやって楽しむ」と言わんばかりです。まさに教科書的なライディングです。
そのカイエリスフリントがシェープしたボードが近日、オーストラリアから届きます。
すでにクリームのボードでその品質は折り紙付きですが、ガトヘロイ by カイエリス も非常に楽しみです。
今回は計17本の入荷となります。
★デスダガー
元々はロビンが盟友アレックスノストのために開発した究極のピボットターンモデルと言われるハイスピードノーズライダーです。
ノーズライダーと言ってもポイントノーズのこのボードでノーズライディングをするのは至難の業ですが「ボードが速ければノーズライディングはできる」という彼らの勢いが詰め込まれています。
ロールされたボトムによってまるでショートボードのような動きができるのも特徴的で、現在発売中の雑誌「NALU」でも、ロビン自身が“マジックボード”と自賛するほど、他に類を見ない完成度です。
★プレイピッグ
1960年代から70年代初頭のトランジション期のボードを再現することが多いロビンですが、このプレイピッグは「1950年代の古典的なベルジータイプのピッグをロビンキーガルが再現したら」という命題に添ってシェープされました。
余分な性能は持たせず、ただただカジュアルなトリム&グライドを純粋に楽しむことにフォーカスされていて、シングルフィンロングボードの神髄を味わえるボードとなっています。
★スムースオペレーター
ブランド開始時より長年にわたり作り続けられているロビンキーガルが最も愛するクラシックピンテールピッグです。
上記のプレイピッグと同じ“クラシックピンテールピッグ”ながら、その内容はまったく異なり、最大幅のポイントを一歩前に進んだ時の振り落とされるようなスピードは異次元のものです。
スピーディにカジュアルにトリム&グライドを満喫できる他に類を見ないロビンキーガルならではの完成を感じられ、「初めてのガトヘロイ」に最適のボードです。
気になるボードがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
皆様のお問い合わせ、お待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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