こんにちは。
大阪店 中野です。
今年60周年を迎えているハーバーを代表するモデルのひとつがバナナモデルです。
63年に生まれたバナナモデルは、年代に応じて形が変化していきながら、現在も発売されている人気のモデルであります。
ロングボードしかなかった時代の、クラシックな当時の風合いを味わえるモデルとしては'66バナナモデルが現在でも入手可能なモデルです。
1966年と言えば、サーフィンのワールドチャンピオンシップでハーバーのボードに乗った”ジョックサザーランド”が2位。
”スティーブビグラー”がハーバーのチーターモデルに乗り4位の順位に輝いた年であります。
60年代当時の一世を風靡したバナナモデルは、フラットなロッカーで細身のアウトライン、これでもかというぐらいどでかい”ベースボール”レールは、現在のバナナモデルのようにモダンにチューンナップされたものではなく、当時の風合い、空気感を残したリアルクラシックなボードです。
当時バナナモデルを愛用していたサーファーとしてはRich Chewが有名です。
現在、藤沢店に1本だけ在庫がございます。
66年当時の雰囲気を現在でも感じることができる復刻版です!!
リッチお手製のウッドフィンがたまらないリアルクラシックボードです。
●ブランド:ハーバー
・モデル:66バナナ
・サイズ:9.5ft
・フィン:シングルON
・品番: 31810
・価格:¥298,000(税込)
・送料:無料
ブルーティント、ウッドDフィン
フィニシュ by ウォーターマンズギルド
現在のハーバーバナナモデルは時代とともにさらに変化しています。
1963年に誕生しましたので、今年で”56年目”となりますね。
ちなみにモデル名”バナナ”の由来は、黄色のピグメントカラーで色づけされたバナナモデルが、当時のスタンダードより極端にノーズロッカーがついていた為バナナのように見えたという逸話であります。
当時の主流であった最大幅22インチの強の最大幅を、現代でも受け継いだ細身のシングルフィンです。
細身であれば、初速がつきやすくパドルの漕ぎだしが速いのが特徴です。
特に女性にもオススメで、腕が回しやすく、パドルも楽ちんです。
細身のボードは、スピードに乗りやすく、スピードに乗ることによって安定感を増していきますが、スピードに乗っていない状態であればふらついてしまい、ペタンっとこけてしまいます。。
それを解消するために、バナナモデルは分厚いレール形状を採用しています。
このレール形状により、レールが海面に沈みこまず、ボードがしっかり浮いてくれるため、しっかりと安定感を保ちながらサーフィンを楽しむことができます。
また、テール付近のレールにはエッジが施されていますので、センターのレール形状とは逆に、このエッジ部分が海面にかみやすく、少しボードを傾けるだけで軽いターンを可能とします。
シングルフィンモデルでありながら、ものすごく操作性の良いボードであります。
ピッグのターン性能とはまた違う、よりモダンで、効率の良いボード設計となっております。
現行のバナナモデルはいわゆるオールラウンダーモデルの位置づけとなります。
パドルスピードはそこそこに、ライディングの速いスピード感と軽いコントロール性能を実現したオールマイティーなシングルフィンロングボードです。
少し幅の狭い、オールラウンドなシングルフィンロングボードをお探しの方に、また女性の方にも特にオススメのモデルです。
●ブランド:ハーバー
・モデル:バナナ
・サイズ:9.2ft
・フィン:シングルBOX
・品番:31952
・価格:¥234,000(税込み)
・送料:無料
クリアー、Tバンドストリンガー、テールブロック
グラッシング by ウォーターマンズギルド
●ブランド:ハーバー
・モデル:バナナ
・サイズ:9.6ft
・フィン:シングルBOX
・品番:31754
・価格:¥231,000(税込み)
・送料:無料
ライトブルーティント、3/8インチレッドシダーストリンガー
フィニッシング by ウォーターマンズギルド
●ブランド:ハーバー
・モデル:バナナ
・サイズ:9.8ft
・フィン:シングルBOX
・品番:31766
・価格:¥248,000(税込み)
・送料:無料
オールドボードティント、ホワイトピグメントバンド、Tバンドストリンガー
フィニッシング by ウォーターマンズギルド
オススメですので、どうぞ店頭にてチェックしてみてください!!
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はい、話は変わりまして、こんなことを、、、
シーコング大阪店中野によるブログ不定期企画
”ジャズ初心者”中野”による初心者のためのジャズ入門編”を不定期で書いていけたらと思っております。
昔っから音楽がずっと大好きなので、たまにブログでチョコっと音楽ネタを書いていたのですが、最近はもっぱらジャズジャズジャズ♪にすっかりハマってしまいましたので、色々とご紹介できたらな!?と思い不定期で書いていきたいと思います。
もしご興味ございましたら最後までお付き合いくださいませ💦💦
すっかりハマって聞き出してから、まだ5~6年ぐらいですが、何となーーくジャズのフリーで即興性の部分と、サーフィンの自由なゆるい感じが似ているなと思いつつ。
歴史の長い音楽ですので、奥が深すぎますが、好きな年代は50年代後半から60年代。
いわゆるジャズの巨人と呼ばれる人たちが活躍していた時代です。
ということで、
☆”ジャズ初心者中野による初心者のためのジャズ入門編”☆
の第1回はこの人
はい、『ジョンコルトレーン』
ど~んっ!!
(1926年~1967年)
ジャズ界では、超が付くほどの有名なサックス奏者です。
テナーサックスをメインにアルトサックスやソプラノサックスなどの名演を数多く残したジャズの巨人です。
チャーリーパーカーの確立したビ・バップを、ハード・バップと呼ばれるまで高めていき、モードジャズ、フリージャズへと傾倒していきました。
短い活動期間にも関わらず、200枚を超えるアルバムを世に出しました。
20代は全くの無名アーティストでしたが、徐々にマイルスデイビスやセロニアス・モンクなどと共演を重ねていき、30代にも差し掛かるころには、第一線で活躍するジャズ界屈指のサックス奏者となります。
現在でも、コルトレーンの愛好家は世界中に数多の数ほどおり、最近でも未発表音源が発売されるほどの人気のアーティストです。
そんなコルトレーンの個人的なオススメアルバムはこちらです
『Giant Step』1960年 アトランティックレコード
まだジャズを何気に聞き始めていたころに、何となくジャケ買いした思い出深いアルバムです。
とにかく1曲目のタイトルトラック「Giant Step」からコルトレーン節全開です。
これでもかと速いパッセージを吹きまくり、時に力強くブローしながら、時に一瞬のタメを効かせて、さらにさらに疾走していく物凄いテイクです。
ベース、ドラム、ピアノとの掛け合いがまた絶妙で、互いが互いを牽制していきながら烈火の炎のごとく終盤まで駆け抜けていきます。
また、当時のこの録音の空気感もたまりません。
音の空間、広がりがめちゃくちゃクリアーなので爆音で聞いても刺激的です。
個人的にはとにかく度肝を抜かれた演奏でしたので、
第1回は『ジョンコルトレーン』 『Giant Step』でした!!
1曲目『Giant Step』
7曲目 『Mr.P.C』
ではまた第2回はいつの日か!!
それでは本日もご来店お待ちしております。
シーコング大阪店 中野