こんにちは。
大阪店 中野です。
大阪店オススメのステップデッキモデルのご紹介です!!
はい、クリームカリフォルニアンです。
※現在フリーのクリームカリフォルニアンはこの1本のみとなっております!!
ロビンが提唱するカリフォルニア正統派ノーズライダー。
ノーズコンケーブを一切排除し、デッキが薄く削られたステップデッキ形状となっています。
オーストラリアのガトヘロイライダー、カフーとカイによるカリフォルニアンのライディング動画です。
カリフォルニアンはノーズライダーのカテゴリーとなりますが、デビッドヌヒワのノーズライダーに代表されるような深いノーズコンケーブを一切排除し、ボードのスピードが増幅することによりボードを安定させ、さらにデッキが薄いステップデッキ形状になることによりボードコントロールを容易にします。
また、ノーズライダーに多く見受けられるこのようなノーズコンケーブ
ノーズライドの際にはノーズ部分ががリフトするため、ノーズライド時にボードを常にいい位置にキープしてくれますが、
実際はパドルの際にもノーズが起き上がってしまうため、ボードにブレーキがかかりテイクオフの妨げとなってしまいます。
ノーズライダーと称される多くのモデルは深いノーズコンケーブの入ったモデルが多く、そのボード機能がノーズライディングに限定的とされていますので、テイクオフ性能やコントロール性を犠牲にした分、ノーズの性能を向上させています。
スローなサーフィンを嫌うロビンはこの抵抗を生み出す要素を排除して、ボトムがフラットでスピードが増すことによりボードが安定する、それがノーズライドを容易にするという発想です。
また、ノーズライドだけに捕らわれない、自由な発想でサーフィンを楽しめるように作られたモデルです。
スピードが増すことによりボードが安定するということは、例えば不安定な2輪の自転車でもスピードがついてしまえば、安定して自転車に乗ることができるのと同じように、スピードをつけることによてノーズライディングが安定するという発想となります。
また、ノーズが軽くなることにより、コントロール性も飛躍的に向上させていますのでノーズライドだけに特化したモデルではなく、オールラウンドに楽しめるモデルです。
現在大阪店には同じステップデッキモデルでも、ハーバーのチーター60がございます。
ステップデッキ、チーター60の図。
このような構造により、ノーズライドの際はノーズがしなり、またテールが波でロックされるため、ボードをよりフラットに保ち、無駄な水の抵抗を生まずにスピードに乗ったノーズライディングが可能です。
現在オススメのステップデッキモデルを並べてみました。
左 クリーム カリフォルニアン 右 ハーバー チーター60
同じようなアウトラインとなっていますが、印象としては、カリフォルニアンの方がレールが薄く、よりスピードとコントロール性に特化したモデル。
チーター60の方が、レールが分厚く、より浮力たっぷりなテイクオフの速そうなモデルです。
ステップデッキ部分は、チーター60の方がはっきりとしており、深いように見えますが、ノーズの厚みがチーターの方があります。
カリフォルニアンは薄いステップデッキ構造です。
水切りのよいノーズライン
テール幅はほぼ一緒です。
ノーズロッカーはカリフォルニアンの方が少し
レールはロビンらしいシャープなレール
レールはハーバーらしい分厚いレール
●ロビンの才能を肌で感じ取ることができる、スピードを兼ね備えた最高のノーズライダーカリフォルニアン
●歴史的な名作が現代に復活したステップデッキの王様チーター60
ノーズライダーでありながら、ノーズだけにこだわらず、シングルフィンロングボードの爽快なスピードに乗ったグライド感、軽快なコントロール性を求めるのであれば、ステップデッキは最高の選択です。
オススメのシングルフィンロングボードです。
インディゴブルーピグメントボトム&レール、スカイブルーティントウェイブパッチ、ボランクロス、ダブルブラックピンライン、インディゴブルーフォームTバンドストリンガー、ポリッシュ
フィニッシング by ウォーターマンズギルド
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【ボード説明】
長年親しまれてきたクリームのノーズライダーモデル「キュイエール」をフルモデルチェンジした最新鋭のノーズライダーです。
従来のノーズライダーの欠点であった動きの悪さはすでに過去のチープデート、キュイエールにて克服されていましたが、今回の「カリフォルニアン」は、ボトム形状はまさにガトヘロイ並みの無抵抗感を採用し、ボードを滑らかに加速させます。
現在の主流である波のボトムでもノーズに足がかけられるようにノーズは若干ポイントを残しながら狭められています。
レールも従来のノーズライダーのようなラウンドしたフルレールではなく、シャキッと気合の入るいい感じのシェープさを残しています。
ボリューム的に『ファットキャット』より小さくなるので、女性の方にも大変乗りやすいボードです。
ロビンの才能を感じられる至極のボードです。
クリアー、パラレルシダーストリンガー、フォームテールブロック、ポリッシュフィニッシュ
フィニッシング by ウォーターマンズギルド
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【ボード説明】
数あるチーターモデルのなかでも、リッチの審美眼で選ばれたハーバー所有のオリジナルチーターからディテールを抽出し、幅とステップデッキの長さに改良が加えられたステップデッキの王様が再び蘇りました。
チーターと言えば、今から約15年前に発売されたクラシックロングボードのバイブルとも言われるNALUの60年代特集の別冊で、数ある名作ロングボードの中でも、唯一見開きページに掲載された伝説の”ステップデッキ”ロングボードです。
1965年頃には様々なサーフボードデザインのアイデアが飛び交っていました。
ステップデッキはノーズライディング時のしなりによってデッキを直線にし、ターン時にはノーズを軽くするという理論がありました。
それはウソみたいに良く機能しました。こうしてチーターモデルが生まれたのです。
1966年のワールドサーフィンチャンピオンシップでは、当時ハーバーのライダーであったスティーブビグラーがチーターモデルを使い4位となりました。
チーターモデルはハーバーのラインアップの中でも伝統的なデザインの一つとして、興味深いことに(多くのバックストーリーがありますが)1966年以来何十年にもわたり製造したりやめたりを繰り返しています。
たくさんのご要望をいただいて、60周年を記念して再びチーターモデルを復活させました。
~チーター60の紹介~
私達が所有している魔法のようなビンテージチーターの寸法とディテールをこのモデルに注ぎ込みました。
しかしながら、オリジナルチーターの長いステップデッキはパドル時に問題があることを感じました。
スクープの端がパドリング時に胸にすっぽりと入ってしまうので、この問題を解決するためにステップの長さを少し短くしました。
そしてアウトラインの幅を広げることで元のステップデッキのデザイン機能の完全性を維持しながら、パドリングとライディングのバランスを良くしました。
こうして新しいチーター60モデルに精巧な魔法をかけました。
それでは本日もご来店お待ちしております