藤沢店の田中です。
海の向こうカリフォルニアのマリブでは先程まで「relik」というサーフイベントが開催されていました。
これはWSL主催の「ハイパフォーマンスロングボードコンテスト」やVANS主催の「シングルフィンロングボードコンテスト」を合わせたようなイベントで、ハイパフォーマンスロングボードとクラシックシングルフィンロングボードを明確に分けながらも、一緒に楽しもうという試みです。
先日来日したVANSのディレクターのノーランホールも今年は中国で、そして来年は日本でもぜひ「ダクトテープインビテーショナル」を開催したいと言っていましたが、日本国内でもこのようなイベントがたくさん開催されればと願っています。
ファイナルに出場していたジャレッドは残念ながら最後の1本で地元のチャドマーシャルに逆転され2位となりましたが、今回はダクトテープでの最多優勝を誇るジャスティンクィンテルと1ヶ月前のスペインでのダクトテープを制したアンディネイブルズを抑えての2位なので、誇り高き2位と言えるでしょう！
8：09：30ころから、「クラシックファイナル」がご覧いただけます。
⇒ジャレッドのような異次元サーフィンを可能にする、サーファビリー by ジャレッドメル はこちらから！
話は変わりまして、こちらをご覧ください。
これらのボードはシーコングの20周年記念のために作られたウェーバーとハーバーのリミテッドボードです。
リッチハーバーは長年抱える首の持病を抑えながら、彼の人生の総決算ともいる取り組みをしてくれました（長女のメリッサがそう語っていました）。
このボードはたまたま今年の1月カリフォルニアを訪れた際、古い写真を見つけ出し、20周年記念モデルにふさわしいということで作られることになりました。
オレンジの部分は色付けをしたものではなく、圧縮したオレンジ色のフォームで、ストリンガーはウェッジ形状のバルサをレッドシダーでサンドイッチしたものです。
これらを8オンスのボランクロスでラミネートし、これまたリッチによる手作りの南洋の硬木を利用したゼブラフィンを取り付けてあります。
すでに数名の方から同じものをご希望いただきましたが、“限定品”ということでお断りさせていただいております。
ウェーバーの方は、代表的モデルである『パフォーマー67』で、ブランドカラーでもある黒のピグメントでホットコートし、同じく8オンスのボランクロスでラミネートした後、寄せ木によるウッドのハチェットフィンを装着しています。
またボトム面のロゴは当時のオリジナルカラーである黒い文字とこだわっています。
シーコングではロビンキーガルのガトヘロイ＆クリーム、アレックスノストのＢＭＴ、ジャレッドメルのサーファビリー、そしてトロイのエルモアサーフボードなどカリフォルニアのメインストリームサーファーのブランドを扱い、なおかつ彼らのパフォーマンスが素晴らしく、各メディアでも取り上げられるため、どうしても彼らを取り上げることが多くなってしまいます。
しかし、これらのボードを見ると「やはりリアルクラシックもあなどれない」と思ってしまうのです。
またまた話は変わりまして、先日のブログからさらに最新作のガトヘロイがインスタグラムにアップされていました。
ここのところJAPANカスタムを中心に精力的にボードをボードを作っているロビンですが、もはや他の追随を気にする必要もないくらいの完成度の高さが写真からでも伺いしれます。
この週末の入荷予定もほぼ完売に近づいていますが、ロビンのボードはますます限定的になりますので、気になるボードがございましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。
シーコング
田中
